あまねのにっきずぶろぐ

婚活している35歳の引きこもり女のブログでっせでっせでっせでっせ。
創作の詩と小説書きでっせでっせでっせでっせでっせ。

2017-05-13 20:46:45 | 
なんであなたは、わたしが嫌なことを遣り続けていると想っているんでしょう。
嫌なことのはず、ないじゃないですか。
女は皆、わたしの前で両手を重ね合わせ、しなやかに跪く。
わたしがその女の股を開き、女の子宮を開いてゆく。
その膣に、二本の鉄の棒を突っ込み掻き回して生命をばらばらにする。
女の胎盤諸共掻き出し、生命をシュレッターにかけ、下水へ流す。
女の腹ン中の生命は息絶え、股を閉じた女はわたしに皆感謝する。
女は皆、わたしの前で跪き、両手をしなやかに合わせて感謝する。
これがわたしの、わたしへの憎悪なる殺意めいた神業である。
これが宇宙の、全ての最も嫌がる”胎児殺し”という業である。
女はすべて自分に対し、嫌疑をかける。
後悔先に立たず赤子の足立つより先に殺めたる母親の慙愧先にも後にも立たず。
「嫌」という漢字は、そうして出来上がった訳であることを、よく知るがよい。

己れの首生きたまま引き千切られたる覚悟のある母親だけ、中絶を行いなさい。
御前の嫌がることは、胎児も嫌がること。


わたしは断じて、我が命に懸け、堕胎に反対す。








希書「堕胎医の告白」より








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