医師の地域偏在の解消に役立てるため、厚生労働省は、すべての医師の出身大学や研修先、診療科などを登録したデータベースを構築する。都道府県の担当者が検索することを想定し、都道府県出身の医師の誘致や定着への活用を図る。今年度中の運用開始を目指すという。

 15日に開かれた、偏在対策を話し合う厚労省の医師需給分科会で示された。

 医師は2年に一度、氏名や就業先などを届け出ることが医師法で義務づけられている。データベースは、卒業後に初期臨床研修を受けた施設や、専門医制度で専攻しているプログラムなども一元化して管理する。

 データベースを使うと、卒業してからの年数や、地元にゆかりがあるなど、条件に合う医師を探せるようになる。ビッグデータとして、初期臨床研修の内容と定着率の関係を解析し、研修プログラムの改善にも役立てていく。

 (以下略)

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これについては一言だけ。

もし、全医師をデータベース登録して把握して、「できればあの地方の医師が足りないから、行ってくれないか?」というような制度にすると・・・家庭持ちにとっては厳しいように思われますね。

医師がいない場所は理由があって医師がいないわけです。

とりあえず思いつく理由として以下のようなものを考えます。

1、症例数が少なく、経験や技術を得る機会がない病院や地方

当然ながら若手医師は行きたくないですよね。自分の将来の「基礎」となるところが磨けないわけですから。また、中堅も嫌ですよね。指導医がいなければさらに嫌かもしれませんね、上を目指そうというタイプには。

疲れて少し休みたいのであれば、2人くらいで対応したら良いかもしれませんが、1人医長とかだと厳しいかもしれませんね

2、総合的に様々な患者さんは来るものの専門的な技能は磨きにくい病院

これは人によります。将来的に開業したり、総合内科・家庭医などを目指す人は良いかもしれません。できれば良い指導医がいれば良いかもしれません。ただし、総合内科・救急というのは武器(専門技術)がないと意外とできることは限られますので・・・。

3、地方で家族の同伴が難しい状況

辺鄙な場所の場合、家族などの同伴が厳しい場合もあります。僕は公立でもいいのではないかと思うタイプ(僕はずっと公立なので)ですが、私立の良い小学校、中学校、高校と通わせたいと思っている配偶者であれば、地方には行きたがらないかもしれません。そうすると単身赴任で長期・・・しかも、患者がいるからなかなか帰宅できない。

この場合は最悪、週1などで帰れるような体制をとるくらいは必要があるかなと。そうでなければ絶対行かないですよね。離婚しかねないですよね

4、人間関係が合わない

病院でも地方でもいいですが、人間関係が合わないこともありますよね。たまに人間関係そのものがゴタゴタしている病院もあります(笑

 

5、人数が何れにせよ少なく、疲弊する

少ないところに、1人や2人呼び寄せても焼け石に水だったりします。

 

まぁ、このようにいろいろ考えられることはありますので、無理やり配置するようなことにならなければ良いのですが、今の政府は無茶苦茶しそうなので(笑

 

時間的距離が短くなる形で改善してしまえば、全て解決するのですが。

 

もし、近い将来、すぐに移動できるようなシステムができれば、ほとんどのものは解決しますよね。そっちの方が医師の偏在、云々言っているよりも早いかもと僕は思っています。

例えば「どこでもドア」を作るとか(笑

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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