東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

専門分野はできて当たり前

2017-06-02 00:01:40 | 日記
 ですよね。たとえば私は本業がそろばんの先生です。そして、過去には中学校の非常勤講師・大学での実地指導員もしていました。

 大学時代の専門は地学です。地震と断層を勉強し「地震予知」を最終目標に、「断層が最後に活動した(地震を起こした)のは何年前か」の測定は可能か?というテーマで研究をしていました。年代測定も行い、放射壊変についても勉強しました。
 高校時代は文系でした(社会の先生が目標でした)。国公立を受験するために勉強した理科が地学でしたので、何の気なしに第二志望で理科教員を受験したところ、ここに合格しました(運命ですよね)

 というわけで、高校時代は文系で理系としてのお勉強はしていません。大学にはいってから理系のお勉強をスタートしたわけです。で、自分自身の専門分野って何かと考えると、分からなくなってしまうんですよね。実際に教えることを生業としてからは、さらに発達心理学に関する知見や、児童心理学、さらには発達障害についてもかなりお勉強しました。

 だから、私は「広く浅く」しかお勉強をしていないわけで、人様に胸を張って「これが私の専門分野です」と言えるものがないんですよ。(おおっと、塾指導もする先生がそんなことを言ってもいいのだろうか?)

 だからこそ、私には「これだけやっとけば大丈夫」という感覚がありません。どれだけ教えても不安しかありません。だから、教科書を逸脱しようが、今現在のお勉強に直接関係なかろうが、必要だと思うことは指導します。

 だから、私の作る小テストを合格基準点でとれたからといっても全然安心できませんし、もっといえば定期試験だって、教科担当の先生が作っただけですから、本当に試験範囲の学力を試すのに妥当なテストである保障はありません。

 でもね、自分の作った予想問題や小テストで及第点を取れることに対して、すごく学習姿勢を変えたなんて主張をたまにみかけますが(これ、案外個人塾さんに多いんですよ)、それは「その講師が教えた内容を、その講師が求めるようにできるだけ」であって、真の学力がついたかどうかはまた別のお話なんですよね。

 もっといえば、その講師が「その教科の専門家」なのか、「その教科の指導を通して、子供たちを成長させることもできる教育の専門家」なのかは、定期試験の結果が同じであっても、その子供たちの大人になってからを見ないと分からないと言うことです。

 ただ、「予想問題や過去問をできるようにする指導に注力する」塾さんの出身者は、私が大学で実地指導をしていた時の経験則(約100名の指導実績です。奈良教育大学ですから、まあ最低限の学力は担保されている学生です)から言って、課題や問題が目に見える形でないとできない、独創性に欠ける学生が多かったんですよね。

 私は「教育の専門家」を最終目標にしています。そろばんでお預かりした子供たちが、社会に自分の力で飛び出していけるように伸びてもらうこと。これが目標です。

 さて、縄手北中学の1学期中間考査が終了し、概ね答案が返却されました。3年生は10名の平均点が400点越え確定、2年生は7名の平均点が400点越え確定です。おそらく両学年とも学年トップが誕生でしょう。

 1年生は本当に危険な状態です。ほぼ全員がそろばん時代には相当にしんどい学業成績でした。鍛えてもメンバーの平均点はたぶん学年平均に届かないだろうと思いました。まずは学習姿勢を徹底的に言い続け、基礎事項の理解に全力を注ぎました。恐らくここ5年で最も手をかけ、指示をたくさん出した学年だと思います。でもようやく2週間前から手ごたえを感じました。どうやら、メンバーの平均点は学年平均を上回りそうです。

 お預かりしている生徒たちが、各自の努力に応じて相応に伸びてくれているようで、指導する側としてはうれしい限りです。

 「お預かりしたお子様の力を少しでも必ず伸ばすことが私の専門です!」と言えるように、まだまだ精進したいと思います。






 (あ~、今日はタイトル通りに着地できた!!!)
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