銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

滋賀県の中学生自殺から思う、サラリーマンの安住と怠慢(大阪は好きですが・・・・・駅が汚いぞ)

2012-07-07 11:49:32 | Weblog

 今、8日の日曜日の午後5時ですが、やっと、構成をきれいに整理して、纏め上げました。24時間という長い間、読みにくい文章の状態であって、失礼をいたしました。お許しくださいませ。

 ところで、これは、2012年の6月26日の日比谷松本楼の文化庁に関係するパーティに関する連続物の中の一環です。ので、本日は副題28となります。
 ただし、スピンオフとなっていて、大阪の交通局と、滋賀県のいじめ事件に共通するサラリーマン気質に安住しきってしまっている怠慢と言うことを語っています。

 ところで、昨日の文章は書くのも大変だったのですが、お読みいただく方の方も、読みにくいなあと、お思いになったでしょう。それは、例の30%主義か60%主義かの方針に迷いが有ったからです。で、言っていることが交錯して複雑すぎる形になっていて、読みにくすぎました。今日はそれをだいぶ統一しています。ので、相当に、きりっとしてきました。どうかよろしく。

副題28-イ、『担任が怠慢だと、事件がおきるが、校長は?』
副題28-ロ、『ビデオカメラを無くしてしまった』
副題28-ハ、『大昔、いじめによる殺人事件があったことを思い出す』
副題28-ニ、『大阪って、地下鉄を利用すればマンハッタン島と同じですね』
副題28-ホ、『中津駅で、すでに、変だな。汚いぞと思う』
副題28-ヘ、『大阪市・交通局の局長は、歴代、無責任だぞ』
副題28-ト、『<釜が崎が近所にあるのですよ。だから>と、解説をされるが、やはり変だ』
副題28-チ、『東横線、渋谷駅と、地下鉄渋谷駅と、新橋駅は汚いが』
副題28-リ、『サラリーマンは、気楽な稼業と來たもんだ・・・・だが』

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副題28-イ、『担任が怠慢だと、事件がおきるが、校長は?』

 滋賀県の大津市で、中学生が自殺してまいました。これは、また、別の日の別の章で心理学的な意味で、追求して述べなおすつもりですが、今日は冒頭に掲げたように、サラリーマン生活の安泰さと、そこに安住しきった怠慢の問題から、考えたいと思います。
 今、喧々諤々なのは、担任の教師や他の先生が、いじめ役が学校で、他人の見ている前でいじめているのに対して、『やりすぎんなよ』といった点です。それが、いじめ役を、とめようとして発言をされたのか、ただ、気弱い傍観者としての発言だったのか、が、大問題になっていて、後者だったら、教師として、怠慢だと、なるからなのでしょう。それが大論点らしいのです。

 これは、無論、とめたわけではなくて、後者であり怠慢の方です。誰が見てもそうわかります。教師という職業は、非常に厳しいものです。それを、ただ、マンネリの中で、怠慢の限りを尽くしている担任がいると、必ず、問題が起こります。そしてそう言う学校では、校長もだめです。
 そして、校長は保身に走るから、教育委員会にすぐすがりつきます。で、教育委員会というのは元校長を経験した人たちのうちで、特別に要領がよく出世欲の強い人がなる仕事みたいなので、その方針は見びいきになりがちです。
 で、方針が間違ってしまいます。
 滋賀県って、女性の知事でしたね。タレント風な感じがある。それをいかして、ばしっとここは、その担任を解雇すべきです。それで、皆さんがはっと眼が覚める。そういうことで、いいのではないかな?
 
 命が失われるということはそれほどの、ことでしょう。重い、重いことです。保身と無責任に、右往左往している場合ではないでしょう。教育委員会と知事さん。
 いや、罷免・退職をさせると、不況で新卒の若い人さえ就職が困難な今、中年の男性の就職はさらに困難で、先生の生活権を奪うこととなるという見方もあるでしょう。だけど、中学校の先生をする限り、その責任とは、教えることともに、学級運営も含まれると思います。怠慢で、ずるくて、無責任な担任がいると、必ず、クラスが乱れ、いじめられたりして困る子供や父兄が出てくるのは、私は実践的に知っています。

 世の中には、それを、血の涙をぬぐいながら、我慢をしている人も多いでしょう。他の日本国中の怠慢な先生に猛省を促すためにも、この先生の、責任は重々に問うべきです。怠慢とか、いじめというのは、刃物を使って、相手を刺したわけでもありません。だから罪の意識が無いケースがあるのだと思いますが、そう言う毎日の小さな悪の積み重ねが、たまりたまって、大きな悪を生むのです。自殺ですが、このケースでは殺人に等しいのですから、それに大いに加担した可能性がある先生は、自主的に退職すべきだけれど、それほどの毅然としたところはもとより無いタイプでしょうから、外部から、きちんと判断をして、制裁を与えるべきです。
 昔、中野区在住の中学生が、岩手県まで逃げて駅のトイレで、自殺をしました。学校ではお葬式ごっこというのがあって、先生までいじめに加担をしていたと報道をされています。先生の顔写真もきちんと新聞に出ました。
 今回先生の名前や顔写真が出ていませんね。ひどいことです。

 ともかく、テレビカメラの前に、教育委員会の人などが出てこないで、この先生と、校長先生が出てくるべきです。民間の会社だったらそうでしょう。吉兆の牛肉偽装事件とは、比べ物のならないぐらいに、こちらの先生のやったことのほうが悪いですよ。どうして、この先生に、取材カメラを向けないのでしょうか? 変ですよ、ジャーナリストさんたち。

 無論、自殺は悪いことだという社会通念があります。また、それを選んでしまった人間は弱い存在だとみなされます。だから、被害者の親や兄弟や、親戚の人間は真っ向からは戦おうとしないでしょう。それにつけ込んで、悪い人間のほうがのほほんとのんきに過ごしていると、それは、学校現場を本当に腐らせます。教育の何のとも、いっていられないことになります。
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副題28-ロ、『ビデオカメラをなくして、探し始める』

、上のところで、公のニュースに関連した文章をあげて、突然に、私事へ入ります。
 
 前にあげたブログ内でも、チラッと述べていますが、残念なことにビデオカメラが行方不明になりました。藤田邸跡地公園までは撮影をしたのです。そのあとで、大川(淀川)べりを歩きました。

 普通の日本人って、とても人がよくて、親切だから、ビデオカメラなんかを落としたら、絶対に、知らせてくれます。特に皆さん、動画が、今はYU TUBEほかで、利用価値があることを知っているから届けてくれるはずです。他人のカメラなんかはほしがりません。今は7000円ぐらいで動画機能つきのデジタルカメラは買えるから。で、ここで、初稿では、紛失ではなくて、一種の東南だったのではないかしらと、種々さまざまな疑惑を述べています。が、それは、10字時ぐらい費やさないと、表現できない複雑な疑惑ですので、その部分が、わかりにくい文章と成っておりました。こちらでは一切の疑惑を削除いたします。

 その無くした可能性のある散歩をした場所ですが、淀川べりです。
 時間は、25日の午後、2時から3時の間で、桜宮橋から、川崎橋の間で、淀川の支流大川という川の川べり(東側)です。
 対岸は、造幣局があり、桜の季節には、通りぬけという名物行事が行われるところです。
 暑いが熱暑というほどでもなくて、湿気は多いが川沿いだから仕方がないと、思いつつ気分よく散歩をしていたのです。
 今地図を丁寧に点検すると、最後の26日に訪れた、帝国ホテル大阪も、この大川端に建っているのでした。公園は、長くて、私が歩いた反対側は、樹木もうっそうとしているようです。
 その散歩の前に太閤園と言うところで、フレンチのお昼を頂いています。これが、非常に品がよかったです。お料理もマナーもインテリアも食器も。 
そこも、そのあとで訪れた藤田邸跡地公園も、品のよいリフレッシュ用の場所だと感じました。で、そこまでは、上々です。
 
 そちらが、大阪の上品なリゾート、部分だとすれば、リフレッシュの場所として、若者が夜遅くまで騒いでいる中心街は難波らしいのです。そちらが、もしかすると東京の新宿とか、渋谷に当たるのかなあ?

 私は25日の夜には、金沢から夕方大阪入りをしました。疲れていましたが、ブログ等のチェックや創作をお休みして、難波を探検していました。一瞬ですが、テレビのニュースの画面に出てくる定番の大阪を見ました世。
 例の、阪神が優勝したときに若者がじゃんじゃん飛び込んだ道頓堀川とか、法善寺横町とか、かに道楽の看板とかを見て帰ってきたのです。
 で、ビデオカメラが行方不明と感じる前までは、上々の首尾で、二日目の26日の夜は通天閣を、探検しましょうと、勇んでいたのですよ。ブログも書かないでねと。

 繁華街は午前中行くと汚いと感じます。だから、夜行くつもりでした。大阪の地元の普通の、紳士淑女は決して、『通天閣へ行くこと』を勧めなかったのですが、文学や映画や歌謡曲では、有名な場所ですからね。抜かすわけにも行かないと思って。 
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 私は25日の夜と、26日中は、大阪の人に地理を聞いて行動することが多かったのです。旅行案内書は持っていましたが、大きな地図を持っていなかったので。3日目にそれを買いましたが、まったくの初心者には、あの平面一枚に広がる大きな地図が必要なのでした。それによって、やっと、大阪の全体像がわかります。
 ただ、旅人にとって地下鉄はわかりにくいだろうと、大阪の人はみなしたらしくて、私は26日の朝までは、常に、JRの京橋駅を使うやり方を教えられていたのでした。

 そして、大阪駅に帰ってくると構内が広いので、そこで、つかれきってしまうのです。あと、ちょっとが歩けない。で、二日目の夕方には、タクシーに乗りました。やっとホテルに帰って、夕方六時のニュースで大阪府知事が、大阪市立図書館を訪問すると言う変なニュースを見て、気分が悪くなりますが、その理由は、それが私を狙ったニュースだからです。
 しかし、そのニュースで、『うわ、大阪まで来ても敵に狙われているじゃあないの』と思ったので、返ってアドレナリンが、ピッと出て、疲労困憊しているくせに、体全体が、しゃんとなるのでした。『まったくもって余計な課題が増えたなあ』と思いながらも、ビデオカメラを探すのを誰かに頼んだりはしないつもりです。

 さて、潤沢で上品でおいしいお昼を食べているので、おなかは、すきません。で、地下鉄梅田駅に戻ります。2日目の段階では、中津駅は知らないので、喧騒に満ちた梅田周辺を歩き回ることになり、よけい、疲れるのですが、知らないから仕方がありません。
 そこでも、改札口等におき忘れていると、いけないので、問い合わせをして、次に、淀屋橋駅に向かいます。そこでも探索して無いと言われ、次に大阪市立図書館に向かいます。ここのロッカーの奥のほうに忘れた可能性は大きいが「無い」と言われます。で、出て、大江橋のバラ園そばの、しゃれたビアホールへ寄ります。そこで夕方コーフィーを飲んでいます。質問をすると「無い」といわれます。

 仕方がないので、『難波橋駅』からから京阪電車に乗って、『大阪城北詰口駅』へ、向かいます。駅員さんのそぶりがおかしいので、ちょっと、違和感を持ちますが「無い」と言われれば、仕方がないです。そういえば、大阪環状線と、この電車が、私が大川端を散歩している間中、1時間半停まっていたそうです。無論理由は人身事故ですが、・・・・・(苦笑い)
 
 さて、それではと、大川端へ向かいます。
 疲労困憊していますが、マイナスのことがあることによって、自分の心身が浄化されることも知っています。みなさん、これは、真実ですが、楽しいことばかりやっていると、幸せにはなれないのですよ。苦労があるから、幸せがある。で、私の体力を超えた行動をとらないとならないのは、大変な苦労ですが、覚悟をして大川端へ向かいます。
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副題28-ハ、『大昔、いじめによる殺人事件があったことを思い出す』
 
 数時間前の昼間散歩したところを、二度目として散歩するのです。記憶では、『感じのよい散歩道だ。大阪では、市民にとっての高級なリゾート地にあたるのでしょう』と覚えているのですが、夜散歩するに当たっては、二つ懸念がありました。で、夜の探索は、ひどく怖いのです。

 ひとつはホームレスがいたこと。
 まるで、アメリカ映画『路上のソリスト』みたいに、たくさんの荷物を保持したホームレスが、この公園内に住んでいたこと。それを午後の散歩で、見知っています。それがまず怖いです。いいえ、あの人たちは、現実社会の競争に敗れ、しかも、生活保護も申請していないやさしくて、弱いタイプの人なのです。純真無垢なはずです。

 だけど、若い日に後ろから首を絞められて、危うく助かった・・・(相手のひじがたまたま道路に当たってしびれたらしい。その隙に逃げ出したら、ちょうど15メートルぐらい向こうで、バスがとまって、そちらから大勢の人が来たので助かった)・・・ことがある私は、
 普通の人間が、とんでもない悪魔に変身する瞬間があることを知っているからこそ、怖いわけです。

 でね、先ほどの散歩で、藤田邸跡地公園そばから、この川べりの公園に入ったわけですが、入ったとたんにそのホームレスに出会ったので、今度は、反対方向から歩き始めることにしました。で、途中で、ビデオカメラが見つかったら、最後のホームレスのいた場所まで、歩かないで住むわけですから。大阪市公邸そばを通って、だいぶ先の川崎橋近辺まで、川っぷちには降りないで一般道路を歩き続け、さきほど、自分が散歩をやめた時点で、初めて川べりに降りていきました。

 昼間はいた釣り人もおらず、ジョギングの人に、15分間のうちに二人ほど、出会っただけです。もう少し、暑くなると、節電効果を兼ねて涼むためにここを散策する人も現れると思うのですが、そこまではむし暑くないのでした。

 さて、歩いているうちに、最も怖いことを思い出しました。それは、『ここが多分、あの事件の舞台でしょう』ということです。

 今、その事件がいつおきたのかを、一時間半もグーグルで検索しましたが、たしかにあったその少年が、いじめが原因で、お互いに殺しあった、事件は出てきませんでした。

 ただ、被害者の両親が、子供を愛している普通の家庭で、「子供が帰ってこない」と訴えていたし、遺体が発見された後も「うちの子は、殺人事件に会うはずも無い」と、警察やマスコミに訴えていたので、とても印象が深いのです。私は遺体発見の経緯を詳細には、覚えていないのですが、ともかく、この川で発見をされたのです。
 最初は普通の殺人事件だと思われていたので、被害者の実名も少年事件ですが、報道をされました。で、とても異常な事件だと思われていました。
 遺体から目玉が飛び出しているような、悲惨な<いじめ>殺人事件だと言うことでした。遺体がばらばらだったか、どうかは覚えていないのです。ただ、遺体が痛めつけられていたと言うのはしっかりと覚えています。そして、テレビで、なんども、この今、私が散歩している場所に似た風景が映し出されたのです。フェンスの幅とか、川の幅が同じです。
 そして、ここ当たりは道路から川のそばまでが近いです。道路を、自転車とか、車で加害者(二人の少年)が、殺してしまった同期生をここまで運んできたとして、道路から、川までが、とても近いここあたりが、運ぶのに楽なので、使われたのではないかと感じます。
 東京に住んでいるときは、あれを、大阪城周辺のお堀端だと思っていました。もしかしたらそうなのかもしれません。大阪市は、こういう種類のフェンスをどこにでも多用するのかもしれません。

 ただ、今、グーグルで、何も出てこないのは、おかしなところの無い事件だったからです。つまり、加害者は、直前まで被害者であったという典型的な事件です。いじめを受けていたのだそうです。いじめられていたのが二人だったので、『被害を食い止めるためには殺すしかない』となったそうです。
 しかも高校生だから、そう言うことになったのです。今回の滋賀県の事件は、中学生ですね。だから、被害者の方には、相手を殺して、自分が助かろうというなどという、体力も気力もアイデアも浮かばない年頃です。

 被害者は柔道が強い子だったのですが、せっかく柔道の才能への期待を込めた推薦で私立高校へ入学したのに、レギュラーになれないとかで、ぐれて、同級生をいじめることで、憂さ晴らしをしていたそうです。中学時代までは、府の大会でも相当にいい成績を残していたので、そう言う一種の有名人が、被害にあったという意味では世間を騒がせました。

 部活で挫折した子を、どう救済するかについて、それ以降、その学園側で、「反省しなくてはならない」ということになったと思います。そして、全国的規模で、そう言う話題が盛り上がったと感じています。

 両親は最初は被害者として、テレビ等に出ていたと思いますが、途中から、自分の子がいじめる側だと報道が始まったので、テレビ画面で、派手に立ち回ることを急にやめたのを覚えています。

 でも、何度も繰り返すようですが、テレビ映像が詳しく出たので、私はそれを、きちんと見て、眼に焼き付けています。延々と続く、間が、10センチぐらいのアルミフェンスのある場所から遺体は投げ込まれたのでした。その映像をしっかりと、覚えているので、そのカメラを探す夜も、怖くてたまりませんでした。

 で、見つからないまま、帰宅をしたのが、10時半ごろです。この夜は、疲労困憊して、繁華街へ出向くのはやめました。
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副題28-ニ、『大阪って、地下鉄を利用すればマンハッタン島と同じですね』

 朝6時ごろ、朝食も食べないでホテルを出ました。ビデオカメラを、なくして、それを前夜捜索して歩いたために、前夜見て歩くはずの通天閣をまだ歩いていません。絶対にそれは、見たいと思っていました。
 無くしたカメラには、もう執着せず、さっと出て行きます。

 自分の泊まっているホテルサンルートの目の前にある、高級ホテル新阪急・アプローズタワーのロビー(豪勢極まりない上で、上品です)を見たあとで、歩いていると、幸いに、出勤途中らしい奥様を見つけました。地元の人ならよく知っていると思って「近くに梅田駅以外の地下鉄の駅はありませんか?」と質問をすると、地下鉄御堂筋線、中津駅を教えてもらえました。これが、勿怪の幸いというほどに、役に立つのでした。、
 それ以来、大阪の地下鉄がすっかり好きになりました。大阪八百八橋というほど、川が多くて、全体が、川に囲まれた中州状になっています。中ノ島だけではないのです。そして、中心部は碁盤の目のように道路が区切られています。で、マンハッタン島とにています。だから、南北に走る地下鉄をマスターすれば、ほとんどの有名な場所に行かれるのです。東西には、ちょっと、一路地を歩いたり、または、乗り換えたりすると、大丈夫です。
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副題28-ホ、『中津駅で、すでに、変だな。汚いぞと思う』

 ただね、その中津駅へ入るために、
 地上から地下へ降りるときに、『汚い。変だぞ』と思ったのです。というのも大阪の中心は、JRで言えば大阪駅ですが、地下鉄やそのほかの路線では、梅田駅となっている模様です。中津駅は、その北隣なので、東京で言えば、淡路町に当たるでしょう。その駅が汚い。それって変です。地上は先ほどのホテルを初めとして、大きな新しいビルがいっぱいあります。それなのに、最寄り駅が汚い。これは、疑問の限りです。

 そして、通天閣の最寄り駅だと聞いている、『動物園前駅』で降りたわけです。そこが、中津駅に輪をかけて汚い。驚きました。
 でも、目的は通天閣ですから、何も考えずにそこへ向かいます。ジャンジャン横丁というのを通ります。早朝七時ですから、カフェが二軒ぐらい開店の準備しているかな?という程度でシャッターがすべてしまっています。ビリケンの像のそばも通ります。が、地元の人でさえ坂田三吉の碑のありかを知らないのです。
 『うーん、ここは、相当に見放されている繁華街のようだ』と思います。

 ジャンジャン横丁は有名だと思いますが、そこを出て、少し歩くと、通天閣の下まできました。残念ながら午前九時まで入れません。そうでしょうね。それは、スタッフさんの人件費と入場料の、組み合わせで決まるのだから、仕方がないとあきらめて、帰りをどうするかを考えます。

 で、北へ向かいます。新世界という看板のあるアーケードがあって、ここ
は飲み屋街ではなくて、普通の商店街です。最近NHKニュースがよく通天閣について100年目だということで、放映をしますが、その際はじゃんじゃん横丁ではなくて、新世界が出てきますね。
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副題28-ヘ、『大阪市・交通局の局長は、歴代、無責任だぞ』

 そこを北まで突っ切ると、恵美須町という駅に出ます。ここはエレベーターがあるので新しい建設だと思われます。が、やはり、汚い。ここらあたりで、私の頭脳のアンテナがとんがります。「なんだか、大阪市交通局は、怠慢だぞ。初乗りが、200円と高いし、乗客はたくさんいて、充分に採算が取れていると思われるのに、この掃除をやっていない感じって何?」と驚きと、疑問と、怒りがわいてきます。

 その路線、堺筋線は、ホテル・サンルートのそばを通らないので、日本橋というところで、阪神電車を使って、難波駅まで行きます。そこで、御堂筋線に、乗り換えます。そのとき観察すると、難波駅も汚いのです。『変だぞ』という認識がさらに強まります。『難波って言う繁華街は、東京で言えば、新宿に当たるでしょう。それがどうしてこうなの?』と、疑問がいっぱいわきます。

 その次の駅は心斎橋です。とても有名な駅ですよね。で、材料は豪華なものが使ってあります。シャンデリアが輝く天井は高い。壁はタイル張りで、床は敷石ばりです。しかし、目地が汚い。タイルも敷石も無論汚い。『変だぞ』という認識が高度に高まります。

 どうしてかというと、
 日本人にはハレ(きれいなもの、しかも公のもの)とケ(汚れたもの、しかもプライヴェートなもの)という区別があって、公のところをきれいにすると言うのが、大体普通なのです。それが、会社員(=サラリーマン。だが、ここでは、市役所の吏員を指す)の仕事でもある。

 そして、中国からの観光客が、よくブログで「日本には、実際に、行ってみなくてはいけない。日本と中国の間には民度の差がまだある。それは、公共心の発露の面で顕著だ。日本では道路にちりひとつ落ちていない」と書いています。確かに、心斎橋の駅のホームに、アメリカのあるスターバックス店で、驚いた、床にコップやストローや液体がこぼれているというような汚さはありません。
 だが、昨日は、床は水とブラシと洗剤では、磨きませんでしたね。
 先週一週間は、床は水とブラシと洗剤では、磨きませんでしたね。
 先月一ヶ月は、床は水とブラシと洗剤では、磨きませんでしたね。
 昨年、一年は、床は水とブラシと洗剤では、磨きませんでしたね。
 もしかすると、建設以来、床は水とブラシと洗剤では、磨いてありませんね。・・・・・と、見えるのですよ。

 驚きました。大阪市って、日本一生活保護の受給者が多いのですよね。だけど、どんぶり勘定になっていて、その大勢いるといわれる生活保護費などに、交通局の儲けが回っているとしたら、とんでもないことですね。でも、どう考えても、おかしいです。
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副題28-ト、『<釜が崎が近所にあるのですよ。だから>と、解説をされるが、やはり変だ』

 さて、私の26日といったら、近年には、ないほどの、大活動日でした。まず、*1、朝、通天閣に行ってから、梅田のホテルへいったん帰って朝食をとり、
 *2、その後で、大阪駅をグルッと南回りに一周して帝国ホテル大阪へ向かうシャトルバスを捕まえます。
 *3、そして、帝国ホテル大阪での株主総会にチョロッと出席をします。目的は会社の業績をチェックすることではなくて帝国ホテル大阪のロビーを見ることだからすぐに退出をします。
 *4、そして、今度は、桜宮橋駅で、JR環状線を捕まえます。
 *5、大阪駅前で、ぐるぐる歩いて本屋(ブックファースト)で、地図を買います。警察で、ビデオカメラをなくした場所の説明をするために、自分がどこを歩いたかを知りたかったのです。旅行案内書の町ごとの個別・地図では、大阪がきちんと頭には入ってきませんので。
 *6、で、曽根崎署へ行き、カメラ紛失の届けを出します。警察を嫌いだといっても、こういうときは仕方がないですから。

 *7、で、曽根崎署の前から、ホテルサンルートまでは、まっすぐ北へ向かって、歩けば15分以内だと思うのですが、午後から夕方にかけて、日比谷の松本楼で、大立ち回り(笑・・・・・心理的な比喩です。・・・・・実際にくんずずほぐれつの立ち回りをしたわけではありませんが、)を馬越陽子さんとしないとならないわけですから・・・・・

 いえね。25日から27日まで大阪で、ホテルの予約を組んだから、この日に文化庁のざいけんの会(一種の同窓会)の予定が組まれたと想像する私は万難を排して、両方に出ることを決意しているわけですから、普段の自分からは想像もできないほど、課題が多いわけです。体力をできるところでは温存をしたいですね。

 で、曽根崎所から眼と鼻の先にあるホテルまでタクシーに乗りました。
 ただ、信号待ちがあるので、ずいぶんと時間はかかったのですよ。そこで、運転手さんに向かって、私は「動物園前駅が汚すぎる。それは、変です」といったのです。これは素朴極まりない疑問としてね。

 すると運転手さんが、「あそこはね。釜が崎があるからそうなっているのですよ」というのです。それ以上、特に上に書いたように、「心斎橋駅も汚いですよ。それは、どうなっているのですか?」などというポイントまでは、話が進みませんでした。あっという間についてしまいましたのでね。で、「そうですか」といってタクシーは降りたのですが、

 『関東にも同じ現象があるかな?』と、疑問がわきました。
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副題28-チ、『東横線、渋谷駅と、地下鉄渋谷駅と、新橋駅は汚いが』

 関東では、山谷というところがあります。最寄駅は、常磐線と地下鉄日比谷線『南千住』らしいのです。そこは行ったことが無いのですが、大阪の動物園前駅ほど、汚いとは考えられません。横浜の場合はことぶき町と言うのが、山谷や、釜が崎と似ています。

 最寄り駅は地下鉄は無くて、JR京浜東北線の、石川町です。ここは設備には、費用をかけていないことがわかります。ホームはアスファルト製だし、壁もペンキ塗りです。だけど、汚れているという印象は無いです。
 特に、ここは、不思議なところで、天国と地獄が同時に、存在している町です。

 下町(平野)が、ことぶき町なら、山の手(丘の上)が居留地の一種で、昔は外人が主に住んだところで、今は日本人もたくさん住んでいますが、横浜でもっとも高級だと考えられている一帯です。で、私立の女学校が四校もあります。だから、石川町は、全国一女子高生が多い駅だとよく話題になり、駅員さんは、それなりに、誇りを高くしている駅でもありましょう。となると、掃除はきちんとしているはずです。

 ただね。そう言う意味では、動物園前駅よりも心斎橋駅が汚かったことに対して、心斎橋と、比較対照するところがどこだろうかと考え込むのです。『都営大江戸線、森崎駅? とか』、「いえ、そこではないでしょう。表参道か、赤坂見附が対応する駅でしょう。そうなると、ずっとこちらがきれいです。掃除は行き届いていますよ」といわざるを得ないです。
 で、私はそれ以来外出のたびに、東京中を目を皿のようにして、掃除が行き届いているかどうかを点検して歩きました。たまたま、ブックフェアがあったので、普段の週より二回多く東京へ向かって外出しましたし。

 すると、JR新橋駅が汚い。それから、東急東横線渋谷駅と、銀座線渋谷駅が汚かったのです。大阪の地下鉄の駅ほどではないのですが、この三つの駅では、場所によっては、隅のほうにほこりがたまっているし、ガムが、捨てられてしまった跡が、そのままになっています。他の駅では、へらで、こさいで取り除いている人材(スタッフ)が多いのに。

 これは、無論無責任ですが、・・・・ただ、改築予定があって、捨て去る部分だと考えられている・・・・・可能性もあるのです。と、こうなる可能性はありますね。
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副題28-リ、『サラリーマンは、気楽な稼業と來たもんだ・・・・だが』

 お若い方はご存じないかもしれませんが、植木等というお坊さん出身の頭のよいお笑い芸の人がいました。その人が歌の大ヒットを飛ばしたのですが、その歌のせりふの中に、

 『サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ』という部分があります。
私ね、サラリーマン生活を全部を知っているわけでもないし、自分はサラリーマンにはむいていないと思います。でも、時間の使い方では、信じられないぐらいに、密度が違うなあと思います。

 サラリーマンだけをしてきた人には、他の世界で、責任を自分ひとりにおって、身を削る時間を過ごしている人の、時間の密度は想像もできないのではないかと思います。芸能や芸術の世界では、創作の苦しみで、身を削る苦しさを味わうのが普通ですが、そういうものと同じ密度の課題を与えられたら、きっと、耐えられないと思います。
 だからこそ、一生、それが、お金を稼ぐ仕事として、継続できるわけです。

 そして、収入が最も安定している職業だとみなされています。
だから、現代日本では、その席に就くのが最もよい立場とみなされているわけです。特に大きな組織の中で、課長以上、部長以上になっていくのが最もよいこととみなされているわけです。
 だけど、独創性が少なくて、リスクが少ないという席に安住して、なあ、なあと、自分の代で、ただ、単なる事なかれ主義で終わったら、それではだめだという場所もあるはずです。

 大阪市・交通局、局長という席はまさにそう言う席だと思います。この汚れ方は、現在の局長だけの責任だとはいえないでしょう。前、前々、数代前、からの無責任さの集積だと思います。業者との交渉とか、納入に際して、リベート(?・笑)や接待(?・笑)のありうる事項に比べ、お掃除とは、成果が見えないように思えます。その上、こういう上にいる人は、もし、官僚的な意識が強いと、自分より下の人間に対して、時間を割くのさえ、嫌がる傾向があるでしょう。

 「掃除を分担する人間など、逢いたくも無い。課長、よきに計らえ。お前に任せる」なんて、言っているのではないかしら?
 でもね、サラリーマンが、現代の日本人の理想だとしたら、そう言う理想形の中にあるのだからこそ、
 その幸運に感謝して、
 基本的なところに返って、責任を果たしてもらいたいですよね。
 だって、清潔を尊ぶのは、日本人のよい性格なのです。それに、何だろう。立派な建物の市役所と図書館があるのに、図書館を建て直すですって。

 それが、25日の夕刻のNHKニュース(大阪地方版)で、府知事が表明したことです。寡聞にして、正確なことは知りませんが、市役所庁舎も立て替えるとか、新設するとか? そう言う話も持ち上がっているのではないですか?

 横浜市なんか、ホテルオークラと同じ人が設計したのだと思いますが、相当に、普通で、質素な感じの建物です。それに比べれば現在の大阪市庁舎って、相当に立派です。
 ただ、それを、改築するとか、新築する?

 その費用が、あの汚い地下鉄駅で、貯蓄した掃除代を、当てるのだったら、おや、おや、土木、建築優先ですね。それは、とても、内向きなかんじがしますよと、いいたいです。で、それこそ、リベートや接待まみれで、甘い汁を吸っているのではないですか? ともいいたくなります。
 まあ、都庁も立派だし、大阪・都・構想もあるそうですから、流れは変えられないのでしょうが、あの地下鉄駅の汚さは改善してほしいです。

 日本人離れしているから。
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副題28-ヌ、『でも、大阪には大きな魅力を感じました』

 この説だけは、土曜日の初稿には書いておらず、日曜日に書き加えます。

 私ね。10歳のときに谷川岳に登っています。それから、自分が子供のときも自分の子供たちが子供のときも、山とか、温泉地には行きました。東北や信州へ。

 だけど、自分の意思で、自分ひとりで、旅行をするのなら都会がいいです。都会に魅力を感じます。それは、人間が好きだからでしょう。人間という存在にこそ、一番の興味と魅力を感じています。

 で、日本の街と都会のことですが、北は札幌、から始まって、静岡、浜松、名古屋、金沢、京都、奈良、大阪、神戸、まで、旅行をしたわけです。

 松坂に主人が単身赴任をしていたころがあって、そのころは二週間に一度関西を旅行していたので、神戸と、京都と、奈良は、何度も行っています。

 だが、大阪は観光地とは、自分もみなしていなかったし、世間も、そう見ていないので、今までは見過ごしていました。自分はビジネスマンではないしと思ってもいましたし。

 だけど、商都だから、富の集積があって、安宅コレクションを、保存している東洋陶磁博物館とか、藤田伝三郎のコレクションを所蔵している藤田美術館などがあることを知り、急に興味を深くし始めたのです。

 すると、今回、まず、地名に、惚れました。文学の世界の名前がそのまま残っていますね。すばらしい。それから、ここには書いていないいろいろなことに、気がついたし、面白そうだと感じています。

 もし、余裕があったら、京都、奈良、神戸の、三つの観光地よりも、もう一度大阪を訪ねたいです。これは、上で、失礼なことを言ったから、口直しに言っておきましょうと言う類の文章ではありません。こころから、もう一度行ってみたいと思いました。それが、2011年、五時間程度滞在したのを含めれば、三回目の訪問になりますが、ぜひ、行ってみたいと、思っています。藤田美術館が開館している時期に。そして、開いている時間帯の通天閣やら、天王寺動物園にも行ってみたいですね。

 では、今日はこれで。2012年7月7日に書き始め、8日に完成する。
               雨宮舜 (本名、川崎 千恵子)

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