原発に反対し原発0を要望する人は多くいます。地域に合った自然エネルギーを作ろうと模索している団体の映画会が、岡崎で5日ありました。中部環境を考える会でも名大の先生を講師に、木質バイオマスの学習会を企画され拝聴したことがあります。自然エネルギーには太陽光、風力、小水力と木質系バイオマスなどがあります。豊田市では環境モデル都市を標榜していますが太陽光とハイブリッド・カー中心で、木質バイオマスは不可能とした調査報告書をまとめています。「額田バイオマス火力発電建設検討会」は間伐材や剪定枝などを利用し、森林再生と循環型社会を検討されています。
会の主催で上映された映画「シェーナウ」はドイツの小さな村です。原発事故をきっかけに学習し、議会を動かし、住民投票を行い10年かけて水力の電力会社を、自分たちで運営するまでになった記録映画でした。もう一本は「見えない雲」という原発事故を受けて書いた児童作家の映画化でした。大きな歴史的転換点の今、自然環境、経済、地域社会等巨視的な立場で考える必要を感じました。そのためには身近な出来ることから始めようと思います。写真は土橋駅に設けられた一人乗り自動車の都市実験です。