東京・ウサギsatellites

ウサギについてきた人だけが迷い込む不思議な衛星。。

書くか書くまいか②~小説追記部屋(映画もあるでよ)~

2016-10-16 23:38:36 | 日記
※『君の名は。』について綴っております。ネタバレが含まれますので、くれぐれもご注意下さい。小説も映画もまだな人はここでストップ!








物語は東京の高校生〈瀧タキ〉と田舎の高校生〈三葉ミツハ〉の心が入れ替わるところから始まります。

よく、頭ゴッツンコして入れ替わる...というのはありますよね。でもこの二人は距離があるのにそれが起きます。三葉のお家が神社と深い関わりがあって妹と共に巫女であることもなんらかの理由としてあるみたいですけれども(多分)じゃあなぜ瀧君だったのか?と考えると...お祭りでの苦手な儀式の後彼女自身が叫んでおりましたよ
「もうこんな町いややー!こんな人生いややー!来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!」
と(訛りが可愛い)。そんな切実な願いと縁とか色んな何かがあって、2人は惹き合わされたのだろうと思います(...が、見落としがないかもう一度読んでみよう)。


そして描かれていく都会と田舎の対比。私はそのどちらも知っているのでそれぞれに良さもあれば大変さがあるのも分かるのですけれども、色々なものが存在している東京の書かれ方には特に魅力を感じました。

とはいえ、三葉ちゃんの住む糸守町(架空とのこと)にも魅力深い伝統工芸や儀式がありまして、その一つが組紐(着物の帯の中心に巻かれているあの雅な紐)。テレビで作業風景を見たことがあったので「かちり」という重り玉の音の表現とかリアルに情景が浮かびつつ、そこでお祖母ちゃんによって語られる糸守千年の歴史も文章から独特の雰囲気が醸し出されて興味深かったです。

そしてもう一つが物語の中でも重要な役割をはたしている“口噛み酒”。豊穣祭にて巫女である姉妹がお米をもぐもぐ、もぐもぐ(小説にもこう書かれている)した後、升の中に出してゆくのですが(放置後、発酵してアルコールになる)、こちらも昔どこかのジャングルの特番か何かで似たような場面を見たことがあって強烈なインパクトを受けていたので、まさかそれを小説の中で読む日が来るとは思いませんでした(正直未だに抵抗感が拭えなくもある)。。。なにげに人体の神秘を感じつつ、聴衆の面前でこれをする三葉ちゃんはそりゃ色々と思うところあるでしょうし、あの叫びにつながるのも納得。でも、だからこそ後の瀧君の行動には度肝を抜かれました(ぐびっとなさる)。


で、その真逆の瀧サイド。

マンションの廊下から大小のビル群が見えるとか、ほんとに都会の真ん中で暮らす子なんだな~と改めて関心させられつつ、この辺りの描写がなんとも素敵で(空の色むらなしはよく分からなかったけれど)その風景を見て息を吸いながら目を細めた三葉ちゃんと同じように目を細めながら読む私がいました。東京が本当に素敵な都市に見ましたね(現実での防災面での不安はでかいが)。

この都会と田舎の対比はお互いの友人たちと繰り広げられるところもあり、例えば田舎ではカフェがバス停のベンチだったり、都会ではホントのソレで内装の木組みについてお洒落に話していたり。ちょっと笑ってしまいながらどちらの友人たちも共通して良い子たちで好きでした。

そんな対比の中で現代だな~と思わされた共通のアイテムがスマフォ(スマホではなくスマフォと書かれている)。GPSや日記アプリを利用して互いに上手く活用しつつ交流しているわけですよ。でもなぜかメールと電話は使用不可。つまりリアルタイムでの直の交流ができないわけです。ここいら辺りから徐々にシリアスへと加速していくのですが、ここからは映画の感想と共に述べていこうと思います。
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