太極拳・八卦掌・戴氏心意拳  サークルウォーカー

愛知豊川・豊橋中国武術サークル
豊川中国武術愛好会の伝統中国武術練習日記

掌友会・推手倶楽部中部同好会

豊川中国武術愛好会とは?

中国の伝統武術である推手・太極拳、戴氏心意拳、馬貴派八卦掌を学んでいます。
愛知県東部の豊川市御津生涯学習会館を中心に活動。
年に4回ほど東京の中国伝統武術  掌友会代表  江口 博先生をお招きして、中国武術セミナーを開催します。また会員で定期的に練習会を行っています。
武術は初めてという方でも無理なく学習できます。
見学歓迎致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせは下記アドレスまで。

toyotyu8@gmail.com

お名前と件名「見学希望」をご記入の上、送信お願い致します。

興味のある方は是非連絡をください。私たちと一緒に活動していきましょう!

太極拳 八卦掌 「護身術」

2012-01-30 00:00:44 | 日記
昭和初期に活躍した「柳谷素霊(やなぎや・それい)」という鍼灸の達人がいます。
たくさんの弟子を育てて現在の東洋医学にも大きな影響を与えた人ですが、この先生の教授法は一風変わっていました。

弟子が分からない所を質問すると、
「お前はどう思う?」
と逆に聞き返されるのです。
面食らいつつも弟子が自分の考えを言うと「それだからどうした?」「もっとよく考えろ」と更に追求されます。
聞かれてもすぐには答えず、生徒に徹底的に考えさせる事で物事を習得させようとしたのです。

大抵、人から聞いただけの事というのは頭に残りません。
しかし自分で調べたり、考えたり、試行錯誤して憶えた事は身につきます。
人に聞くにしても、自分で考えた末に聞くと「あ、そうか」と腑に落ちるのです。

柳谷氏に限らず、昔の人はみんなこうやって勉強したらしいですね。

ちなみに江口先生も質問すると「あなたはどう思います?」と聞き返されます。伝統的な勉強法は武術も学問も同じみたいです。

●両クラス

今日は対練に時間を割くために基本をササッとやってすぐ両クラス合流しました。

さっそく推手から始めます。
八卦クラスからチェンジした方が何人かいたので、単推手と迎面吸化掌をそれぞれやりこんで、太極拳と八卦掌の違いとか共通点などを色々研究してみました。



その後は双推手を「ちょっとマジ」でやってみます。
力を入れずに滑らかに、は基本ですが、油断していたらひっくり返したり追い詰めたりして良い、というルールです。
所々でいつものバトルが始まりました(笑。



最後は型の応用を護身術的にやってみます。
誰かに絡まれた時、相手が悪いからといっていきなり拳を顔に叩き込むと後々問題になるので、もみ合いつつも最終的に相手を制する研究をしてみました。

太極拳、八卦掌の型の中から2つほどピックアップします。
キュッと絞めた後、壁に貼り付けて身動きとれない様にします。
地面にべったり寝かせる方がより安全ですが、そこまで持って行くのが難しいので、応用が効くやり方を試してみました。
街を歩いていて、あるいは電車の中でヘンな奴に因縁をつけられたら使ってみましょう(笑。

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太極拳 八卦掌 「雪無し地帯」

2012-01-22 19:07:22 | 日記
東京は大雪、北国では豪雪だそうで、各地のみなさんのご苦労をお察し致します。

そこで、雪の被害を少しでも分散するべく、空の何かを挑発してみようと思います。

「やーい、バーカバーカ!中部の太平洋側は全然雪なんかねーんだよっ!悔しかったらこっちまで降らせてみろー!!へーん!ぶーらぶらーっ!(挑発のダンス)」

空の何かがこのブログを読んだら怒りに燃えて北国への分をこっちに振り向ける事でしょう。

もし中部地方が雪で壊滅したらごめんなさいっ!

もはや中国拳法サークルのブログだか何だか分からなくなってきました。

●八卦掌クラス

今日のテーマは「滑らかに」です。
例えば、空中をヒラヒラ舞う紙切れを手で掴もうとしても、なかなか捉えられません。
何故かというと「一時も止まっていないから」です。

人間の運動はいくら素早く動いてもどこか滞る所があるので、ブツブツ途切れるのが当たり前になっています。
そのため、止まらない紙の動きについていけないのです。

という事は、紙が舞う様に動くことが出来れば普通の人間には捕まえられなくなる、という理屈になるでしょう。
そんな訳で、動作間にスキマが出来ない様、滑らかに滑らかに型を練習してみました。



対練では特に手で相手を押さえ込むヤツを主にやってみました。
これも単なるパワーではなく、動きの連続性とか意識の持ち方とかが重要な気がします。

後半最後は太極拳クラスと合流です。


●太極拳クラス

ブラブラ運動を理屈を交えてやってみます。

次は単式練習。
押して相手を飛ばすやつと、重心を移動しながらゆっくり歩く鍛錬をしてみました。

37式。
一回通した後、後半部分の型の用法をやってみます。
太極拳には巧みな投げ技がたくさんあり、これもその中の一つです。
みんなで楽しくドスンバタン投げあっこしていました(笑。



●合流

みんなで対練です。
勁をみなぎらせてぶつかり合うものと、その応用を練習です。



つづいて推手。
単、双、ときて最後は四正推手。
今日はゆっくりとどれがどれに対応するのか確認しながらやってみました。

そしていつもの崩し合い。
恒例のバトルで楽しく締めました(笑。


よくよく考えると、今のメンバーは中国武術を選び、かつ豊川に集まってきたという所で何千分の1という確率で巡り会った奇縁と言えます。
今後も仲良く楽しい仲間であって欲しいと心から願うのであります。
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太極拳 八卦掌 「推手テクニック」

2012-01-15 19:51:37 | 日記
「山に食べ物がなくなると熊が里に降りてくる」
という原理があります。

最近、太極拳や八卦掌もこれに当てはまるのでは?と思うようになりました。

ネタがなくて閲覧される方を煙に巻いている訳では決してありませんのでご理解下さい。


●八卦掌クラス

いつも通り基本鍛錬で前半を折り返します。
武術で初めに学ぶ歩法には体を著しく変える要素が含まれていると感じます。
戴氏心意拳なら虎歩、太極拳ならロウシツヨウホ、空手とかだと前屈立ち歩きなどで、八卦掌は走圏がそれに当たります。

要求を入れて片足づつ歩くと、腰から足の付け根辺りが発達して柔軟性や靱性が増し、重心をコントロール出来るようになるみたいですね。
「走圏3年」とは良く言ったものです。

88式、対練を2種こなし、太極拳クラスと合流しました。




●太極拳クラス

こちらも基本から。
ブラブラ運動で体をほぐします。

次は上体の投げだし運動。
ゆっくりから始めて、次第にスピードをつけて上半身を放り投げるようにします。



今度は押さえつけつつ相手を突き飛ばす練習。
人間の反射を利用した巧みな技です。

37式。
最初から最後まで通してみました。

対練をいくつかやった後、八卦掌と合流して推手です。


●推手

まずは片手の単推手。
これが基本ですが、基本ほど難しいのはどの流派も同じです。
様々なテクニックがあります。
今日は押されたときの引くタイミングなどをIさんに解説して頂きました。

双推手。
手が二本参加すると、攻防のバリエーションが増えます。
肘を返したり、流す時のタイミングを微妙に変えたり、と段々闘いが加熱していくのです(笑。

四正推手にもそれぞれを掛けるタイミングや適切な方向というものがあります。
動きが複雑になるので、それにとらわれずに原理を念頭に行います。

最後に自由な崩し合い。
もはやここまで来るといつものバトルになってしまうのでした(笑。
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太極拳 八卦掌 「リスタート」

2012-01-08 16:37:59 | 日記
長い長いデフレのせいで停滞ムードが漂う日本。
このデフレは金持ちや権力者が自分達の資産を保持したいがために人為的に操作して長引かせている、という説があります。

全く、とんでもない連中です。

ならば、そんなものと無関係な、もっと人間的な何かを我々は我々で勝手にどんどんやって、楽しく愉快に過ごしてしまおうではありませんか。

念頭のご挨拶にもなっていませんが、今年も豊中を宜しくお願い致します。

では今日の練習内容です。

●八卦掌クラス

ちょっと間があいたので、基本からおさらいです。
走圏を一通りしたあと、掌法を全てサッと通してみました。



後半。
敵の攻撃を受け流したり、無効にしてしまう技術を中国武術では「化勁」といいますが、今日は八卦掌の型の中から化勁に関するものを抜き出して色々やってみました。
(どの型にも必ず化勁は入っていると思いますけど、特に分かりやすいやつ)

武術のキモは敵が自分より力が強かったり、体が大きかったりしても関係なく封じられる、というところでしょう。
それをやるためにはこの「化勁」と相手の出方を察知する「聴勁」という技術が欠かせません。
化勁・聴勁を重視するのは太極拳ですが、八卦掌にももちろん不可欠だと思います。

あとは88式をやって終わりです。

後半半分は太極拳クラスと合流して対練をやりました。


●太極拳クラス

いつものブラブラ運動から開始です。
これが無意識にできるようになると、体の動き方がガラッと変わります。

次は相手を押す型の単式練習。
上半身を投石機のように投げ出します。
練習では大きく動きますが、実際に使う時には化勁と連動してごく短距離を短時間にズドン!と打ち込みます。
太極拳の打撃力を甘く見ると酷い目に遭います(笑。

37式。
最初の一区切りまでを丁寧になぞります。

唐突ですが、伝説的な武術の達人と我々の違いは何だと思いますか?
ここで練習する37式太極拳を作った鄭曼青先師を例に取ると、スリムな体で失礼ながら私たちよりも貧弱そうに見えます
しかし大男を軽く吹っ飛ばしたり、2メートル以上ある塀の上にヒョイ、と飛び乗ったりと信じられないようなパフォーマンスをしています。
筋肉とか体格は無関係だと言うことが分かるでしょう。

では何が違うのか?
一つには「神経ネットワークの違い」が挙げられます。
いくら筋肉がついていても、指令を伝える神経回路が発達していなければ動かしたり制御したり出来ません。
また、指令を出す脳の方も神経の多さに比例して複雑で細やかな動きのプログラムを出せるようになっていたと思われます。
達人は我々よりも多彩な神経回路を張り巡らせていた、と考えられるのです。
武術の型にはこうした神経回路を形成する様々な工夫が施されていると思います。

そんな訳で、型を丁寧に丁寧に練習しましょう。



●合流

最後の30分はみんなで推手です。
型は1人練習なので、相手の出方とか力の入れ加減とかが確認できません。
太極拳を武術として使えるようになるには推手をやるしかない、と江口先生はおっしゃっていました。

ちょうど偶数人数だったので、入れ替わり立ち替わり、3つの推手をやり込みます。
今日はバトルはほどほどにしておきました(笑。

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