司法書士小國敦史のリーガルブログ

役立つ情報発信します!
http://www.amethyst-legaloffice.com/

マンション管理士って

2017-05-15 22:17:05 | マンション管理
 マンション管理士とは、マンション適正化法によれば、「登録を受け、マンション管理士の名称を用いて、専門的知識をもって、管理組合の運営その他マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されているものを除く。)とする者」とされています。
 簡単にいうと、マンションの管理組合の運営におけるアドバイザーといったイメージです。

 では、どのような場面において、マンション管理士のニーズがあるかという話になります。
 主なケースとしては、以下の3つが挙げられます。

 ①【管理規約の改正】
  管理規約は、個々のマンションにとって憲法のようなものです。
  しかし、それほど重要な意義を持つ管理規約でありながら、区分所有法やマンション標準管理規約の改正に対応しないまま、放置されているケースが少なからず見受けられます。
  場合によっては、その効力や適法性が問われるなど、トラブルの原因にもなります。
  適正なマンション管理を実現するためにも、早急な管理規約の見直しが必要です。

 ②【管理運営の補助】
  区分所有という特殊な所有形態が故に、マンションはそれ自体トラブルの温床といわれることもあります。区分所有者と区分所有者、区分所有者と管理組合、管理組合と管理会社、トラブルは多様で複雑です。
  とはいえ、あくまでマンション管理の基本は、合意形成です。
  区分所有者が情報を共有し、誤解を生まない開かれた管理運営を目指すことが、無用なトラブルの予防となります。
  また、特に理事会の運営、総会の準備運営は、役員の皆様に大きなエネルギーと労力の提供を要請します。その法的知識などの面でサポートできるのが、マンション管理士なのです。

 ③【大規模修繕】
  マンションの価値の維持向上、快適な住環境を維持するためには、定期的に大規模修繕工事を行う必要があります。
  ところが、適正な修繕方法、修繕費用を判断するのは難しいものです。
  大規模修繕の分野は、建築士などと兼業されているマンション管理士あたりが、特に専門家だという風に見受けられます。

 マンションの管理組合の運営において、法律会計設備の三大柱が重大な鍵になります。
また、マンション管理士の業務権限の範囲外では、弁護士、税理士、建築士などの他の専門家との連携で業務を担うことも、最近は多く見られます。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 特別縁故者になれない場合でも | トップ | LGBTと養子縁組 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。