東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

意味調べ

2017-04-20 16:16:29 | 日記
 さて新年度がスタートしました。私の教室はそろばん指導がメインですが、授業中に漢字の読み書き指導も行っています。

 5年生配当の漢字からは「部首」もあわせて覚えてもらっています。部首をきちんと理解できると「会意文字・形声文字」の意味合いが理解しやすくなります。このときに「漢和辞典(漢字字典)」の使い方もあわせて指導をしていくわけですが、まあ学校では漢字についての辞書指導は本当にあまり行われていないことを痛感します。

 そして、お勉強指導においては6年生から一部授業形式で行う国語の授業で「意味調べ」をとても重視します。これはただ意味を調べただけではだめです。きちんと言葉の意味を理解し、次から調べた言葉を作文で使えるようになることを求めます。もちろん簡単ではないですが、1年かけて意味調べの大切さを伝えていくわけです。

 先日も6年生に「辞書写し:辞書の意味をただ書き写すだけ」と「意味調べ:その言葉の意味を理解し、使いこなせるようになる」との違いをきちんと説明しました。そしてその中で驚いたことがありました。

 辞書の意味の説明には当然難しい言葉が出てくる場合もあります。そしてその言葉の意味が理解できなければ、元の言葉の意味も理解できないはずなんです。だからこうした意味調べの方法を説明し、「孫引き」についても指導しました。

せんせ~、そんなんはじめてきいた


 え~と、そんなに辞書を使うことの指導に時間を割くことが難しいんでしょうか? ほぼ毎年こうした反応をこどもたちから受けてしまうんです。小学校から英語を教科として指導する時間が有るなら、そんなことに時間を使うよりも、国語を使いこなすことに対する指導にもっと力を入れて、時間を割いたほうがいいんじゃないでしょうか?

 辞書を使いこなすようになることができるようになると、自然と学力が伸びてきます。何故か? 分からないまま放っておくことが気持ち悪く感じ、そしてそれが当たり前になるからだと思います。

 そういえば、今春に天王寺・八尾・四条畷などいわゆる「名門校」に進学したメンバーは、小学生のときに辞書を使いこなせていたと感じます。

 お勉強にインスタントはありません。お手軽もありません。効率の良いお勉強など、私は絶対にないと思います。だからこそ、きちんとした学習の手順と、きちんとした学習方法を泥臭く伝えることこそ大事だと思います。

 意味調べ(辞書引き学習)はこの考え方の典型だと思います。で、先日意味調べ指導をした6年生のこんな反応を書いておきます。

 へ~。〇〇って意味がいっぱいあるんや。あっ、こっちのページには家族の関係の図がある。いとことはとこってこうなんや。へ~。

せんせ~、辞書って面白いね。


これがお勉強だと思います。はい。
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