阿見AC日記

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今年も箱根駅伝エントリーの季節

2017年12月11日 | 楠康夫 理事長
正月2日3日の箱根駅伝のエントリーが発表されました。
各校16人ずつ 20校で336人学連選抜を入れると
47県で割ると1県平均7.1人です。
今年の茨城県は7名でしょうか、丁度平均になります。
本番は10人210人になります。126人は本レースは出れなくなります。
各学校30名から50名程度の選手層かと思います。
そうやって考えると走れない人間の方が圧倒的に多いものです。
それだけ狭き門のようですが
だからこそ、やりがいもあるのではないでしょうか?
関東の大学で長距離選手なら、箱根駅伝の出場を目指すのは当たり前のことです。
だから、石にかじりついても1回は走っておく。
現役の時にそんな気持ちでやっていれば、4年間の中で走れるチャンスは必ず来る!
そのチャンスをモノにするか?しないかは?ある意味、自分次第でもあります。

自分次第というのは、日々の自分の努力がどの程度のものだったのか?
それが大切ということです。
世界で戦うとなれば、その努力の内容も細かくなり生活のパターンまで制約が入り、それを乗り越えていく精神、努力が求められていく厳しい世界になります。それは1日の時間単位になり、分単位まで考えていかなければならなくなるのでしょうが?でも、それを楽しむことができる人間が世界に羽ばたいていく。そう思います。

昔を思い出しますね~~
私が19歳で駒澤大学に入学した時、実績的には一番低いレベルの選手だったので、3年生で箱根のメンバーになることを目指す感じで考えたものでした。しかし、神様は1年生で私にチャンスをくれました。まさか?俺が走れるのか?と思いました。今考えても、いろんなことが重なっての事、そう思います。しかし、2年生からはそのことが本当の実力とするためにも、日々の努力の仕方を当時のキャプテン大越正禅先輩から教えてもらい、それをコツコツ自分なりに変革して自分の努力の形にしていきました。結果、4年連続で箱根を走れました。特に4年生の時は駅伝主将として、陸上部キャプテンの阿部君と1年間チームを引っ張り、自分が1年生の時にシード権を落としてから3年、4年生の時にシード権を3年ぶりに獲得して卒業したことは青春の思い出でもあり、私の誇り、人生を支えてくれる原動力の一つになったのは確かです。

ただ選手になる、ならないだけに選手時代はこだわる時がありますが、人生は、長いのです。
大切なことは、その時代に競技とどう向き合い思いきり頑張ったか?頑張れなかったか?その貴重な努力の軌跡をどう自分の力にするか?それは、誰でもできることですが、難しくもあるのです。私流には考え方次第そう思っています。

箱根駅伝に向かっての努力の日々を現役選手には大切にしてもらいたいものです。
選手達が壁を乗り越え成長する姿を応援しています。

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