日々のスケッチ

日常の出来事、感じた事、考えた事、気の向くままにつらつらと・・・。

どこまでも内省的な日本

2005-07-27 23:40:49 | あれこれ放談
6カ国協議で日本が拉致問題を持ち出した事に
中国、韓国、ロシアが批判的なようだ。
味方はアメリカだけか。

確か、日本が本当に仲良くしなければいけないのは
アメリカじゃないアジアの国々だ
などと言っていた連中がいたが、
なるほど、中国や韓国は本当に頼りになる友人だ(爆)

特に中国の言い草は意地悪そのものだねぇ。
日本は自らの侵略の歴史は反省しないくせに
北朝鮮の拉致問題は時と場所も選ばずに取り上げる
ときた。

頭から湯気が出そうになったところで
テレビ朝日の報道ステーションを見る。
朝日のお陰ですっかり自虐的な体質になってしまったらしく
加藤千洋さんのコメントをわくわくしながら待つ(笑)
案の定、日本が孤立している原因は大半が日本自ら招いた事だって。
おぉ~!予想通りのお言葉だぁ。

そう、悪いのはみんな日本なのだ。
北朝鮮に日本国内で自国民が拉致されても
戦争中に日本が朝鮮半島の人々にしてきた事を考えたら仕方ない。
さらって行った人を帰して欲しいと言うのも怪しからんなんて
めちゃくちゃなこと言われても、
隣国に味方してもらえないような日本が悪い。

どこまでも内省的であろうというわけだ。
何があっても何をされても、
自分を責めて責めて、
理不尽な仕打ちに耐えて耐えて・・・。
そしていつか許しと真の相互理解がもたらされる日を待つ。
そう考えているのだろう、報道や政治家は。

でも、多分そんな日は来ない。
どんなに謝罪し耐えて待ち続けても
日本が中国や韓国や北朝鮮に許され和解する日など来ないのだ。

そして、来ない事もまた日本が悪い。
そうなんでしょ?