天照ス AMATERASITAL  ~ 言葉の万華鏡は千変万歌す ~

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すり足の 遥か峰 羽衣よ舞ふ

2017-08-14 01:53:06 | 俳句



すり足の 遥か峰 羽衣よ舞ふ

  
  
   
    
























































雄大な富士のお題に詠みました。

https://www.youtube.com/watch?v=wCQ15-TOkac

フリー素材

お題の画像に近いものを探し載せました。
富士を使わずに富士を感じさせる句にしたいと作しました。
お題の画像を見ていたら すり足 と はごろも が浮かび出てきて
富士の高みに能を舞う姿を観じできました。
はじめに富士に重なり羽衣が舞うのを感じました。
すると羽衣を纏い能を舞う姿が富士に透け重なるのを観、
すり足 と はごろもがひらりと漂う様子で能を舞っている事も能の言葉を使わず感じられるものに出来ました。
また鑑賞する側として見ると、舞う羽衣は富士にまとわるゆっくりとした棚引く雲にも感じられるのでした。










覚書

羽衣の舞ふ 羽衣よ舞ふ 羽衣は舞ふ で迷いました。そうして最後に「羽衣や舞ふ」と「羽衣よ舞ふ」で決められませんでした。どっちでも味わいたい。
はじめに すり足の遥か峰 羽衣の舞ふ と出来て の舞ふ を よ舞ふ にしました。
の舞ふ のほうがより無為の能の感覚に感じ自我の薄さを感じました、この世界も悪くはかったのですが、人間が舞っている感じがしない様子を出せて「の」のほうがと思ったのですが、能を舞う身体にまとわる羽衣の流れる動きを切り取ったのがこの句の視点なので、ただ風になびく羽衣の様にもなってしまい「すり足」の意味を良く分からなくさせるのを想い、感慨を抑え過ぎるのも味気無さになり
よ舞ふ としました。このほうが意志をもって舞っている様子と夢か幻かの世界を現実的な迫るものにさせるかなと感じ。作品としては後者なのかなとは思います。
「は舞ふ」は、夢か幻かの世界から今現実の感が増してくるのと、ちょっと能に我が増して出てくる感じがし、また動きや広がりが抑えられるものを感じます。
能の「羽衣」を舞っているともとれるし、纏う羽衣が舞う様子にも感じられるしという世界の幅が抑えられるのはもったいないかなと思い。

お題を見ていてこの句を考え始めた時に出て来た、圧倒的な雄大さ静謐さ物言わぬ次元を超えた高みに感じた すり足 とは、時空を超えた奇跡でした。


富士山フリー画像
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