あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第217話感想

2017-06-23 01:00:00 | 食戟のソーマ

 今週号のジャンプ作品の感想をば、少しだけ。

 【シューダン!】
 小学生の男の子と女の子が会話しているだけのシーンだというのに・・・。
 まさかこんなにもホワホワさせられるなんて・・・!
 こういう素朴ながらも微笑ましい空気感を作り出せるのが、横田先生の一番凄いところだと思います。

 【青春兵器】
 今回はいつにも増してツッコミがキレッキレで大変素晴らしゅう御座いました。
 そんな今週のザ・ベストは
 ゴロー:「手負いの獣をなめるなよ」
 北斗:「冬眠前のクマだろ」
 これに決定。(座布団五枚あげたい)
 そんな笑いの羅列の傍らで、冬眠中やら、おこたでミカンやら、ゴロー君の可愛らしさも完備という二段構え。
 なかなか油断できませんねこの作品も☆

 【鬼滅の刃】
 煉獄さん・・・。
 煉獄さん・・・。
 どうか安らかに・・・。 

 

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2017年27号掲載
 掲載順第8位
 第217話 【1stBOUTを経て】

 

 

 

 前回の扉絵は創真と一色先輩のペアでしたが、今回創真とペアになったのは女木島冬輔。
 女木島冬輔の雰囲気に合わせたのか、流浪人といった感じの格好です。う~ん、渋い☆
 ちなみに創真の流浪人コスプレは秋の選抜編以来ですね♪

 口数が少ないせいもあって未だにどんなキャラクターなのか掴み切れていない女木島冬輔ですが、このイラストのみから推察するに、「我が道を行く」といった人物なのかな?





 極星寮の食材を用いた「ひつまぶし」で、見事勝利を収めた一色先輩。
 一色先輩の料理にノックアウトされたジュリオは、幸せそうなアホ顔で担架で運ばれていきました。
 さらばジュリオ☆


 これで反セントラル陣は二連勝!
 1stBOUTの残り一戦も勝てたならば、かなり有利に・・・



 ・・・。



 ・・・。



 ・・・。



 (御免なさい、暴言炸裂します。)

 

 

 

なにこの×××?(自主規制)


 





 よくジャンプ編集部は掲載を許しましたね?

 附田&佐伯先生も・・・これはちょっと悪ふざけが過ぎたのでは?

 こんな行動を。真正面から。しかも大きいコマで。

 前号の理音先輩だってコマ下で小さく抑えてくれていたというのに。(by『ROBOT×LASERBEAM』)

 ハッキリ言いましょう。

 

 

不快です。

 

 

 勿論この描写をギャグと受け取り、笑えた読者もおられたことでしょう。
 ですが。
 私は。
 この描写には嫌悪しか抱けませんでした。

 コイツの方が退場してほしいです。本気で。
 司会進行はジュリオでも構いませんから。(←いやそれは)





 ・・・ふう。気を取り直していきましょうか。
 久我のお陰で大分スッキリできましたし。(ありがとう久我)

 長々と川島麗の口から説明された、新参十傑の最後の一人、その名は鏑木祥子。
 女木島冬輔の対戦相手となった鏑木祥子。
 そして。
 たった一コマで瞬殺された鏑木祥子。
 これまた幸せそうなアホ顔で。
 さらば鏑木祥子☆


 見事なまでに完封を収めた女木島冬輔は、創真に言います。
 「約束は果たす」と。
 え?
 え?
 「約束」ってなんでしょう?
 そういえば女木島冬輔を仲間に引き入れる際に何かあった事は軽く述べられていましたが・・・。
 進級試験編が始まる直前(第172話)に女木島冬輔が電話で話していた相手とも関わっているのでしょうか?
 なんにせよ気になりますね、かなり。


 と、いうことで♪
 1stBOUTは反逆者連合の全勝と相成りましたーーー!!(\(^^)/)


 このまま負けが込めば全滅も・・・と危ぶむ斉藤綜明。
 竜胆先輩も「そりゃ流石にやべーなー」とは一応言ってますが・・・全然緊張感は無い様子。
 それもそうでしょうね。
 竜胆先輩は例え敗北して薊が失脚しようが、己の十傑の座を失おうが、別に構わないと考えていそうですもの。
 その一方でこまめに後輩を気遣ってくれる竜胆先輩は、何気に空気清浄器。(^^)




 ここで一時間の休憩兼作戦会議の時間が設けられることに。
 気になったのは薊の「本日の」という言葉。
 ということは、試合結果によっては二日目、もしくは三日目に続く可能性もあるってこと?
 ダラダラ感の防止のためにも、二日間で決着は付くとは思いますけどね。

 個人的な要望としては、一日目の試合終了後に一時の休息的なお話を入れて欲しいところです。
 出来ることなら創真と恵の。(最近欠乏気味)

 でもって、ここのシーンの創真が普通にイケメンである。(どうでもいいですかそうですか)



 こうして創真達は退学となった仲間達と共に控室に集まって、次の闘いである2ndBOUTに誰が出るかを協議。
 ・・・む~。
 連帯食戟開始の時点からず~っと気になっていた事なんですが・・・。
 一体城一郎達は何処で何をしているのでしょう?
 ここしばらく全然姿を見せていないじゃありませんか。堂島先輩も。仙左衛門も。
 彼らの事ですから、きっと裏の方で創真達の為に動いてくれているのでしょうけども。

 創真がいない事を不思議がる一色先輩。
 連戦したがっていたものの、えりな&タクミに叱られた創真は不貞腐れてお手洗いに行ってしまったとのこと。
 まあ、放っておいたら間違いなく全試合に出ようとするでしょうからね創真は(苦笑)。

 そんな中、創真だけでなく久我もその場からいなくなっていました・・・。





 不機嫌顔でお手洗いから出る創真。
 すると、曲がり角の先で話し声が。
 その会話の主は久我と司でした。

 久我は司におチャラけた態度で頼みます。次の連帯食戟で自分と戦って欲しいと。



 ですが、創真は気付きます。

 久我の腕が震えていることに。

 

 


 




 久我が隠していた、腕の震え。
 それを目にした瞬間、久我への好感度がグッと上がりました。
 恐怖から逃げることなく正面から向き合える奴は、個人的にかなり好きなんですよ。

 今回の前半では「覚悟?ついてけないかも~」なんて発言をしていたものの、そんな久我も彼なりの“覚悟”を持ってこの連帯食戟に挑んでいたわけです。
 それが司へのリベンジ。
 月饗祭編から・・・いえ、それより前の紅葉狩り会から、久我の司に対する挑戦心はずっと描かれてきました。
 それがいよいよ、この連帯食戟で回収されることになりそうですね。





 でもって本当にあっさりと片が付いてしまった、女木島冬輔と新十傑:鏑木祥子の対決。
 ようやく判明かと思われた女木島冬輔の得意ジャンルも。
 鏑木祥子の得意ジャンルも。人物像も。
 どんなお題だったのかも。
 一切明かされず仕舞い★
 この作品が女性キャラをこれほど速攻で退場させるのは珍しいですよね、かなり。

 唯一分かったのは、女木島冬輔の圧倒的実力と・・・
 薊が選出した人材は全然大したことねえ
 ということぐらいですな。



 それとは別に明かされていたこともありましたね。
 それが現在の十傑の席次。
 葉山が第九席になったと本編中で言われた際、じゃあ、叡山をはじめ他の十傑の席次はどうなったのかと創真も読者も困惑しましたが(第180話)、ようやくスッキリ☆
 ありがとうございます附田先生。(^^)

 というわけで、改めて記してみると
 第一席・・・司瑛士
 第二席・・・小林竜胆
 第三席・・・茜ヶ久保もも
 第四席・・・斉藤綜明
 第五席・・・鏑木祥子
 第六席・・・紀ノ国寧々
 第七席・・・叡山枝津也
 第八席・・・白津樹利夫
(第九席・・・葉山アキラ)
(第十席・・・薙切えりな)
 と、なるわけですね。

 基本的には元々の十傑メンバーがそのまま上に繰り上げとなり、その空いた席に新規の十傑が入ったと。
 そんな中で唯一、元々の十傑よりも上の席次に就けたのが鏑木祥子だったというわけですか。
 それなのにねえ・・・ご愁傷様です。



 こうして新規の十傑メンバーは全滅となり、次の試合である2ndBOUTからは完全に元々の十傑との勝負になるわけですが・・・果たして、両陣営とも一体誰が出ることになるでしょうか?
 久我と司は、もうほぼ間違いないでしょうね。
 司は表面的印象とは裏腹に、売られた喧嘩は買うといったかなり好戦的な人物ですから。
 一方、創真は出ない事でしょう。
 ダブルで叱られちゃったしね(苦笑)。

 1stBOUTは反逆者連合の圧勝でしたが、油断は大敵。
 反逆者連合はえりなを除いて最強の布陣で挑んだのに対し、セントラルは中堅以下の布陣だったわけですから。
 それに、まだまだ竜胆先輩や斉藤綜明といった「未知」も控えていますしね。

 出場選手が誰になるかは色々予想が捗りますが、今回は成り行きを見守ってみたいと思います。









 取り敢えず、今回一番断言したいのは。 
  

 

 

 

川島麗はオールドミス決定。


 

 

 

 (ま、どーせこの闘いが終わったら「全部洗脳のせいでしたー☆」ってオチになるんでしょうけどさ)

 



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