射るような光

心の澱を捨てながら時々音楽話 特にヘヴィ・メタルとプログレの日々

2017年05月08日 | 覚書(詩)
最近聞こえるんです
内側からコツコツと

何処から?
何の音?

わかりません

でも 無性にスッキリ
してくるんです
音が大きいと

音がしない時
何か
死んだようなそんな気が
まるで
何処にいるのかわからなくなってしまったようで

ただ 不安だけが増幅されていく

一体 そこにいるのは誰?

いつ迄続く?
この音が続くと
一体何がやってくるのだろう

あまりにも
懐かしく
愛しく

そこに有るのはよく知っているもの
よく知っている
ずっと昔から

少し見えてきた ような・・・

あー 全ては同列
全ては無で
全ては有

あの目は自分の目

イラついていたのは
あいつにではなく自分
怖いのは自分
鬱陶しいのも自分

昨日と思っていたのは今
今だけ

知りませんでした
存在は唯一
それだけでした

コツコツは
自分であり無限でした

無知の剥がれる音 でした






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