こんばんは
今朝、北の方に向かって渡り鳥と思われる鳥の群れが「V」字になって飛んでおりました。それを見て「春が来たか・・・」と思いましたが、やはり寒いですね。渡り鳥が昨日の暖かさを「春の到来」と勘違いして北上して、越冬に失敗などということがないように祈っています。
さて、本日は昨日書いた記事の延長のようになりますが、週刊文春の記事を紹介します。
原因は医師不足ではない! 全国に広がる小児科診療休止
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120208-00000002-sbunshun-soci
週刊文春 2月8日(水)12時10分配信
「理由は小児科医確保の見込みが立たないから。釧路労災病院や盛岡市立病院、八代総合病院など、同じ理由で小児科を休止する病院は全国に広がっている」(一般紙記者)
ここまで医師不足が深刻化しているのかと思いきや。
「医学部の入学定員が増員されていて、医師の数自体は急増しています。また、小児科医の数も98年には一万三九八九名だったものが、10年には一万五八七〇名に増加しています」(厚生労働省 大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課保健統計室)
ではなぜ、休止に?
「小児科が休止されるのは地方病院が多い。これは、若い医師は都会で働きたがるからなんです。たとえば二十歳代の医師数(10年)を見ると、五都府県(東京・神奈川・愛知・大阪・福岡)の病院では98年と比較して二五%以上増えています。ところが、それ以外の道府県では一〇%近く減少している。また、五都府県以外の出身の研修医を対象にしたアンケートでも『医師不足地域での従事を希望する』と答えた人の割合はわずか九%でした」(同前)
小児科以上に深刻な状況にある診療科もある。
「産婦人科医や外科医の数は減少しています。特に外科医は98年と10年を比較すると三〇%以上の激減」(病院経営コンサルタント)
なぜ、この二科なのか。
「ひとつは激務。産婦人科はいつお産が始まるかわからず、プライベートの時間が持ちにくい。また、外科は手術時間が長く精神的にも肉体的にも厳しい。もうひとつは訴訟問題。産婦人科と外科は生死に関わる治療が多く、訴訟を起こされる可能性が高い。学生はこれらを嫌がります」(国立大学医学部教授)
逆に人気の診療科は?
「皮膚科と美容外科です。皮膚科なら時間外に救急患者が運び込まれることも、命に関わる治療も滅多にない。また、設備投資の額も少なくて済む。美容外科は基本的に自由診療ですから儲かる。そのせいか、98年と10年を比較すると美容外科の医師数は二・五倍になっています」(前出・病院経営コンサルタント)
“医も算術”極まれり。 (岡崎博之)
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皆様はこの記事を読んでどう思われますでしょうか?
昨日書いた(週刊ダイヤモンド:医師の秘密に関しての感想)ように90歳以上もカウントしているんだから、医師数が増えて当たり前である。平均寿命を考えてほしい。もっとも、医師の場合平均寿命まで生きていないかもしれませんがw

小児科医が14000人ほどいたのが12年後に16000人まで増えているのに、医師不足が騒がれる理由・・・。いつも書いていますが「やること、できることが増えてきたから」とです。助けられる子供が増えてきたからです。そして説明する時間も増えてきたから、一人の医師が同じ量の仕事をこなすために使用する時間ははるかに増えてしまったからです。
厚生労働省の大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課保健統計室の担当者が悪いのでしょうけど、20代の医師に質問すれば「よい研修先」がある地域に行くに決まっている。馬鹿じゃないか、この記者は。
それをわかっていて答えている「厚生労働省 大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課保健統計室」が一番悪いが、そのまま書いてそれに気が付かない記者も悪い。地方の病院など「指導医」が不在、もしくは忙しすぎて始動できない病院にいってどうする(笑
研修医に対する質問も「医師不足の地域での研修を希望する」という書き方だったら、普通は嫌だと答える。理由は忙しいからではなく、指導する医師がいないから。忙しいのはその時期の小児科医希望だったら喜んでいくだろう。小児科を選んだ研修医・医師が忙しいのに辟易するかと言えばそうではない(多少するかもしれないが、忙しいのは覚悟している)。今の状況で指導医なしで診療しても「医師としての能力を向上させられない」し、「訴訟のリスクが上昇する」からに決まっているだろう。
本当に馬鹿だろうか…この記者と厚生労働省 大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課保健統計室は。何故わからないのか・・・・orz
厚生労働省 大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課保健統計室は「わざと」かもしれませんが
珍しく「悪口」を書いてしまいましたが、そんな記事です。
血液内科医として一言申したい。循環器内科だっていつ「心筋梗塞」とかが来るかわからないし、消化器内科だっていつ「吐血」の患者が来るかわからない。僕ら血液内科も「入院患者の急変」は日常茶飯事で、いつ起こるかわからない。
十分な医師数がいて、チームを組んでいるならともかく…不十分な数の医師数で「プライベート」が持てるはずは他の診療科でもあるはずがない。外科医や手術をする医師が大変なのはよくわかる。しかし、手術時間が長く、精神的・肉体的に疲れるといわれると「ちょっと待て」と言いたい。他の内科系の診療科が肉体的にも精神的にも疲れないというのか?
そういうつもりではないと思うが、我々も常に「死」と隣り合わせの白血病などの血液腫瘍の患者さんと闘い続け(早く病院に戻りたい)、家族も含め常に対応している。はっきり言うが精神的にも、肉体的にも休まる暇はない!
もうひとこと言わせていただきたい。僕は「命と向き合う」選択肢をしているが、命と向き合いたくない…というのは悪いことだろうか!
命と向き合い続けるストレスをこの記者はわかって書いているのだろうか?
大勢の患者さんを看取り、それでも一人でも多くの患者さんの命を救いたい(と書くのは嫌いなんですが、助けになりたい)と考える医師もいれば…例えば整形外科で「患者さんのこの機能が治れば、患者さんはもっと幸せに生きていける」とQOLをよくしたいと頑張る医師もいる。
QOLをよくして、患者さんに幸せに生きてもらいたいと考える医師を否定するのか!
僕はそういいたい。
皆様はどう思いますか?
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。













ブログ内で書かれている↓
『はっきり言うが精神的にも、肉体的にも休まる暇はない!』
の気持ちもわかなくはないです。しかし、家族も同じなんです。休まる暇はないんです。寝ていても常に神経は休んでないんです。24時間張りつめていて休む暇なんかないんです。自由な時間なんて作れないんです。自分が医者に掛かりたくてもかかれないです。ご自分ばかり大変みたいな感じに書かれていますが、要は、患者の立場にたって何も考えていらっしゃらないからこういう言葉が出てくるんですよね。嫌なら医者を辞めてください。患者さんや、そのご家族の方がお気の毒です。
医者という職業を選んで、この科を選んだのはそれなりの覚悟がおありの上でですよね?
患者は、医者のモルモットではありません。人間です。人です。気持ちがあるんです。馬鹿にするのもいい加減にしてください。
しかしながら、医療従事者が常にその状態であれば、倒れてしまうのではないでしょうか?なにしろ、受け持ちは1人ではないのですし。
だから、医師数の増加を必要と訴えてらっしゃるのだと思います。増えることで、患者さんお一人お一人に、またご家族にも配慮した医療を提供できるようになっていくのではないのでしょうか。
また、自滅さんが具体例として、おっしゃっていたように医療機関に魅力(教育面など)があれば、人が集まるので、医療機関の努力で患者にとっても還元される医療になると私は思います。
こんばんは、コメントありがとうございます
教育体制に関しては最も重要だと思います。この中でも書いておりますが、教育体制さえしっかりしていれば、医師不足の地域でも医師は集まってくると思います。
全くその通りだと思います。
また、コメントいただければと存じます
>患者の家族さん
こんばんは、コメントありがとうございます。
患者さんの家族は大変ですよね。僕も一緒に泊まり込むようにしていたので良くわかります。
また、患者さんの家族の大変さを完全に理解できるかと言えば、想像でしかないというところは大変もうしわけなく思っております。
勘違いされているのだと思いますが、
『外科医が手術時間が長く、精神的、肉体的にも休まる暇がない』ために医師が集まらないということに関して、内科医の立場として比較して書いています。
患者さんの家族や診療の話とは違いますよ。
そういう意味で患者さんをバカにしたこともなければ、ご家族をバカにしたこともありません。もし、僕の態度がバカにしているということであればもうしわけなく思いますが、もう一度記事を読み直しても患者さんをバカにする内容とは思えないのですが。
僕がもし患者さんをモルモットのように扱っているのであれば、医師をやめるのは構いません。僕はそういう医療従事者を望んでいませんし、自分がそういう医療従事者であるならば自分自身を否定せざるを得ないので。
もし、よろしければ他の記事なども見ていただいてもよろしいでしょうか?その上で僕はやはり患者さんを「モルモットのように扱っている」とおっしゃられるのであれば、もう一度そのコメントをいただければと存じます
今、大変な時期なのだと思いますが、お体など気を付けて看病等に当たられてください。
また、コメントいただければと存じます
>ゆみこさん
こんばんは、コメントありがとうございます
患者さんのご家族が気持ちが休まるとは思いません。自分らでいうのもなんですが、血液疾患をはじめ、命にかかわってくる疾患と闘っている患者さんの家族は辛い時期が続くと思います。
先日も書きましたが、徹夜の状態はアルコール酩酊とほぼ同様の状態です。それがずっと続くことで医療は危険な状態になっています。
ゆみこさんはじめ、僕のBlogを応援してくださっている方々は、僕の伝えたいことがわかってくださっているのだと思いますが、突然来るとそう思われるのかもしれませんね。
僕の不徳の致すところです。
やはりどのような劣悪な記事であっても、あまり悪く書くものではないですね。
教育体制の確立、それはこれからも訴え続けなくてはならないことだと思います
また、コメントいただければと存じます
何様でしょう。
医者が人手がなくて疲れてるというのが悪いのですか?
疲れてるといったら患者さんを馬鹿にしているのですか?
頭おかしいのですか?
医者も人ですよ。
あなたは自分の家族の心配をしていればよいですが,彼はたくさんの人の思いを背負っているのですよ。
助けられなくて,苦悩することがあるのですよ。それも一度じゃない。何度も何度も。
その心労がわかりますか?
どんなに一生懸命やっても,人手が足らないと疲れるのは当然でしょ?
それを患者さんを馬鹿にしていると解釈するあなたの心が醜い。
>患者は、医者のモルモットではありません。人間です。人です。気持ちがあるんです。馬鹿にするのもいい加減にしてください。
どこにモルモット発言があったのです?
自分の妄想だけで書き込むのはやめたらどうですか?
あなたみたいな自己中心的な人のがいるから,医療現場は大変なんですよ。
差し障りなければ、私もどういうふうに、医者のモルモットにされたのか、詳しくお話を聞き問うございます。
何はともあれ、
>>患者は、医者のモルモットではありません。人間です。人です。気持ちがあるんです。
その通りです。
同様に、
>>医者は患者の奴隷ではありません。
人間です。人です。気持ちがあるんです。
そういうこともいえますまいでしょうか。
あなたみたいな家族がいるから、どんどん医者は大病院から離れるのである。
医療崩壊の原因となっているのはあなたのような人間がたくさんいるからなのだ。
「同じコメントでも人により、解釈は異なる」
http://blog.goo.ne.jp/amphetamin/e/55dbf962c85d6096d40d2ff4fe81b25e
「葉隠聞書第1の14」
http://blog.goo.ne.jp/amphetamin/e/2da1c226185d80a40be3c1ece00377be
がタイムリーなのかも?
ある程度の期間このブログを読んでいる人は
「アンフェタミンという医者が患者の側で親身になって活動する」
という事実を常識として持っている。(確認しては無いんだけどね^^;)
すると「医師不足の意見」も現場の事実と照らし合わせている部分に
目が行ったりする。
ところが、日々看病疲れでフラフラの人には只のイイワケに
見えたりしたのかもしれない。
ま、それでアンフェタミンさんが揺らぐとも思えないけど
心に軽傷は負ってると思うので、やっぱり、患者の家族さんには
事実に基づいた意見を再度要求したいですね。
「貴方はそこまで意見するほど相手を理解しているのか?」
。。。とはいえ、一時の感情の吐け口にでもなったなら、
それはそれでアンフェタミンさんも本望だったりするかも
しれないし、発言を禁止するような勢いでもないんですよ
私は。。。ですが。
他人に意見するからには、それなりに自分も相手を理解する
努力をしてるんだろうね?って自問自答すべきかもしれない。
勿論それは、患者の家族さんへの意見を言う人も同じなんだろう
けどね。
アンフェタミン先生を非難する前にこのブログ全部読んだか?と聞きたいところでもありますが、まあ、そう言う大人げないことを言って仕方ない。おそらく家族様は尋常でないご苦労の中、なにか手だては無いものかと必死で検索し、ここに行き着いて、みつけた一文のみをピックアップして攻撃の的にした。その勢いで「嫌なら医者をやめてください」と心にも無い事をいったのでしょう。家族の心情は計り知れないほどですが、だからといって過失の無い医師を非難する態度をこうしたネットに書き込むということは世界中の人に意見を発するという事であり、あまりに無防備、稚拙としか言いようが無いです。
天につばを吐けば自分に戻ってきます。
家族様のただならぬお疲れを周囲の人が支えてくれる事を祈るばかりです。
沢山書いても意味ないと思うので一つだけ。
前向きに考えましょうよ。
だれでもみんな死ぬんだから。
皆様、擁護のコメントなどありがとうございます
さしあたり、この件はこれで終了とさせていただきたく存じます。
また、コメントいただければと存じます