あまねのにっきずぶろぐ

婚活している36歳の引きこもり女のブログでっせでっせでっせでっせ。
創作の詩と小説書きでっせでっせでっせでっせでっせ。

春の日の午後

2017-04-23 15:40:40 | 
今日もお外、あったかいのかな。
窓を開けたら心地のよい風がくるだろうか。
でもぼくは、開けたくない。
外の音を聞くと、とてもつらくなるから。
今、夢を見ている。その夢が、哀しい夢を見始める。
外の音を聞くと、哀しい夢を、見なくてはならない。
哀しい夢から、逃げている。
生きるほど、その夢が哀しくなってくる。
だから生きるほど、遠くへ逃げている。
ここはとても、心地がよく、ほっとする。
ぼくとみちただけの空間。
とてもちいさな、なにもない空間。
そこに、ぼくとみちたがいる。
そこで、ぼくとみちたが生きている。
ほんとうにさっぱりとした、なんの迷いもない空間だ。
ここには出口がない。非常口も見つからない。
ぼくとみちたは、哀しい夢から逃げてきた。
ここはとても居心地がよくて、ほっとする。
汚く散らかったごみやしきだけれど、
ぼくのこころのなかでは、とても綺麗な空間。
なんにもない、すっきりとした真っ白な空間。
哀しいことすべてから逃げて辿り着いた空間。
ほんとうは存在していないけれど見える空間。
すべてが夢でつくられている聖なる幻想空間。
喜びも哀しみもここでなら受け容れられる。
だってもともとここにはなにもないからね。
外の世界で、小鳥が鳴いている。
嗚呼、春の日の午後三時半。
ほんとうにさびしい空があるばかり。
三十五年も生きてきて。
変に透きとおった白雲があるばかり。
神の恍惚が、終らない日々よ。
変に眩しくかなしい空があるばかり。
愛しい人のかなしい顔が浮ぶばかり。












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