東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

中学進学にあたって

2017-03-21 23:46:07 | 日記
 私の教室にも、もちろん中学進学を迎える6年生がたくさんいます。

 中学進学を機にしてそろばんを卒業する生徒もいますし、目標の級位を取得するまで頑張る生徒もいます。あるいは、こそっと隠れてやっているお勉強指導を始める生徒もいます。

 中学進学というのは、子供たちにとって非常に大きな出来事です。教科ごとに先生が変わり、クラブ活動もある。お勉強も大変になる…。自分が兄弟の一番上の場合はとにかく身近な情報源がないので必要以上に不安になっている場合もあります。

 しかしながら、子供たちの順応性はとても高いのでほとんどの心配は杞憂に終わります。でも、中学進学にあたって最も大事なことがあるのです。それは「必要以上に不安を煽らない」ことです。

 「中学になったら、勉強いっぱいせなあかんねんで」← 間違いです。中学になっても勉強しなきゃいけないんです。小学生の間にその習慣がついていないものがいきなり中学生になってお勉強ができるようになるわけがないんです。

 「中学なったらすぐに塾に行かなあかんよ」← 半分間違い・半分正解です。お子様を信頼して預けることができる塾であればどうぞ始めてください。でも「とりあえず」はやめたほうがいいと思います。それよりもまず、確実に毎日お勉強する環境と持久力を育ててあげてほしいと思います。

 「クラブしてたらクタクタになって何もできなくなるよ」← ちょっとだけ正解です。最初の2週間はキツイですね。ふらふらです。でもGWを過ぎる頃には体も心も慣れてきますよ。

 確実にいえることは「中学生になったからといって、何かが急にできるようになるわけではなく、あくまで小学生の時の延長線上に中学生活がある」ということです。中学入学で伸びる生徒は、小学生生活でその伸びる片鱗を例外なく見せています。

 えっ? 今まできちんとしてなかった。いまからじゃ遅い? だ・か・ら 子供たちには脅威の順応性があります。たった今からきちんと「いいことはいい。だめなものはだめ」を徹底してください。最初が肝心です。まずは春休みの過ごし方から考えましょう。

 本当に必要ですか? ゲーム・タブレット・スマホ・個人用のテレビ・ipod…。きちんとルールを決めて、機械に時間を使われる子供ではなく、機械と時間を使いこなす子供にしてください。そうすれば自ずとお子様の向く方向は良いものになりますよ。

 私は変わらず「いいことはいい! ダメなものはダメ!」を貫き通す大人であり指導者であり続けます!
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