雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

アイ・アム・アホ

2017-11-30 00:46:02 | 願い
スクランブル交差点でおなじみの、
東京、渋谷駅の迷路化がハゲチイのです(*´-`)
迷路と言うよりは迷宮、的な。

「日本最大規模の再開発なう!」

......とはいえ、ちょっとエグイのでする。
駅構内の出入口や道などが乗り降りする度に違っている!
なんて当たり前で。
混雑さも混乱さも殊更に盛り上がってる感じ。
アチキ的には今や、仕事や必要なことが無い限り、
なるべく避けて通る様なクセもついてしまった感もありまして。
ま、ま、再開発後の街のイメージなどは発表もされてもいますし、
ソレもなんとなく見えちゃうのですけど......
きっと綺麗になるのでやんすね。
洗練もされて。
クールでモダンで。
ITとかノマド系オフィスやらイベントスペースやら。きっと。

......ただ......

そんな未来図をイメージするにつけても、どーも、今のところ、
田舎育ちの僕の心身にはもう一つシックリと来るような感触は無く。
若者文化を創造し続けていた頃の渋谷の街の輝きナドとは、
もう一つ重ねることは出来なくて。
でも、まぁ、そんな僕さんからしても、渋谷といえば、そりわもう

「すげー街だなぁ.....」

という感覚はいつも抱いていた場所ではありまして。
渋谷の街が持っていた独特の文化的雰囲気には
いつも感服してもいたのです。
音楽とかファッションとか。
クラブとかカフェとか。
時代の文化を動かすようなセンスと思考とエナジーを持っている人々が
各地から集う街......という様なイメージでもありまして。
時代を消費する......というよりは、
常に創出している......という感覚の街。
勿論、多くのモノモノがそうである様に、
アグレッシブなゾーンにあったモノが時と共にコンサバティブなゾーンに
動いて行くというのはマーケット論的にも必然なワケで。
トレンドのトップを走ったモノには、
そのインパクトの強さと同等のレトロ感や時代感をも背負ってしまう
宿命があったりもするわけで。
だからこそ、出来うれば、

「そんな突出したものの行く道は成熟や熟成といった方向であるべきだ」

とも思うワケでして。
その方向に進みさえすれば、自らの持つ価値はさらに磨かれ、
別の次元にスライドも出来て。
光りと輝きを永続させることが出来るかもしれなく。

しかしながら、
それこそが実は意外と難しく。

多くのモノは成熟や熟成の道に入れずに、
迷ってしまったり、腐ってしまったり。
はたまた変われずに風化してしまったり......と。
成熟とは、実はそれくらい難しいことであったりもするのだろうな......
とも思われて。

「人の歩む道もそうなのか......!?」

なんて、
工事だらけの渋谷の街を見ながら考え込んじゃったりもして。
今の渋谷に対する感覚というのは、
そんな成熟に向かうと空気とは少々違う様な感じで。

「正常進化ではないのでは?」

などと言う思いに影響を受けてしまっている空気感なのか、
わかりませんが。
ただ、その根本に覗き見える大きな因としては、部屋も、家も、

「この土地価格と空気感とでは限られた人しか住めないのかなぁ......」

という事である様な気もしていて。特に

「これから稼ぐぞ!ひと旗あげちゃる!」

などという若者さん達には、金銭的にも、
もう住みにくい街になっちゃっているのかも?
しれなくて。

若者の街だったハズなのに。

遊び心の街だったハズなのに。

生活とかけ離れた所から生まれるものというのは......
最早クールなビジネスと消費しか残らないのだろうか、と。
人々の生活とかけ離れた文化などありえませんし、ね。
今の渋谷には、
そんなビジネスや消費活動周りに棲む少数の?事業者的何か!?
によって変化させられているという違和感みたいなものが色濃く漂っていて......

その土地に合わないもの。

その土地が望まないモノ。

そんな形へと無理矢理?変化させれられていっている様な......

恐ろしく深くまで掘られていく土地の悲鳴が聞こえてくるような......

大義名分は数々あれど、
芯にあるのは合理主義の利益優先的設計図案とでも言いましょうか。

完成した暁にも、
実はどこかで見たことあるような街になるのではないか!?
的不安が付き纏うとでも言いましょうか。
そんなこんなで今日もまた、
僕は足が遠のいてしまったり......と。

公園通り、センター街、文化村通り、道玄坂......
そんな渋谷の通りに見えるのは、
今やH&M、FOREVER21、ZARA、GAP、ユニクロ......
ビックカメラにヤマダ電機。
他の街でも目にするお店や企業さんがターックさん。
飲食店もチェーン系のお店がたーっくさん。
街の個性を何処に見出したら良いのやら......なんて。
このままいくと日本中、
大きな都市の街並みは皆同じ様な景観になってしまうのかもしれない......とか。
不安に思っちゃったりなんかもして。

......渋谷は、なんとなく、

少し前の新宿に似て来ている様な気もしていて。

新宿は、もはや日本というよりアジアの何処かの都市の様な感じで。

そんな新宿が失ったモノは、ある部分、

今は秋葉原とか池袋が受け継いでもいる様な。

渋谷にあったモノは、

恵比寿とか裏原宿、代官山ナドに少し流れ出て行ってもいて。

その他部分は六本木に移っている様な感じもあり。

じゃあ、そんな六本木が持っていた少し前の感覚は?というと、

今は赤坂?青山?

なのかなぁ......

サイバーな街は、
東京では秋葉原とか新宿とか池袋とかでもう十分な感じもしますし。
それとはまた違った個性が無いと東京がつまらなくなりそうですし。
渋谷の様な栄華を極めた街が参考とするのは、
もはや上海やらシンガポールやらロンドンやらニューヨークなどではなくて。
北欧諸国の都市やらスイスやらオーストリアだとかチェコだとか。
オーストラリアとか。
欧米諸国の郊外都市や、世界のリゾート系都市やらハワイの街やらとか。
そんな方向で成熟していく方が、もしかしたら

「正常進化」

と言えるのではないのだろうか......なんて。ね。
途方もないことでしょうけど。きっと。
アイ・アム・アホです。ええ。
ま、
ちょっと、
寂しいのでやんすかね。要は。
今、自分で書いていて良くわかりまちた......(*´д`)ぽふーん......



渋谷の再開発を中心的に進めているトアル「電鉄会社」さんは、
最近では「トラブル多発」で有名になっていて。
僕は今、その沿線に住んでいるのですけど、身近な部分で言っても、
乗降者数が異様に多くなった駅でも改札口はたった「1つ」で。
改札口を1つ増やせば、それに伴う人件費や導線改築も必須でしょうし。
そりゃ、ポン!と取りかかれないワケもあるとは思いますが。
しかししかし、ホームには毎日溢れんばかりの人がいて。
それでも未だ床面拡大の動きなどは全く無く。

「自らのグループ会社の商業施設の方にしか人を流したくないのでは?」

なんて憶測迄も飛んじゃったり。
そんな中でも巨大な広告用サイネージを狭い駅の床からおっ立てちゃって。
狭くなったホームを更に狭める事になっちゃって。
電鉄としての最優先事項は誰かが線路に落ちるまで後回しにしちゃうのかなぁ?
なんて。
沢山稼いでいるであろう会社の予算は、渋谷を初め、
更なる新しい街の開発に優先される感も満載で。

いったいどこまで利益が出れば?

そんな会社は地域社会還元や文化創生援助などを考え出すのでしょうか。

企業にそうさせない要因が、

この国の行政や立法にはあるのでしょうか?

経営が苦しく、

建て替えも出来ない地域の神社さん達が沢山無くなって行ったら、

この国の文化の独自性は何処に拠っていくのでしょうか?


インバウンドなんて言いながら、

諸外国から見たこの国の特異性と訪れる動機と価値の根本を何に?

置いているのでしょうか。

表層的に見させられる企業や政府の文化援助やエコ意識の体(てい)は、
其々のブランディング目的ということ以外は感じ取ることは出来なかったりして。
低い民度とセンスを見せつけられて!?もいるようで。
先日など、伊豆半島の森林を切り開いて巨大ソーラーパネルを立てる!
などというビックリするくらい本末転倒なニュースが流れていたりもして。

なんだか自分のことの様に落ち込んじゃったりもして。。(´。` ) =3

自分の暮らす国や街が世界やどこかで「成金趣味」とでも言われていたら、
そんな意味合いで住んでいない多くの者のココロなど最低、最悪の空模様で。
自分はただただ、多摩川の空気が好きで。
河川敷グラウンドでボールを蹴るのが好きで。

駅前から失われたドトールコーヒーとミスタードーナツを取り戻したいだけなのだ!
と言う様なタイプの人は、もう、悲嘆にくれるしか無いワケで。
ま、こんな僕の様なチッポケポンチの人間が考えることでは無いのでしょうけど。
とてーも意味のない話だとも重々思っとりますので。
ええ。ええ。
勿論。
今日はただただ、そんな、たわいもない話ということで。
たわいもない話ついでに、もし、

「渋谷の街の設計を全て自由にやっちゃっていいよー」

なんてことがあったら、僕さんなんか、
明治神宮の貴重な森から涌き出でる武蔵野の湧水を街に走らせちゃったりなんかして。
地中に隠されてしまった「宇田川」とか「渋谷川」を
再び太陽の元に出しちゃったりなんかして( ̄▽+ ̄*)
文字通り、本来「谷」であった渋谷の姿を都会の中に復活させて。
その川沿いには京都市の高瀬川的なこじんまりとした河川敷を広げちゃって。
そんな河川敷沿いには最先端のソフトとハードを裏側に仕舞い込んだ低目のビルが、
ゆとりを持って美しく割り振られて。
自然味と都市感とが絶妙なバランスで共存しちゃったりなんかして。

「渋谷の川のせせらぎが大都会の真ん中に復活!」

なんてね。
ええ。ええ。
人によってわドン引きな話で。
関東だけで20店舗以上展開しているチェーン店やコンビニは、
お金を積まれてもノーノーさんで。

「何故なら町の個性がなくなるから!」

「コレなら自分も川沿いに住んでみたいと思うから!」

なんて議会とかで生意気言っちゃったり。
ええ。ええ。

「渋谷にセイコーマートが!おおおおおっ!」

「渋谷ってスタバが一軒も無いやんけ!おおお!」

なんてね。

「でも次期スタバ候補の店が沢山あるやんけ!にゃにゃにゃ!」

にゃんて。

「地方都市が目指すべきベンチマークは渋谷なんじゃね!?」

ってな方向で。時代文化の栄華を極めた街の正常進化や成熟なんて考えたら、
実はそんな?過去と未来とをバランスよく繋ぎ、
表現もした街なのでは無いのだろうか?と。
経済発展を遂げた街のその後の「心持ち」や「雛形」を示せる様な街を目指しちゃう!
......ってのも良いのではないのかなぁ......なんて。
責任が無いと何でも言えますのー。
ええ。ええ。
身勝手で( ̄∇ ̄)



渋谷といえばハチ公さんでしょうか(^ν^)
にゃんと!
猫さんが足元に二段積み!



音楽世界でご飯を食べて来た僕さんが、
渋谷が渋谷たる時代に心打たれていたキーアイテムはこの辺りでしょうか(^ω^)



懐かしの!
フリッパーズ・ギター(The Flipper's Guitar)さんの名盤
「three cheers for our side 〜 海へ行くつもりじゃなかった」
4曲目の「Coffee-milk Crazy(コーヒーミルククレイジー)」なんて、
昔の渋谷そのもの的名曲か!?
全ての要素が「メイン」に対する「カウンター」になっていて。



小沢健二さんのこの「LIFE」と言うアルバムあたりも、
誰もがクラブでブギーバックして、
ブーツでドアをドカーン!と蹴っていた頃の渋谷を語る上で
欠くコトのできないアイテムかもしれませぬ(^^)

小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック(nice vocal)


Flipper's Guitar Coffee Milk Crazy


最後にこちら。
滋賀県、近江八幡市にある「ラ コリーナ=La Collina」さん。



すげーっす。ここ。ホント。
「未来の街」ということを考えるにあたっては、
個人的には最近で一番「インパクト」と
「インスピレーション」を頂けた場所です。
リスペクト。
次回、ココにもちょびっと記し残しておこうかと。ええ。(^^)


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6 コメント

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みなせあやこ猫さんへ。 (amenouzmet)
2017-12-04 12:01:32
みなせあやこ猫さんが悪い人でないことを祈っております。
あたたかく見守っていただき、感激しております (みなせあやこ猫〔みゅん〕と保護子猫)
2017-12-04 09:50:56
音楽性のことは、よく分かりませんが、真摯な職業意識に敬服いたしました。ボクの飼い主も歌手の、みなせあやこさんの後援会長をしていますが、はっきりいって、音痴です。おじいちゃんとおとうさんの動画「東大親子ネコ・子猫のマフラー」やおじいちゃんとボクの動画「銀座三丁目のねむり猫」、あと家族の動画「神田明神猫だんご」もわらえれるにゃ。これからも、お仕事がんばってにゃ。
稲穂耳さんへ。 (amenouzmet)
2017-12-01 15:16:17
(^^)
Unknown (稲穂耳)
2017-12-01 14:09:16
(/・ω・)/ おぉぉ  良かった!
稲穂耳さんへ。 (amenouzmet)
2017-11-30 18:08:46
ニャンコさんにはつきっきりで面倒を見ている不思議なオヤジさんがいたので大丈夫だと思いますよー(^_^)
Unknown (稲穂耳)
2017-11-30 12:55:50
まさに昨日、所用があって渋谷に行きましたが
同じことを思っておりました。
工事現場の側に摩天楼・・・はぁ、疲れちゃう、さっさと帰ろう。
掘られて削られて、土地のエネルギーはどうなってるんでしょうね。
あのぐるぐる感が嫌いで渋谷はスルーするようになりました。
(と、としのせいかもしれないけどもっ・・・アセアセ)
大学生の頃美術を勉強していたので、音楽もアートも渋谷、下北、
わちゃわちゃして楽しかった。
パルコもバリバリだったし、渋谷ジャンジャンも凄かった。
友達が「NY! NY!」と騒いでいたけど、
NYが、そんなに好きじゃなかったのにも少し似ている感じ。
やっぱり欧州LOVEなのは、土地のカラーが残ってるからかな。
土臭いのが好きだなぁ。
しかし、にゃんこさん あんな高いとこで眠っていて大丈夫なのかな

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