天照ス AMATERASITAL  ~ 言葉は万華鏡 千変万歌す ~

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よちうつひたま なかくして  輿地打つ火球 長くして

2017-07-24 00:44:40 | 48音~ヨハネ~いろはうた


よちうつひたま なかくして  輿地打つ火球 長くして 
ゑんこをおとす もゆろきえ  円弧を落す 燃ゆ路消え 
ほむらにぬれり さはせるみ  焰に濡れり 醂せる実  
ゐふのねやへそ わめいあけ  畏怖の音八重ぞ 和鳴挙げ



























解説 

よちうつひたま なかくして  輿地打つ火球 長くして(名隠して)
ゑんこをおとす もゆろきえ  円弧を落す 燃ゆ路消え 
ほむらにぬれり さはせるみ  焰に濡れり 醂せる実(身)
ゐふのねやへそ わめいあけ  畏怖の音八重ぞ 和鳴挙げ(上げ、揚げ)

飛騨の語源に火玉があり、火球、そして被弾へと繋がり、ここから言葉を選んで行きました。あの作品も霊的なお話でした。あのアニメ作品もいろいろと調べられて作られているのかなと思いました。そうしたら思いがけず「長くして:名隠して」があり、君の名は。がそのまま出てきているのが思いがけずどきっとしました。
太古に空気層が無かった時代に地球に無数に打ちつけた火球が地球の地下鉱物資源になったことを知り(伊勢白山道ブログ)これを題にしようと作っているうちに、これからの事に感じる歌に成って行きました。空気層が無い時なら、成層圏で火球になる現象は無いのでこの時代は美しい光りの飛礫を発しながら隕石が地球に弧を描く事は無いのではないかなと思い。それとも、空気層がなくても、二つの大きな重量のものどうしの間に重力場かなにか、その間に摩擦熱のようなものが発するか。

わ めい:和鳴…鳥が鳴きかわすこと。また,鳴きかわす声。
あげる(上・揚・挙)…「上げる」は“上の方へ移動させる。高くする。はき出す”の意。「顔を上げる」「机を二階に上げる」「喚声を上げる」 「揚げる」は“熱した油で調理する。かかげる”の意。「天ぷらを揚げる」「国旗を揚げる」 「挙げる」は“上へ動かす。示す。犯人をつかまえる。事を行う”の意。「手を挙げる」「例を挙げる」「犯人を挙げる」「全力を挙げる」「兵を挙げる」「祝言を挙げる」
ただ勝手に火が上がるようの意味でもあるのですが、その様子に、なにか意志を持って声を挙げるような感じがしています。あちこちから鳴きかわすように火球の落ちる音。
さわす さはす:醂す…水に浸してさらす。
「焰に濡れり 醂せる実」は、水に濡れるように炎に濡れるイメージです。身でもあり、炎が舐めるように地球(現実や地球というアダムとイヴが食べたリンゴ:果実の意味で実)を覆う感じをこう現わしました。また炎に晒す意味と、無数に降ってくる火球に晒す、というイメージを重ねて。
よ ち:輿地…〔輿(こし)のように万物を載せる地の意〕大地。地球。全世界。

7月19日の夕方に出来た歌なのですが、この内容があんまりよくないのでこちらに出すのはちょっと考えてしまいました。でも今読み返すと、大分こなれた感じがあったので出すことにしました。内容が過激すぎて出せない歌が実はけっこうあります。
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