雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

恐山徒然 4

2017-11-18 00:00:01 | 凄い...パワスポ寺社
すると、その参道の左側に、フト、目が止まった社(やしろ)が一つ。

「塔婆堂」

その社の立て札にはそう書かれていました。

それを見た瞬間、僕ら二人しは「ピン!」と来ました......

......塔婆......ばあ......婆......



「のんのん婆は、ここにいるんだな。きっと......」



僕らはそんな気持ちで、本殿に向かう前に、
この社(やしろ)に丁寧に参ることにしました。

「4」へと続くのです(^^)






「塔婆」とは仏教における「卒塔婆=そとば」のことだと思われます。
亡くなられた先祖様の供養塔として立てられたり、
長い木札などで簡易的に作られたものは
「板塔婆=いたとば」とも呼ばれ、
よくお墓の後ろなどに立てられたりしてもいます。
実際、このお堂の横には沢山の巨大な「卒塔婆」が建てられていました。
恐山の印象的な風景の一つかもしれません。
そしてその卒塔婆とは、本来、サンスクリット語の
「ストゥーパ=Stupa 」
仏塔のことです。
この言葉が仏教の伝来とともに伝わって、
そのまま「卒塔婆」という文字へと置き換えられたのだと思われます。
そして僕は、この恐山で、
その卒塔婆に関して一つ教えられたことがありまして......

それこそが神様が言っていた「のんのん婆」

そもそもストゥーパの「パ」「バ」の音の当て字が何故?
「婆」になったのか。

その話。

想像するに......

この言葉が伝わった当時、もしかしたらこの国には、
家族や先祖や皆のために祈ったり、時には恐山のイタコの様に!?
天や縁ある人からの言葉を降ろす様な方々がまだアチコチに沢山いて。
その多くは高齢の女性であることが多くて。
それで、故人の仏塔として立てる「ストゥーパ=卒塔婆」には
「婆」の字を当てはめたのではないか......?と。
僕は、恐山の塔婆堂でそんなことに思い至りました。

そしてそんなコトをKIKOさんにも話しつつ、
僕らは塔婆堂の前に立つと、お堂に真摯に手を合わせ、
今日ここに来れたことへの感謝と、そして、この後、
この地で動かせて頂くリンゴとお酒とお水の話もして。
そんな諸事のお許しとご加護とお導きのお願いも静かにしました。
すると......



「♪ピコピコピコーーーーーーーーン♪」



僕のスマホの呼び出し音が塔婆堂の前に鳴り響きます......



「でった!?Σ(-`Д´-ノ;)ノ」

「??」

「朝話してた横浜のねーさん。
ここで、また。来るかね。マッタク。。電話出てもいい?」

「どうぞどうぞ」

「もひもひー。。どもどもー。
ここで来るかね。電話。しかし。
ソナタはのんのんバーなのか!?
え?なに?あっ!そう。。。りょ、りょーかひ......」



ねーさん曰く。
僕らが塔婆堂でお参りをしているタイミングで、遠く、
神奈川の横浜の方でも神様から御言葉をいただいたらしく。
それをリーディングしていたら、
僕らにもスグ伝えないといけないと思い電話したのだ......と......



「あのねぇ。今、ソコにのんのん婆がいるって。
キャハハハハァ〜〜((*´∀`))面白いねー。
わかったって。頼みます、って言ってたよ。神様も凄く喜んでたよ。
あとね、橋のところのお婆さんの像はのんのん婆とはカナリ違うって。
のんのん婆はもっと若くて、中年ぐらいで、
可愛らしい人だと◯◯◯◯の神は言ってたよー。。
キャハハハハァ〜〜((*´∀`))」



この成り行きを冷静に見守っていたKIKOさんは、
もはや何事にも動じず、口元にはうっすらと笑みを浮かべています。
電話を終えた僕はちょっとシズシズ......とした感じで、
クールなKIKOさんに話しかけます。



「あ、KIKOちゃん!
やっぱりね、ココにいるんだって。のんのん婆。
わかってたと思うけど。よかったね。
ちゃんと伝わったみたいよ。
横浜の方までメッセージ降りてた様だから。
ここホントは塔婆堂じゃなくて、のんのん婆堂じゃんね?ってね!?
ええ。ええ。
あとさ、三途の川のところの奪衣婆の像とは
全然違うイメージらしくてさ。のんのん婆。
もっと若くて可愛い!おばさんなんだって!
え!?わかる?
そう!よかったよぉぉ。。そうだよね!
あれは怖すぎるよなぁ。。
あ!俺たち!バカじゃないからね!
ポンチキなだけだから!まじ!
警察だけわ呼ばないでね!」



なんていう会話ナドをしつつ、
僕らは無事!のんのん婆にも会えて。
そして、やっとこさ!本殿の前に辿り着きました。
温泉も含め、駐車場からココ迄なんだかんだで一時間ぐらい。
普通に来れば門から10分もかからないであろう参道ですが、
既に大冒険。
こんな参拝者なんて今日はいないだろうなぁ、なんて、
そんな話もしながら僕らは本殿に向かい合うと......
タイミングよく、祈祷の太鼓がドン!.....と。

そして、

もう、ヒシヒシと、

強いエネルギーが境内の左の方から流れ来ています。

鳴り響く太鼓の音と共に僕等は本殿参拝を終え、
そのエネルギーの流れ来る方向を見てみると、そこには————————

—————見た瞬間、二人して確信をしてしまった、例の、

「背の高い岩」

......が、

ありました。

アレに間違い無いだろう、と。

僕らは本殿から、その岩へと向かいました。

いよいよ、ここからが本番だと。

そういう気持ちで向かいました。

「5」へと続くー(^^)


☆シリーズ過去記事☆
恐山徒然
恐山徒然 2
恐山徒然 3


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