もんくうさぎのブログ

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カジノって

2017-01-03 17:43:06 | ひとりごと
 先日、うさぎは朝の9時少し前に、とあるJR駅で電車を待ちながら、ぼーっと駅前の町を眺めていた。シャッター通りが続いている閑散とした風景の中で、そこだけ人が不自然に集まっている。彼らは長い行列を作っていて、寒空の下、じっと何かを待っているようす。行列をたどって先頭部分を見てみると・・・なんとパチンコ店の入り口ではないか。 みんな辛抱強くパチンコ店が開店するのを待っているのだ。2年前の元旦に目撃したアップル前の行列のすさまじさには劣るが、これはこれで非常にインパクトのある行列だ。
 去年の12月、カジノ法が成立した。日本は刑法で賭博は禁止となっている。その一方で、公営ギャンブルは花盛り。競馬は農林水産省の管轄、競艇は国土交通省、競輪・オートレースは経産省、宝くじは総務省、スポーツ振興くじは文部科学省。パチンコは建前ギャンブルとはみなされていないが、実質ギャンブルで、そのくせこれだけ繁盛しているのは警察とよい?関係を築いているからか。
 刑法でギャンブルはだめと言っておきながらこの有様。ホントこの国は理念と現実が乖離している。そういえば、以前からパチンコ店の駐車場はなんでいつも混んでいるのか疑問だった。今ようやく納得。みんな依存症の気があったのね。成立したカジノ法に「カジノの推進が地域経済の振興に寄与すると同時に財政の改善に資する」とかなんとかあったが、はっきり言ってギャンブルは悪である。損する人間多数で成り立つ「産業」で、胴元が儲かる仕組みなくして成立せず、彼らは人が額に汗して稼いだお金を効率よく巻き上げる術を持っている。だからこんなことするのである。農林水産省然り。国土交通省然り。経済産業省然り。文部科学省然り。そして総務省然り。
 公営ギャンブルは地域振興のためとされているが、実際は各省庁の利権の巣窟となっているらしい。ちなみに還元率は競馬、競輪、オートレース、競艇が約75%、TOTOが50%、宝くじは46%。年末宝くじなんて、毎年毎回ン万円の単位で買っている人多いけど、これってせっせと役人に貢いでいるようなもんだ。じゃあ競馬・競輪の方がいいかといえば、高額当選したらその分税金がかかる。さんざん掛け金注ぎ込んだあげく、当選したあかつきには税金でもっていかれて、公営ギャンブルはまさしくバッカみたいな賭博なのである。
 が、こんなこと言っても宝くじ買う人は、なくならない。当選する人は必ずいるのだから、という理屈はよく聞く。毎回必ず買う人とまったく買わない人に分かれる宝くじ。だから、前者はある意味依存症にかかっているといえる。宝くじ爆買い症候群。わかっちゃいるけどやめられない域に達していて、これはパチンコ・スロット依存症も同じだが、宝くじはカネをドブに捨てている一方で、パチスロはカネと同時に人生の時間もドブに捨てているようなものだ。
 
山本太郎氏「カジノ法案以前に、今あるパチンコ・スロット依存症問題を何とかしろ」

 この後、山本太郎議員は、投票時に、「パチンコ・スロットの規制をせずに、どうして次の賭博を開くようなことをするんだ。おかしいだろ。誰のためにやるんだ。セガサミーか?ダイナムか?外資か? 国民のための政治をやれよー!」と叫んだ。
 マスコミもあまり取り上げないパチスロ依存症。なんでこれがギャンブルじゃないのか。うさぎはいまだ納得できる説明を聞いたことがない。
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