まさか日本でカルチャーショックを!

日本で技術者→中国広東省にて日本語教師→日本で技術者復帰→技術者+?
旧題名:まさか私が日本語教師に!(NO.3)

日本語教師経験者の中国語試験対策は・・・???

2017-11-05 20:50:17 | 中国語
JLPT(日本語能力試験)旧1級や現行のN1の試験対策も担当していた私だが、(中国語検定2級と)HSK(漢語水平考試)6級では苦労している。

今までに何度か記したが、JLPTのN2からN1、HSKの5級から6級はそれまでの倍の知識が必要になる。
求められる語彙量を見てみるだけでもそれがわかる。

今年は1月のTOEICを除き、中検2級とHSK6級に照準を絞った。
だが前者はすでに2回受けて敗退。

後者は9月に慣れと相手を知るために一度受けている。
9月の時点では絶対に受からないとは思っていた。
当然合格点には達していない。

この12月に合格点を取ろうと思っていた。
それもあり、今年は(日本にいる場合)例年9月に受けている某試験と他の語学試験を断念している。

だが今の調子だと、12月も合格点が取れないように感じている。

それでもせっかく他を捨ててまで受けるのであるから、できるだけ点数が上がるようにしておこうと思っている。

JLPTはコミュニケーション力に力を置いていると言われているが、それは実際に自分で問題を解いていて納得できる。
マークシートの試験でなぜそれがわかるかといえば、やはり教師としての経験なのだと思う。

そんな語学教師経験者の経験と知識を自分が受ける外国語の試験に活かすべきであることは言うまでもない。

ただ今年最後のHSK試験まであと1か月の状態で語彙量を莫大的に増やすことはできないのである。

ではどうするべきか。

それは現在自分が持っている良いところを伸ばすしかないのである。

実際に現地で生活していたわけであり、聴解に関してはけっこう自信があった。
だがそれもHSK5級までの話。

そこでじっくり考えた。
仮に今の状態でHSK6級の180点以上を取得したとしても、実際のアウトプットは高級にはほど遠い。

そして試験はある意味聴解も読解も一方通行なのである。
だがHSKもJLPTと同じ国際試験である以上、コミュニケーション能力にも力を置いていないわけがないと考える。

それを考えた時にふと思いついたことがある。

今までもずっと中国語で配信されているニュースや紹介番組を見聴きしていた。
しかしそれはあくまでテレビから視聴者への一方通行。

コミュニケーションの力を磨く練習にはならない。

そこで今まではあまり見向きもしなかったバラエティ番組に注目した。
「知識も文化も身に付けば、会話の手法や切り替えし方も身に付くに違いない」と。

ヒントはアニメを見て育った影響で、きれいな日本語を話す外国人日本語学習者たち。

しかしいくら中国語でふき替えられたアニメを見ても、ほとんどは日本で作られたもの。
それでは中華圏の文化的背景は身に付かない。

今までも中国語のテレビドラマはかなり見てきており、それでかなり自分の中国語も育っている。
しかしあまり会話のキャッチボールにはならない。

というわけで、目を向けたのは情報バラエティ番組。
所々にボケとツッコミも現れる。

さてそれだけでどのくらい点数がアップするのか見ものである。
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ナビの指示にどこまで従うか 自分の心のどこが本当なのか

2017-11-05 16:44:55 | 行動計画 & 積極的思考
帰国して1か月半後に手に入れた中古車についていたナビはあまりよくなかった。
それでも仕事(や遊び、実家の用事など)でかなり役に立った。
約8か月半後のある土曜日の休みにおかしくなりだし、翌日の日曜日に出先で壊れた。

仕事上ナビは必須であった。
そこでその都市のカー用品専門店で8万円出して付け替えた。
こちらはナビとしてはかなり性能が良かった。
それでもうっかり信用すると、ゴルフ場敷地内を抜けるようなルートであったことも・・・。

帰国して3年後に中古車を買い替えた。
車はケチって買ったくせに、つけてもらったナビは最新式のもの。
「これだけは高くても良いので、最新のナビをつけてね」とお願いし、やはり8万円。

表示も案内音声も中国語に切り替えられるので満足している。
音響についても申し分ない。

しかし道案内は若干難があり、目的地によってはどうしても狭い山道を抜けさせようとする。
そこでよほど急なことでなければある程度は調べておき、変なところに誘導した場合は無視をするようにしている。

今回はある程度場所の予測がついてはいたが、山道を走るのは仕方がない場所であった。

しかし途中ガソリンが乏しくなってきた。
私は普段から早め早めにガソリンを補給しておく性格なのだが、今回はこの車に乗ってから初めてぎりぎりまで運転し、可能な走行距離を把握しておこうと思っていた。

それでも山道でガス欠になったら顔に縦線どころでは済まない。
そこでナビでガソリンスタンドを探して給油。
「あれ~ この通り知っているぞ・・・」そんなところにあったスタンドを出るときに、履歴に残っていた目的地を指定し直した。

「あれぇ~ おかしいなぁ。見覚えのある道に戻ったぞ・・・?」
そう思った瞬間、ガソリンスタンドを考えた数十分前にナビが誘導して右折させた道に戻り、そこを右折させた・・・。
つまり曲がらなくても良い道に誘導させられたことになる・・・。

まあおかげで目的地の前後と右側の位置関係を把握できたので、方向音痴の私にとってはある意味ラッキーであった。

目的地に着いて用事を済ませ、引き返した。
昼のエサを食べられるところを探すために、大通りに出た。

そう、何も長々と山道を抜けて来なくても、よーく知っている大通りの途中から山道に入り込めばよかったのである・・・。

(かといって、Googleマップなどのスマホのナビが正しいかといえば、必ずしもそうではない。)

それはともかくとして、道というのもまさに点と点のつながりだと感じる。

そこがまったく知らない地域ではないかぎり、どこかで必ず知っている場所が現れる。

まさに様々な縁と同じだと思った。


話は変わる。

中国語圏のテレビ番組などの日本特集を見て、あれこれ感じることがある。
もちろん日本の素晴らしさもあるのだが、日本の良くない部分へのツッコミにとても共感できる。
私が帰国後に逆カルチャーショックに陥ったこと。
それはまさにそのツッコミ通りなのである。

一度外から見てみないと気がつかない。
いや気づいているのだが、それほど大きなことだとは思っていないだけのこと。


今年最後の三連休。
今の職業でそれが可能なのはある条件が揃っているので。
(逆にその条件のせいで、日曜日に仕事をしたこともあったが・・・。)
その業界では普通はあり得ない三連休の前日の木曜日夜から様々な情報を分析することができた。

そして行動計画の一部見直しもすることができた。
それは休みで「普段とは違うことに触れる」からこそできたのである。


3年前に日本語教育を離れてからも、いまだに日本語教育カテゴリーをメインにしている。
それはやはり日本語教育や国際関連の仕事への未練。
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