雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社40 浜北区小松の「秋葉大鳥居」

2010年11月06日 06時12分33秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社40 浜北区小松の「秋葉大鳥居」

 浜松から浜北へ向かう二俣街道の、遠鉄小松駅のすぐ北の小松に「秋葉大鳥居」があります。

 以前からこの道はよく通っていて、鳥居の向こうに神社も何もないのは見ていたので、「多分、鳥居の向こうに秋葉の本山があるんだろうな」くらいに考えていました。
 
 そこで実際に測りに行って見ました。
 車を大鳥居の後ろの駐車スペースに止めて、降りて、鳥居から道路に向けて方位を測定しました。

 夕方で太陽は鳥居の左側で傾いていました。
 計った結果は、なんと「255度」でした。
 つまり、西(270度)から南へ15度、ぶれています。

 「鳥居の向こうに秋葉の本山がある」という仮説は廃棄処分になりました。
 いまのところ、なぜ255度(北からは75度)なのかは、謎です。

 この西から東へ75度の方向、鳥居の向こう側に何かがあるのかもしれませんが。

 この大鳥居は、立っていた解説板によれば、文政五年(1822年)建立で、高さ7.3m、柱の周囲は2.1m、石造りの鳥居としては遠州最大です。
 
 この大鳥居は「二の大鳥居」で、むかしは浜松の中心街の鍛治町に「一の大鳥居」がありました。この「一の大鳥居」はどっちを向いていたのか、調べられないかなと思います。





 

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