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後を追う数次相続

2017-06-19 18:16:43 | 相続・遺言
 お父さんが亡くなった後に、お母さんも後を追うように亡くなってしまう。
こういうことって、少なからずある話ですよねぇ。

 このように悲しい相続が連続して起きたケース(数次相続)では、不動産の名義変更の手続をどう行うかが問題となります。

 たとえば、お父さんA、お母さんB、長男C、次男Dという家族を想定し、お父さんA名義の不動産があります。
平成29年4月にAが亡くなり、その翌月の5月にBが亡くなってしまったというケースです。

 Aが亡くなった時点で、遺産分割協議はなされていなかったときに、CとDがどうやって手続を行うか問題になります。

 結論からいえば、CとDはAの相続について遺産分割協議を行うことができます。
よって、「亡B・C・D名義にした」後に、「亡Bの持分をCDに移転させる」という、二段階に移転登記(名義変更)をさせる必要はないのです。

 Bが亡くなった時点で、Bの「Aの相続人としての権利義務」がCとDに承継されていることになります。
なので、CD間の遺産分割協議に基づいて、A名義の不動産の名義変更手続を行うことができます(昭和29年5月22日民甲1037局長回答)。


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