銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

鬼子来了と、靖国という2本の映画は、共に、近代史を教える見事な教材となっている。書きかけ中

2013-01-12 12:46:06 | Weblog

副題1、「午後四時から1chで放映される、ある番組をお勧めしたい」

副題2、『浜木綿子と、香川照之の基本的な背景・・・・・性格、知性、環境』

副題3、『鬼子来了の映画そのものと、香川照之の演技の両方には、驚嘆する』

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副題1、「午後四時から1chで放映される、ある番組をお勧めしたい」

 本日の午後、4時から、再放送ですが、NHK総合テレビで、NHKスペシャル『密着300日、歌舞伎に挑む香川照之、父、猿翁の秘めた思い』、というのがありますが、それをお勧めしたいです。

 お忙しいようでしたら、「私からの要請度は、50%です」とおつたえします。だから、ご無理のないようにと申し上げておきましょう。

 この番組に対する複雑極まりない思いは、逐一書いていきますが、放送をご覧になる邪魔にもなろうし、私の方も主人が、「今、働け(家具や、物の整理のこと)」と言っていますので、今は、先に家事をしておいて、放送が終ったら、あれこれを書きたいと思っています。

 なお、昨日書いた文章は、政治とは全く関係がありませんが、自分としては、自負のあるものです。こういう文章が、私の真骨頂というべきであって、タイトルに、引き寄せられなかった方も、じっくりとお読みいただければ、幸甚です。

  香川照之の名前にひかれて初めて、ここに入ってこられた方のために、そちらの、タイトルをここに張っておきます。 

アフリカで、日本の「かまど」作りが感謝されているのを見て、昔風の生活の良さに気がつく△△

2013-01-11 19:23:47 | Weblog
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副題2、『浜木綿子と、香川照之の基本的な背景・・・・・性格、知性、環境』

 私が香川照之という俳優に割目をしたのは、映画、「鬼子来了」を渋谷で見た時以来です。(邦画としてのタイトルは『鬼が来た』だが、原題の方が好ましい)。立派な俳優だと思っていますが、本日、放映をされた、番組には、不満のあった方もあるでしょう。事情通にとっては、あの番組は、きれいごとに過ぎたとも、言える部分があります。父君の猿之助(現在は、猿翁と呼ばれている)の周辺をいろいろ知っている人にとっては、母からの出奔は、あに、演技者としての集中を求めてのものだけでもないでしょう」と、言えてしまうところがあるからです。藤間紫という妖艶なる天才女優との交流が、裏にあったともいえるからです。ただ、その部分がネグレクトされていたのは、お孫さんに当たる、小学生も登場されるから、無理もないですけれどね。

 家族とか、家庭とかが、あった上で、演技者でもあるということ。それは、複雑で、位相(フェイズ)がいろいろあるということです。香川照之が、父親に静岡まで、会いに行って、拒絶をされたと、その番組内ではありましたが、その裏側に、一般的な言葉でいえば、猿之助・側の勝手ぶりもあるわけです。

 でも、番組は、演技上の問題しか触れていません。それでも、いいでしょうね。それで、いいでしょう。たった、一時間しかないのだから。それで、ある一族とか、ある一家のすべてを語ることはできません。

 ピカソではないが、天才は何をやっても許されるのか? 

 村崎さんとは反対側の立場に立つ、奥様だった方の、浜木綿子さんは、再婚もなさらなかったので、えらいものでしたね。そして、いま、テレビにも演劇にも出ておられない模様です。きっと、『香川照之の邪魔になるまい』という母心の発露でしょう。宝塚とテレビ界で、一世を風靡した女優です。その人が老婆役をやる? やらないでも、生活ができるのなら、演技者、「香川照之の母が、あの老婆だよ」といわれるより、裏側に引っ込んだ方がいいという判断でしょうね。ご立派。

 ところで本日再放送をされた番組内で、香川照之さんは、「心の中に鬱屈を抱えて誰にも心を開かない少年として育ちあがった」と、ご自分では、おっしゃっています。でも、そんな引きこもりの少年が、東大へ入学するのですから、それも、ご立派です。もし、俳優の道で芽が出なくても、それこそ、つぶしが効きますから。ご立派、ご立派。

 後年、香川照之が、日中外交を果たすようになります。北京五輪の開会式を演出したチャンイーモウ監督の話を聞く機会をNHKから与えられます。並のタレントが、海外取材するものとは、比較のしようもない、充実した内容でした。

 もし、30年前の私が、その番組を見たと仮定したら、欣喜雀躍といったものでしょう。

単なる外交官が、交流するよりも、相手国を、ずっと、よく知っている人物が、相手国の中でも、日本にも、よく知られた人物と話をする。それは、心に入り易いですよね。親善という意味で、抜群の役割を果たすことになります。その陰に東大出身だということは、大きな心の支えになっているでしょう。誰に対しても後れを取らない。引けを取らない。劣等感を持つ必要がない・・・・・それはえらいものです。というのも、東大を受験し合格をするためには、膨大な知識を暗記しておかないといけなくて、それは、努力なくしては、不可能だからです。それだけ、若い日に自己鍛錬をしている人物、それが、香川照之ですが、むしろ、そこまでできたことに良心の離婚が、ある種の、援護射撃だったのかもしれませんね。父も母も有名人である。自宅にはお金はたっぷりあって、何でも自由に買える。ただ、それだけだったら、彼は、東大を目指したかどうかはわかりません。

 ともかく、「人生に無駄なものは何もない」の典型で、香川照之という人物の袋の中には、教養とか、情念とか、がいっぱい蓄えられているのです。

 チャンイーモウ監督とも質疑応答において、一切引けを取っていませんし。

 ただ、藤間紫さんが、悪人だったとも定義はできないのですよね。こういう種類の水も滴るいい女というのは、簡単な人生では済まない人種でしょう。その上、演技の上でも天才的な人だったですよ。覚えている。ただ、冒頭に戻れば、NHKは、そこを無視してネグレクトしています。

そして、浜木綿子が、劇場に香川照之を訪ね、さらっとですが、猿之助とも会話を交わしています。平凡な言葉ですが、「よかったですね」と浜木綿子さんには、申し上げたい。「こういう形になるまで、我慢をなさって、よかった。よかった」と。

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副題3、『鬼子来了の映画そのものと、香川照之の演技の両方には、驚嘆する』

  香川照之という人物に割目をしたのは、鬼子来了という映画で、です。これは、中国では公開をされなかったとか? しかし、カンヌ映画祭で、受賞をしています。文句無しに面白いです。ただ、環境と、機材が悪い中で、撮影をされていますので、画面は白黒で、かつ小さく、音声も録音が悪いです。ただし、それが、第二次大戦中の中国は核やあらんと想像をたくましくさせて、結構です。

 なお、戦時中の日本兵を再現するために、実際に教練を受けたらしいです。8時間、炎天下で、身じろぎもせずに直立不動のままで、日本兵役の俳優たちは耐えたらしいですよ。例の体罰ですが、目的が分かっている大人たちがやることなので、大阪の私立高校とは違いますが、香川照之の根性の定まり方に驚きます。現代人だから、それに、私の子供たちと、10歳も違わない世代だと思うから、驚くのです。

 この鬼子来了という映画は、レンタルDVDで御借りになった場合には、部屋を真っ暗にしてみる必要があるぐらい、画質や、音声は悪いのですが、立派な映画です。これは、NHKの大作ドラマ「大地の子」に中国側で、主演した俳優が、私費を投じて、製作した映画で、『私は、このことを言いたいのだ」という主張が見事に見える映画です。

 そして、大変リアリスティックです。日本軍も、「たぶん、こうだったのだろうなあ」と思われますし、中国側の国民党軍と、八路軍(=共産党軍)の争いと、それに対して、どちらに就こうかと、右往左往する民衆、たちの、ある種のバルザック的こっけいさ、そういうものがないまぜになって、大いに笑ってしまうところもあるが、戦慄するほど怖いところもある映画です。

 そういう画像は、日本の現在のテレビのお笑い番組などには、絶対に見られない映画です。

 そして、一見すると反日映画みたいにも見えるが、歴史の真実を、日中、双方でリアルの描いていますので、その質の高さを考えると、これは、半日の何のというよりも、絶対的な芸術的高みに達しているのです。この映画が、中国で公開されなかったのは、八露軍と、国民党軍を、ほぼ、並列的に描き、どちらか一方が上であるという配置をしていないので、当局の逆鱗(?)に触れたのだと思いますが、自由に公開された日本に住んでいて、幸せでした。むしろ、半日映画かもしれないのに、そういう側面での論議は、一切起きていませんでしたしね。

、そういう映画に出演した、香川照之は、本当に教養が深いと思います。

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副題4、『映画、靖国と、映画、鬼子来了は、ともに、日中関係の、近・現代史を教えてくれるものである』

 今、安部さんが大勝利して、長らく抑えられてきた、右翼的な発想、・・・・・しかし、言ってみればそれは、普通の発想なのだが、・・・・・が、復活してきています。私にとって、このブログの読者像は眼には見えないのですが、それでも、普通の考え方、の人が多ければ、それは、朝日新聞の言う右翼像に近いはずで、そうなると、「あなたは、どうして、映画・靖国を、推奨するのですか?」と言われそうですね。だけど、そういう疑問を提示なさるあなたは、食わず嫌いで、あの映画をご覧になってはいないのではないですか?

 あれは、2重三重に、ひねった効果が生まれている映画なのです。そこは、とてもおもしろい結果となっています。誰が何といっても、製作した中国人は、反日映画を作るつもりだったでしょう。ところが逆効果を生んでいます。そこがとても、面白い映画でした。

 製作者は、いろいろな理屈をつけていますが、これは、どう考えても反日映画です。ところが、三分の二ぐらいまで、進行すると、靖国に参拝する小泉さんが、とても、素敵に見えてきてしまうのです。『小泉さんって、本当に、お気の毒ですね。ご自分の信念の発露を、これほど、妨害されて』、とおもわれるようになって来ます。その結果、あの例の集団訴訟による小泉さんの靖国参拝違憲判決が、どれほど、いまわしいものかが、この映画一本見るだけで、見事に、見ている方の人間の心の中に、すとんと落ちてくるのです。本来の目的は、小泉さんをけなし、懲らしめるために作った映画であろうに、反対の効果をあげえているのです。

 しかも、私から言わせれば、靖国を問題にするのは、東京裁判をやった連合国側、すなわち、主体はアメリカです。それなのに、アメリカは直接には靖国を問題にはしません。そして、中国人にそれをやらせます。だから、ここからも、中国と、アメリカがツウ通で、結びついていることがわかります。

 しかも、さらに、進んで、四分の三ぐらいの所まで来ると、製作者が最も狙っている日本刀の、嘘が見え見えにわかってきます。ドキュメンタリーですが、脚本はあって、それは、日本刀という物を軸にして、日本人の野蛮さを、表現していこうという趣旨でしょう。で、終戦記念日の靖国参拝の風景と、刀鍛冶が一本の日本刀を打つ、場面が交互にはさみこまれ、一種のザッピングとか、サブリミナル効果をあげて、その野蛮さを鑑賞する側に、たたきこんでいこうとしているのですが、日本人が見ると、刀鍛冶の、工房の裏に高い山が見えて、おや、これは、東京ではないですねと、すぐわかるのです。

 それが、わかったとたんに、『この監督は、なんと、幼稚で、単純な頭脳の持ち主だろうと、見えてくるのです。しかし、日本の地理や自然に詳しくない人が見たら、誤解をするでしょうから、これは、反日映画だとするのが妥当なところでしょうね。

 だけど、ここで、私が与えているような解説付きで、公開したら、これは、大変良好な教材となるのです。日、中、米、間の一九四〇年代以降の近代史を教えるための。

 特に最後にニュース映像がコンパクトに入っています。これも、わかりやすいです。特に昭和天皇がなにも責任をとっていないことのあざとさが、見え見えに見えてきます。

 そのニュースの中の一部に、たぶん日本軍の兵士であろう人物が、日本刀で、中国人の首を切る場面があって、それは、嫌ですよ。だけど、その前に監督のあまりにも幼稚な狙いが見えてしまうので、「あ、そういうことが目的だったわけですね」と、笑ってしまうほどです。そして、戦争の残虐性は、ナパーム弾や焼夷弾でも表現がなされているのです。アメリカには、日本刀を鍛錬するほどの歴史的な技術がありません。で、鉄砲の国ですね。

 鉄砲はさらに発達して、砲弾となり、それを、駆使するのがアメリカという国家です。そのもっとも大きなものが原爆でした。ヒロシマ型、長崎型。

 しかし、一番大きな問題は、これほどの、半日映画、靖国に、文化庁が、国家予算、800万円を出しているということなのです。私が問題にし始めてから、半官半民の団体を作ってそこが出したということに変更になっていますが、映画靖国のプログラムには、文化庁から、八〇〇〇〇〇〇円をもらったと、きちんと書いてあります。

 で、それが、重要なのに、我が家から、盗まれているのです。

 ね、私が、自分で、大物だと、自分を言うのもご理解をくださいませ。しかも、そのことを書いて準備中の本の中で、レオ須賀ラックス監督が、作った、映画『TOKYO』の第二部で、靖国よりももっとずっと困った形の反日映画を作っていて、しかもそれにも、文化庁が800万円出しているのが問題だとしたら、

 死刑場の公開はあるし、(レオス・カラックス監督の、映画の中に、死刑場が登場する。死刑囚への執行の箱の前に、20人分ぐらいのスタンド型、観客席があるのが、嘘だと私が書いているので、・・・・・死刑場が公開されたのだろうと思う。・・・・・・ここからも、自分の大物ぶりを感じてしまうが)、同じく、そちらのプログラムは、盗まれるし、

 配給会社は倒産したと、報道をされるし、(これは、例の連中の手なのです。追求が及びそうになると、姿を消します。その主たる人物を、がんなどを理由として、殺してしまったり、会社は、倒産へと持ち込みます。このブログの世界で、問題にしている、元、横須賀市の水道山をただ撮りして立っている、大マンション群、ルネ北久里浜(またの名前、ソラヒルズは、建築した会社はすでに倒産をしたそうです。逃げるつもりですが、伊藤忠何とか、という子会社は入っていたはずですが。)

 プログラムは盗まれるし、文化庁は逃げ回るし、・・・・・私はたぶんですが、2010年度と、2011年度の文化庁在外研修生の同窓会には招かれていません。案内状が着ただろうか?

 2012年度は、大阪に、ホテルの予約をネットで入れた後で、案内状が、珍しくハガキで、届きました。

 すみませんが、ここで、中断をさせてくださいませ。あすバス旅行に出かける予定があります。で、徹夜するわけにもいきません。まあ、これほどのブログを書いているのだから、もし、一人暮らしだと、バス旅行に名度行かないところですが、夫婦として暮らしているのですから、旅行もします。

 で、こういう事前に電話やメールで予定が把握されやすいときは、留守にいろいろ、やられます。今度の留守には何を盗まれるでしょう?

 そして、世間でも、鬼の居ぬ間の選択としてのニュースがまた、跳梁跋扈するでしょうね。小沢氏が何かを発表するのでしょう。彼がこれほど退廃をする前には、必ず、こういう時に動きがあったものです。どうなるかを、楽しみに待っていましょう。

 なお、いま、上の様に申し上げた後で、軽く点検をしてみてよかったです。入力した字が、薄いグレーで、読めませんでしたね。こういうことはすぐやられる手段で、よほど、いいこと、または、真実なことをわたくしが書いているという日に実行をされる妨害作です。

 それから、行のそろえが、右揃えになっていますね。こういうことも他にも過去にありました。直せるものなら直しておきましょう。ともかく、月曜日に大量に加筆をし、推敲もするはずです。お待ちくださいませ。

 なお、このブログの、総延べ閲覧回数は、2010年から数え始めて、1460171です。
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