一口馬主ゴンザレスの日記

社台・サンデー・G1・キャロットの出資馬を中心に競馬の話題あれこれ

イスラボニータ、悔しい3戦連続の2着

2016年12月24日 21時04分31秒 | 【引退】イスラボニータ
2016/12/24 美浦TC
----------
12月24日(土)阪神11R・阪神カップ(G2・芝1400m)にルメール騎手57kgで出走、馬体重は増減なしの480kgで、ここは2番人気でした。スタートで立ち遅れてしまいましたが、すぐに行き脚がついて、逃げたミッキーアイルの後ろの2番手を進みました。直線に向いてまもなく先頭に立って逃げ込みを図りましたが、ゴール寸前でアタマ差交わされて惜しくも2着に終わりました。
レース後、ルメール騎手は「ミッキーアイルをマークして2番手の競馬で、ポジションとしても良かったのですが、直線で何度も手前を換えて、それが最後に響いた気がします」とコメントしています。栗田博憲調教師は「ちょい負けでしたが、自分から捕まえにいっての競馬で、負けて強しの内容でした。来年の予定はまた相談しながら決めることにしましょう」と話していました。
----------
【社台サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】


パドックで周回するイスラボニータを見て、デキの良さが伝わりました。非常に良い状態だったと思います。このデキなら勝ち負けしてくれるだろう、今日こそ久しぶりに勝てる。そう信じてレースを見守りました。結果は2着。うーん、またもや僅差で勝てず無念です。レース内容は強かった。出遅れをすぐにリカバーして2番手に付けると、ミッキーアイルをマーク。直線では馬ナリでミッキーアイルを交わし、そこから先頭に立って粘り込みました。誤算は2つ。まずは出遅れたこと。すぐにリカバーしましたが、やはりロスはあったと思います。そして2つ目は、ミッキーアイルが思いの外、早くバテてしまったこと。そのため、かなり早く先頭に立ってしまい、いつものソラを使うクセが出てしまいました。1頭になってから、明らかにフワフワしていましたし、まるでルメール騎手が初めてイスラボニータに乗った天皇賞(秋)のような競馬になってしまいました。凌ぎ切れるかと思いましたが、残念。でも、やはりイスラボニータにとって初の1,400も全く問題なかったですし、抜群のレースセンスとスピード能力を見せてくれました。この競馬ができれば、来年も安定して走ってくれると思います。ルメール騎手に乗り替わってから、イスラボニータらしい走りが戻ってきたものの、なかなか勝ち切れませんが、いずれも納得感ある敗戦です。この悔しさをバネに、来年は勝ちましょう。昨年秋は3着→3着→3着、今年の秋は2着→2着→2着、来年こそ。今年は6戦して勝てませんでしたが、良く頑張ってくれました。お疲れさま、イスラボニータ。

2016/12/24 阪神競馬場







コメント (4)    この記事についてブログを書く
« アプリコットベリー、昇級初... | トップ | 有馬記念、サトノダイヤモン... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よっちゃん)
2016-12-25 01:32:16
イスラお疲れ様!!
本当に秋3戦とも、安定した走りで良く頑張りましたよね。阪神カップ惜しかったですが、負けて強しの内容でした。
来年も現役みたいなので、どうか無事に走り終えて種牡馬になってもらいたいです。
イスラ、本当にお疲れ様でした(o^^o)
ゴンザレスさん、イスラ共に、良いお年を!!
よっちゃんさんへ (ゴンザレス)
2016-12-25 23:40:32
強い競馬を見せてくれましたが、やっぱり勝ちたかったです。ゴールの瞬間、思わず頭を抱えてしまいました(笑)この悔しさを胸に、来年に楽しみは取っておきたいと思います。2歳からずっと頑張って走ってくれているイスラボニータは本当にエライ馬です。リフレッシュして、疲れを癒して、また来年元気に走ってほしいですね^^ よっちゃんさんも、良いお年を!
Unknown (ワッツ)
2016-12-27 15:00:02
ようやく疲労感抜けて(笑)、各メディアの反応みると、皆さん「1番強い競馬していた」と言ってくれてますね。
少しは救われます。

レースぶりだけでなく仕草や表情などで、もともとファンが多かったですが、
日本人の心をくすぐりやすいこの勝ちきれない姿で、
さらにファンが増加中のようです。
良いのか悪いのか。(苦笑)

そんな中、出遅れたのに次の瞬間には番手につけていた事に、驚きの記事や書き込みを散見しました。
デビュー戦から見続けている者であれば、二の脚が異常に速いのは常識なんですが、
最近は差し馬っぽくなっていたので、その特性が生きるシーンが少なかったから、初めて知った人も多かったようです。

確かにこの特性があれば、スプリント戦でも面白いかもです。
大阪杯か高松宮記念か。
1200~2400のG1で連対した馬とか、なかなかいないし、
2歳早くから活躍しクラシック獲ってダービー2着、6歳でも衰えない姿をスプリント戦でも見せることが出来たら、
繁殖に上がっても人気が出ると思います。

どの路線に進むにしろ、
でとりあえず2年連続でイマイチ調子の上がらない春先の調整が今度こそ上手く行ってほしいですね。
ワッツさんへ (ゴンザレス)
2016-12-27 18:33:34
この距離に対応できたことが驚きだとか、スピード負けしなかったことがビックリだとか、そんな新聞記事を目にするたびに、世間の評価がいかに上辺だけのモノなのかを思い知ります。ワッツさんのおっしゃるように、ずっとイスラボニータ目線で見ていれば、不思議でも何でもないのに。イスラボニータと出会えたことで、こういう世間と現実のギャップというのをリアルに感じることができました。これは、イスラボニータに学ばせてもらった財産だと思っています。1頭の目線で競馬を見ると、普通とは違う見え方がしますよね。

来年のローテーションについては、どうなるか分かりませんが、何となく予感としては、高松宮記念を使うような気がします。確かに、1,200~2,400のG1で連対するなんて、普通ではありえないこと。クラシックホースがスプリントG1を勝つというのは、将来種牡馬としても売り文句になると思います。まあ、どんな路線になるにせよ、古馬になってから春の調整過程が上手くいっていないので、その辺がポイントになると思います。順調に進んでほしいですね^^

コメントを投稿

【引退】イスラボニータ」カテゴリの最新記事