天照ス AMATERASITAL  ~ 言葉は万華鏡 千変万歌す ~

~言葉は万華鏡 鏡面反転で歌遊びする~
まわりうた・回文歌、ともゑうた・巴表裏歌、鏡歌・かがみうた、いろはうた

ゑんろあやなす いくねふり 遠路綾なす 幾眠り 

2017-06-08 21:23:20 | 48音~ヨハネ~いろはうた


ゑんろあやなす いくねふり 遠路綾なす 幾眠り   
おもてさらけつ ほしゆには おもて晒けつ 星斎庭  
とかれるめうち わへまみえ 解かれる妙致 我へ目見え
むゐのそこひを たきよせぬ 無為の底ひを 抱き寄せぬ







































覚書

ゑんろあやなす   遠路綾なす
いくねふり  幾眠り
さらけつおもて   晒けつおもて
ほしにはゆ  星に映ゆ
とかれるめうち   解かれる妙致
わへまみえ     我へ目見え
むゐのそこひを   無為の底ひを
たきよせぬ     抱き寄せぬ

ゑんろあやなす   遠路綾なす
いくねふり  幾眠り
さらけつおもて   晒けつおもて
はゆほしに  映ゆ星に
とかれるめうち   解かれる妙致
わへまみえ     我へ目見え
むゐのそこひを   無為の底ひを
たきよせぬ     抱き寄せぬ

ゑんろあやなす   遠路綾なす
いくねふり  幾眠り
おもてさらけつ   おもて晒けつ
ほしゆには  星はユニ
とかれるめうち   解かれる妙致
わへまみえ     我へ目見え
むゐのそこひを   無為の底ひを
たきよせぬ     抱き寄せぬ

ユニバース universe:宇宙。世界。森羅万象。神の遊び庭:宇宙=斎庭。…これは。見直していてこれがあるのに気が付きました。ユニハ:斎庭・神の遊び庭たる宇宙と、ユニバース・宇宙と重なってこの意味がこのいろはうたの中で効いています。
やはり言語には万象が一体に内包されている。ゆには:斎庭が、そのまま、ゆにばーす。出木杉です。
ユニUNIには「単一の」「同一の」という意味と、ユニーク:同じようなものがほかにあまり見られないさま。めったにないさま。独特なさま。 「 -な存在」 「 -な発想」の略でユニがあります。たった一つしかない神、という意味もユニバースにあるのかなと感じます。そしてこれがまた、ユニ=ユイイツムニ:唯一無二、二つと無い、また2つに分かれていない意味のフニ:不二、独創的、と「ユニ」もユイイツムニ、の日本語の同意語と韻も意味もがかぶってきます。また、一つの星=一人の人、という様相があります。元一つから無数に生まれた星々(人々)はだれもが唯一無二の存在であり、分かれたように見えるだけのたった一つしかいない、たった一つの私である。ここ(宇宙・斎庭:神の遊び庭)には、どんなに沢山個性豊かな唯一無二の様々なものがあるように見えても、やはりすべてはたった一つしかいない、たった一つの存在の無数の現れの一つ、「私」という一つしか存在していない、の意味が出ていると感じるのでした。この「星はユニ」とすることで、「星斎庭」とあるよりもよりこのうたの意味を現わすのでした。
遠路綾なす 幾眠り ・・・はるかな遠い道のりを さまざな悲喜こもごもの人生模様を描きながら何度もの転生の中で長きにわたり眠りに閉じて来たね
おもて晒けつ 星はユニ ・・・この目映い星の上、無数の星が生きるまばゆい宇宙の中で、隠せるものなど何も無く、そして表の面の見えている全てに何も包み隠さずにすべてはさらけ出されながら 大いなる神の遊び場で唯一無二の存在は私としてここに遊んでいた 私=星を宇宙に輝かせながら
解かれる妙致 我へ目見え ・・・その妙致に解かれれば、眼前にあるのは私自身だけだった 私は何時でも私自身に出会い続けていた それを目撃した
無為の底ひを 抱き寄せぬ ・・・その途方もない底なしの宇宙に見えるありのままの私を 抱き寄せずにはいられないよ
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