最後は、レッスン以外の内容を。
フェスティバル中、日本人のダンサーたち数人でソライヤを観に行こうという話になりました。
踊っている場所が空港近くのインターコンチネンタルホテルのナイトクラブで、中心地からはかなり遠いので、小松の先輩のNicoleさんがマイクロバスくらいの大きなタクシーをチャーターしてくれて、みんなでそれにのっていきました。
ソライヤはご存じブラジル出身のダンサー。
場所は超高級な雰囲気のレバノンレストランで、わくわくが一気に高まります。
ところがこの時期ソライヤはレバノンに旅行中で、Zeinaという違うダンサーでした。
ディスコタイムでは私たちもステージで一緒に踊ってすごく楽しかったし、彼女の踊りも悪くないけど、お客さんに向かってチップを要求するようなしぐさを何度もしたことにびっくりしました。
高級レストランなのに、そんなことするなんて、もしかして普段はキャバレーで踊ってるダンサーなんでしょうか?
ソライヤは見れませんでしたが、食事はすごくおいしくて、お店の雰囲気も素晴らしい、そしてショーチャージ入れてもすごく安くて(一人3000円くらい)、満足でした。
そして、最後の夜は、いつものナイルマキシムへ
ナイルマキシムはカイロですごい有名な、ベリーダンスやタンヌーラが楽しめる観光ボートです。
はじめてナイルマキシムに行ったときの写真。スマホなんてなかったのでプリントしたものです。
同期のJamilaとRehane
たぶん、13年くらい前。
(私の頭の後ろの後光は月ではありません。ボートの照明です。)
この時はじめてのエジプトで、はじめてのナイルマキシムで、そしてそのナイルマキシムボートではじめて、まだ日本で無名だったアスマハーンを観て、3人でものすっごい衝撃を受けたのでした。
なんというか、度肝をぬかれました。とにかくかっこいい。
それまで日本で観ていたきれいなベリーダンスの観念を覆して、ものすごく力強い、そこらの男では太刀打ちできないような、強いパーソナリティの感じられるダンスで、とにかく感動しました。
これがエジプトのベリーダンスなんだと思いました。
帰りのタクシーの中、3人でひたすら
「すごかったね~」
と言い合ったのを覚えてます、
かつてはアスマハーンやランダ・キャメルなどの超有名ダンサーが踊っていたナイルマキシムですが、今はファラハというフランス人の若い美人なダンサーがほぼ毎日踊ってます。
とてもきれいでしたが、踊っている時間が短くて、びっくり。アスマハーンやランダは、衣装替えも何度もあったし、ボートが岸に戻ってきてもまだショーをやってることもざらでした。
食事は、そこそこおいしいですよ。全体的に値上がりしてました。
ここでも相変わらずダンサーに引っ張り出されて一緒に踊った私
帰り道、ちょうどダンサーとばったり。
「あなたグッドダンサーね、どこで勉強したの~?」
って褒めてくれました
タンヌーラダンサー。
今はどこもかしこも電飾タンヌーラ衣装ですね。
実はこのダンサー、初めてエジプトで観てからずっと何年も恋い焦がれていたタンヌーラダンサー
フェスティバルにも来てて、ついにツーショット写真が撮れた。
なんか私服だとお姉っぽいけど、タンヌーラ踊っているときは、本当に超~~セクシーなんですよ。
一緒に見に行ったのは、小松時代の同期の永山ちゃんとその生徒さん。永山ちゃんは、なんとお子さん連れで毎年来ているという超つわもの。
彼女は今は小松から独立していますが、偶然にも、もとアルアマル生徒の寿子ちゃんが今は永山ちゃんの生徒。
不思議なご縁です。
そのほかにも今回のフェスで、小松時代のすごく懐かしい同期に数人会うことができました。
ちなみに私にとって同期とは一緒にはじめて発表会に出たメンバーのこと。
私が辞めて以来だから10年以上ぶり。
同期はほとんどが辞めてしまったり独立したりしてしまったのですが、そんな中でまだ続けている同期がいるなんてびっくり!!そして、続けていることも、再会できたことも、とてもとてもうれしかったです。
そんなわけで、行ってよかったフェスティバル。
すばらしい時間を過ごせて、アブシュベーカさんに心から感謝です。
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