阿見AC日記

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箱根駅伝全国化 思うこと

2017年11月10日 | 楠康夫 理事長
箱根駅伝全国化再びですか????
皆さん歴史を知っているのでしょうが
第40回記念大会に(1964年)
立命館大学
福岡大学
が出場しています。15+②で17校のようです。

私が出場したのは
第54回~57回(1978年~1981年)
50回記念大会の時には、全国の大学はなく、
関東の大学で20校ですね。

箱根駅伝全国化の話は、その時代までさかのぼると思います。
どうしても駅伝というと箱根駅伝! 
長距離選手とすればやはり走ってみたいものです。
もちろん私もそうでした。
全国各地から実績をひっさげて関東に集まってくる選手達。
それは、それは、凄いことですね。

私が、箱根が全国大会に・・・その話を生で聞いたのは
私の恩師の香取コーチが龍ヶ崎一高の教員時代に良く話されたことを思い出します。
当時、全国の大学に呼びかけて、箱根駅伝に出場しないかと話があったとか?
先生の母校は中京大ですが、当時出場は難しいとの判断だったそうです。
その理由が20㎞を速く走れる選手が10名以上揃えられないのでとの事でした。
もちろん出ればいい。そんなもんじゃありませんから。
先生は短距離ブロックの人なので、聞いた話でしょうが・・・
当時の中京大と言えば、長距離も名門だし個人的には強い選手も多数いました。

その時に全国化が進みそうになっていたのかも?
この事に詳しい人はいると思います。

箱根が全国化・・・それがやはりできない、いろな思惑があったのでしょうが、
1970年に全日本大学駅伝がスタート
当時は、往路、復路 そんな感じでやっていたようです。
箱根駅伝が終了した後の1月中旬の開催なので
関東の大学は、どうしても気合が入らず、福大、中京大、京産大などに負ける事もあり、
賛否両論、それから11月に移動して、すべてが真っ向勝負、気が付くと10月に出雲駅伝までできました。
いつの間にかに3大駅伝に・・・・

箱根駅伝と言うのは特殊な駅伝です。
20kmを速く走り切る選手を育て上げる仕組みと組織と指導者が必要であります。
また、箱根の山がありますので、また、そこも特殊です。
まあ、そんなのは関係なく強ければいいのでしょうが
なかなかそうはいかないもの、だから面白いのでしょうね。

視聴率、有名になる、売りになる、お金になる。決して悪いとは思いませんが・・
もう少し、全日本大学駅伝の方の価値を評価したいですね~~~
まあ、関東の大学は、箱根で活躍するか?しないか?で選手の実績、学校の実績も変わってしまいますからね。それは今も昔も同じですが、今は、もっといろんな方が知るようになったので更に賛否両論でしょうね。

いろいろ踏まえて、考えて欲しいですね。


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