射るような光

心の澱を捨てながら時々音楽話 特にヘヴィ・メタルとプログレの日々

THE ROLLING STONES 1990 Tokyo Dome

2017年05月14日 | 音楽についての色々
これはレビューではありません

この1990年のライブに行った事を時々思い出すので
文章にして吐き出してしまおうという魂胆

この間WOWOWで放送されていたこのライブ
持っているのに 
その前に放送されていたRichie Kotzenから
間違えてずっと録画してしまった

小さい頃からずっと好きだったSTONES
絶対に日本では観ることはできない
どこか別の国へ行かなければと
この来日の3年ほど前から思案中だった
仕事が忙し過ぎて どこかで纏めて休暇をとらなければだめだね
そんな事を漠然と考えていた

そして彼が亡くなり音楽的な情報も自分から遠ざかっていた

そんなある日 友人から決まったよ!そう連絡があった
しかし教えてくれたその人は別の人たちと行く約束が出来てしまっているけれど
私も一緒に行こう その友人達を紹介もしたいし
そう言われた
その人たちは彼女の学生時代のバンド仲間だった

―ここで一言 言っておきたい―
女性ばかりのバンドでメタルとかHRとか
結構いたんです 当時だって
ただ迫力がなかなか出なくて
結局 男女混合バンドで普通に楽器担当してる女性 みたいになってしまっていたわけです
殆どの人が SHOW-YA みたいに格好良くは出来ないままで終わりました
勝手などうでもいい話でした―

友人は そんな音楽仲間と集まって行く 
とても楽しそうで羨ましかった

私はその頃 家を追い出されそうな毎日を送っていて
それどころではなかったけれど
一応聞いてみた 
行ってもいいかと
自分も好きなミュージシャンだから私だけ行くのは絶対だめだと言われ
自分のチケットも手配しろと・・・
一緒にいくはめになった

誰が一緒でも ステージを観ることができたらもう何もいらない
本気でそう思ってきたSTONES
誰が一緒でもこの際関係ない
そう思っていたら 
配偶者の友人達にも連絡をとってチケットを手配しろと指示され
私は数人に配偶者の代理で電話をかけ 結局そのうちの3人が行く事になった
自分の友人なのに絶対に自分では連絡はとらなかった

大学時代の友人や幼馴染、バンドをしていた頃の仲間などだ
私の友人は誘ってはいけなかったので
男性の中に女性一人で行った

私は配偶者の友人達には大事にされていたので
気分が悪いことはなかったから良かったし
ライブの最中は嫌なことは忘れられた

チケットはアリーナでFブロックだったせいもあり 臨場感は満載だった
当時 夢のような時間を過ごした人は私だけではなかったはず

プロのミュージシャンもあちこちで見かけた
私の世代で音楽好きで特にロック好きなら 憧れ以上の存在だ
観たい 聴きたい に決まっている
プロであろうが何であろうが
当時のワイドショーでは
まるで芸能人代表のように内田裕也さんや藤井フミヤさんの
インタビューが流されていた

私は途中で気を失うかと思うほどそこに入り込んだ
興奮してではなくて 自家製麻薬が脳から出っ放し状態だった
ステージはとてもエンターティメントなステージだった
今でもそうだけれど 今以上に派手だった
いろんな仕掛けで楽しませてくれた

そんな日を過ごし 随分たってからTV放送されたステージを観たら
当時の感覚は全く戻ってこないのだ
あの感激も
それはSTONESがライブバンドだという事もあるだろう

どれもこれも知ってる曲でそらで歌えるほど聴いてきた

それが画面から流れてきても一緒に歌う気にはなれなかった

今現在も観ながら打っているけれど 鼻歌も出ない
違うライブのほうがそういう気持ちになる

この1990年のライブの次の来日の時も行った
一人で行きたかったのに
やっぱりそうはいかなくて心を半分殺して行った
どこで機嫌が悪くなるのかわからないので
外出はこちらが神経が磨り減ってしまうのだ

そんな気持ちでSTONESと向き合うことはしたくなかたけれど
そこは記憶から消し去ろうとした
なのに 嫌な記憶のほうが覚えているという変な事態になってしまったのだ

それなのに やっとまた観てもいいと思えるようになったのだから
私は進歩したんだなと 今はMICKを観ながら笑っている

子供の頃に何度も聴いた「LADY JANE」を聴いてまたあの気持ちを
思い出して純粋なところだけ取り出そう
何故かというと 中学生になってすぐにそれが麻薬のスラングと同じ響きを持つと
知ってしまったからだ
歌詞に出てくる女性はMICKの当時の恋人で薬漬けだったのは
先に知っていた

とはいえ そんな事なんかどうでもよくなる程に綺麗な曲
小さい子供でも心を奪っていく曲だ

あの時のステージの記憶を塗りかえる事も
私次第だから
心から素敵な大好きなSTONESのステージを観られてとても良かった
そう思おう

実際に誰がなんと言おうとSTONESは素晴らしく
STONESとしての初来日ステージの時間を共に過ごせた事は 
宝物には違いない
私はやっぱり幸せだな
格別のステージだったから

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