奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ズッキーニの定植準備

2017年03月27日 | 晴耕雨読
 前季の今頃もそうですが、この時期には全国的に寒の戻りがあって、冷たい北風の吹く中、何とかズッキーニの植付けをしたいと言う思いで畝立てまで終わらせました。

 カボチャの受粉は1番手が終盤に、2番手が本日から本格的になり、3番手のえびすもポツポツと始まり、かん水と併行しながら1時間半の作業になりました。終わると、ナスを収穫して直売所と弁当屋さんに届け、ほ場の乾燥状態を観ながら倉庫に戻りました。
  

 久しぶりにトラクターによる耕うん作業で秋カボチャのほ場に入り、緑の絨毯と化したイタリアン・スーダンに目を奪われましたが、あまりの生乾きに後悔の念に駆られました。乾いていたのは表土だけで中はコテコテ、ただ木曜あたりからの雨の予報をみると、やるしかないような気がしました。

 午後は軽トラに耕運機と肥料を積んでほ場に向かい、バケツで3種の化成肥料と有機肥料をまき、かく拌の耕うんを行いました。その後は耕うん機の爪を培土用に交換し、さらにはタイヤ幅を縮めて畝立てに取掛り、3畝を仕上げて本日の打ち止めになりました。

 帰途はハウスに立寄り、萎れたズッキーニや玉ねぎの苗に水を撒き、明朝の準備でカボチャの雄花の蕾を採取しました。ただでさえ、春カボチャの管理作業や春野菜の収穫でいっぱいいっぱいのところ、敢えてズッキーニやオクラを植えるのか・・・もういいか~と言う悪魔のささやきと葛藤しながらなんですね。頑張らないと、その季節に地元から出る野菜がないんです・・・地産地消と旗を立てるのは簡単ですけどね。
それではまた!