銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

新稿として書き直す、プリンスが、BLACKを黒人の表現語彙として、使った意義

2017-10-15 12:40:32 | 政治

副題1、『17-12-12日の夜、プロファイラーというNHK-BSプレミアムの番組は、プリンスを特集した』

 私は、30代(1970年代)に相当にお歌は練習しました。幅にして、50cmにはなるだろうほどの冊数の楽譜を買って来て、一人でピアノを相手に練習したのです。その前に、ビートルズの、大騒ぎがあるのですが、私は、現代ヒットしているものと言うものには、何となく、嫌悪感を持っているのです。それは、今でも続く、マスコミによる、肥大化があるので、それを、嫌うからです。

 で、楽譜化されている様なものは、いわゆるスタンダードとでも、呼ばれているのか、日本の歌謡曲にしても、映画音楽にしても、古くて、しかし、心に残る様な、曲が多くて、クラシックを好きな私も、異分野であっても、取り組みやすいものでした。ところで、現在、75歳である私は、その練習時期にはまだ、カラオケと言うものが、出回っては居なかったので、カラオケは、好きではありません。今、ピアノが、非常に残念なことに、主人に命令されて、捨ててしまったので、ほとんどアカペラで歌っていますが、・・・・・一つだけ、得意なことは・・・・・・楽譜に、書いてある原調で、歌えている事なのですね。音階を、自分の声域に合う風には、落としたりは、しません。あげもしません。そこが、得意かなあ? CDや、テレビから、聞き取って覚えた曲も同じです。

  このピアノですが、親戚からもらったもので機械部分が、スタインウエイで、それを教えてくださった、依田さんと言う調律師がこれまた、超有名な方なのに、鎌倉の湿気で駄目になったのです。いい音でした。私は、ピアニストではないけれど、yamaha と kawaiを比較をすると、河合の音の方が好きですよ。この件は、→副題αの yoshiki へ続きます。ああ、副題αと、言わず、ここで、簡単に書いてしまうと、yoshikiは、ジュリアードに教授として招聘をされて居るそうです。これは、東スポに出ていた話ですが、その同じ面に、カーネギーホールでの彼のクラシックの曲だけを選んだ、演奏会の日の写真も載って居て、そのピアノが河合だったのですよね。それを語りたくて。  

 しかし、ビートルズにも触れてこなかった様に、ジャズや、ロックというものにも、ほとんど触れてきませんでした。それらは、専門の人が演奏するもので、日本の、大手書店に、楽譜が置いてある様なジャンルではないからです。そして、私もジャズを、声で、歌うなんて、好きではないので、ほとんどパススルーです。

 で、副題1の二重ガッコ内に挙げてあるプリンス特集など、音楽的には、何の、興味がありませんでした。ただ、録画番組を消費している最中、間に挟まったという形で、現在放映中のその番組に触れたのです。非常に心惹かれる生い立ちの人物でした。

 で、録画番組を見るのを中断して、プリンスの一生を追う事となったのです。

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副題2、『プリンスの実の父親は、優秀なジャズメンだったそうだが、なかなか、有名になれないので、自分を追い詰めていて、蒸発をしてしまったと、画面は言う』

 これは、プリンスの母親が、悪いですね。でも、ふっとですが、「小室圭君の母親も、そういう女性だったのだろう」と、思いました。小室圭君の中に、今は隠されているが、・・・・・母親が持っていただろう、夫を、本当に正しくは理解できない部分が、小室君の中にもあって、それが後々、表面に出て来るのではないか・・・・・と、思って心配をしているのです。自由恋愛だと、報道をされて居ますが、まったく違うと、思って居ます。眞子さまは、政治に嵌められた可哀想な、お姫(内親王)様であり、これは、隠されてはいるが、きわめて政治的なものであり、いわゆる鎌倉エージェントたちが、わが身を安泰にするために、あえて送り込んだ男性の術策に嵌められたご婚約なのですよ。

 とうとう、ここにそれを書きますが、小室圭君のお父さんは、自殺をしているそうです。会社の上司(この場合は、横浜市役所)も悪かったでしょうが、妻との間に、深いこころの交流がお父さん中に、有ったら、なんとかなったと、思いますし。・・・・・

 さて、プリンスの実母は、夫が蒸発した後に、再婚をします。そのカップルの写真が画面に出ます。母親は、アンパンマン系の、ふっくらした人ですが、・・・・・白人の血が八分のいちぐらいは、入っている可能性を感じる、美形で、しかも、眼の中に、どこか、欲望の強さが現れている様に思いました。

 別の写真ですが、実のお父さんが一人で写っているものも出てきました。それは、実のお父さんが、すでに、30代になっている頃のものかもしれませんが、ごく普通の体格で、ごく普通の髪型で、ごく普通の服装で、まじめそうでした。

 さて、継父です。これが、母親よりもずっと、大きな体格の男性で、しかも、どことなく、残虐なところのある顔をしていました。100%の黒人と見える男性です。

 そして、想定通りに、継子のプリンスをいじめ始めます。兄弟が、居なかったみたいなので、家庭内に、味方がいない状況でした。で、プリンスは家出をします。新しく住み着いた場所は、友達の家の地下室でした。

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副題3、『プリンスの10代は、継父にいじめられたにしては、ラッキーなものだった。友達の家には、ピアノ(たぶん実の父のもの)を、移動をして、持ってきており、そこで、ピアノそのほかの、楽器の練習に励んだ模様だから』

 身を寄せた家の、お母さんが画面に登場しました。表情は穏やかで、体格もまるまっこい、良い母親タイプの人です。あのピアノが、プリンスの、実の父のモノだったら、それを運ぶことを、この家のお父さんやら、子供たち全部で、手伝ったのでしょうから、とても、親切な人たちです。地下室と言うと、日本だと、真っ暗で、空気の流通の悪い部屋を想像しますが、ヨーロッパと、アメリカでは、半地下形式になって居て、窓もあり、玄関もありで、貸家にしているお宅も多く、五島みどりさんは、フォレストヒルズ(クイーンズと言う地区にある町で、大きなお屋敷が多いところ)の、そういうお宅で、ニューヨークでの最初のステージを過ごしました。

 この間、【ジパング】で、トランプ大統領が、10歳までを過ごした、家というのが出てきましたが、場所がクイーンズだと、説明をされて居たので、まさしく、フォレストヒルズの、邸宅だったでしょう。アメリカにおける、田園調布とか、二子玉川として、大昔に開発をされた一帯です。

 私は同じ地域の、スタインウェイと言う、格落ちの、住宅街で、1999年に、80平米ぐらいのアパートを、800ドルで、三か月、借りました。Nラインの、終点の駅から15分は歩くので、「アメリカ人なら、普通は、500ドルよ」とは、聞きましたが、ともかく、安心して住める、独立した、アパートだし、大家のお嬢さん一家が、階上に住んでいて、そこの子供たちがいい人だったので、楽しく、暮らしました。ギリシャ人移民が多い一帯です。マリアカラスの事は、町中の人が知っているという地域でした。

 2000年には、同じ、クイーンズという街ですが、電車は、違うところに住みました。フォレストヒルズも通るFラインなどの、路線が、4本も通っている地区(インド人が主に住んでいた)の、フォレストヒルズよりは、格下の地域の、同じく、半地下を借りました。前年は、連棟の中の一戸でしたが、今度は、一戸建ての中の半地下です。両方とも、70平米はありました。半地下と言うのは、人間の住居としては、別におかしくないもので、みじめでもないものです。チャイコフスキーコンクール優勝者の、神尾麻衣子さんも、スイスで、半地下を借りていて「防音効果がいいので、好きです」と言っていました。神尾さんの住まいは、窓の外が、広大な芝生のお庭で、確かに、近隣からは、文句を言われない住まいでした。ともかく、日本で言う地下室とは、まるで、違う空間です。ちょっと、日当たりの悪い家と言う感じの住まいです。

 そういう家で、彼は、10代の後半を、楽器練習三昧で、過ごしたのでした。これは、ラッキーな事でした。

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 この間に、以前は、大量に連想した事を書き込んでいます。8章ほど書き込みました。それで、副題の番号が、3~12へ跳んでいます。しかし、統一が、取れないので、抜かします。

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副題12、『冒頭で、紹介した、NHK BSプレミアムの番組内で、2015年のグラミー賞での、プリンスのあいさつが、紹介をされた。プレゼンテーターとしての、短いあいさつの中で、プリンスは、

「アルバムも大切だけれど、黒人の命も大切でしょう」と言っている。つまり、アルバム部門に対するグラミー賞を、授与する役目を引き受けた2015年には、背景として、黒人青年が、警官に、射殺される事件が続いていた。

 私はNHKの番組を削除してしまった。それで、どこかで、見つかるはずだと、思って居たのだけれど、プリンス名言で、検索しても、なかなか、見つからない。

 それで、グラミー賞の方から攻めた。グラミー賞 名言と入れると、AOLが提供した古いニュースが出て来て、その中で、元のスピーチを拾い出せた。それを、ここに#####罫線に挟んで、置いて置く。

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プリンスは檀上に上がると、Albums, Remember Those?  Albums still matter. Like books and black lives, albums still matter. (アルバムって皆覚えてるかい? アルバムはまだ大事だ。本とか黒人の命と同じようにアルバムって重要なんだよ)」とスピーチ。

「アルバムを覚えてる?」というのは、ダウンロード配信などでアルバムが軽んじられている現在の音楽シーンに、「アルバム作品の重要性を忘れてないか?」と若干皮肉を込めたニュアンスで最優秀アルバム賞を紹介するという彼独特の表現方法だが、「アルバムはまだ(音楽にとって)大事なもの、本のように、そして黒人の命のように」と続く。

本も電子化で軽んじられていると言っても、まだ紙の良さを実感する商品もあるが、ポイントは「黒人の命のように」という表現。ここで敢えて「人の命」ではなく「黒人の命」といったのは、昨年相次いで起きた黒人青年が警官に殺害された事件に対して強い懸念を込めたコメントと言えるだろう。

この言葉、音楽を愛するプリンスのアルバムへの強い拘りと同時に、黒人の一市民として人種差別的な暴力への反対の意味も込めた世の中へのメッセージと受け取れる。

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副題13、『私は、その放映があった、12日まで、プリンスの事は、一切、知らなかった。しかし、上のあいさつには、大いなる、懐かしさと、親しみと、やはりなのだと、言う思いを抱いた』

 プリンスは、自分も黒人です。それでも、アフリカンと言う言葉は使わず、 black lives (黒人の命)と言っているのです。

 日本でも、ものすごいレベルで、言葉狩りが、行われていますが、アメリカも似ていて、建前としては、ニッガーとか、ブラックは、使ってはいけないこととなっている模様で、したがって、私もアメリカやニューヨークでの思い出を語るときに、アフリカンと表記します。

 しかし、実際にアメリカに滞在して、現地の空気を知って居る人ではない、普通の、日本人の読者に向けて、それでは、隔靴掻痒の感があるなあと、いつも思って居るのです。

 でも、プリンスの言葉を聞いて相当に安心をしました。本人が、黒人である、プリンスが、こくじんに対して、BLACKを使ったからです。

 では、これは、短くして、これで、終わります。

なお、このブログの、2010年より数え始めた延べ訪問回数は、4284272です。

    2017年10月15日に書く。雨宮舜(本名 川崎 千恵子)

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