メイセイオペラ、心不全により死亡

韓国で種牡馬生活を送っていたメイセイオペラが1日、心不全のため死亡したとのニュース。22歳でした。

メイセイオペラと言えば、日本競馬史上初の地方所属馬によるJRAのGI制覇を達成した馬です。最近は中央馬が地方馬を圧倒していますが、当時の地方のトップホースは中央馬と互角以上の勝負を繰り広げていました。この時代にはアブクマポーロという王者がいて、メイセイオペラはそのライバルとして、2頭で地方競馬を牽引。メイセイオペラと言えばアブクマポーロ、アブクマポーロと言えばメイセイオペラ。当時まだ大学生で、バイトと競馬で過ごしていた私にとって、この2頭は思い出の馬です。帝王賞や東京大賞典を見るために、大井にも何度も行きました。もちろん、メイセイオペラが勝ったフェブラリーSも府中にいました。

メイセイオペラが種牡馬として韓国に渡り、活躍馬も出しているというニュースは聞いていましたが、今回こうして亡くなったというニュースを目にして、やはり気になったのはアブクマポーロの現況です。どうしているのかと調べてみると、現在はオーフルホースコミューンという北海道の乗馬クラブで功労馬として元気に過ごしているそう。アラブの王者シゲルホームランもここにいて、一緒に過ごしているみたいです。メイセイオペラは異国の地で先に旅立ってしまいましたが、アブクマポーロにはできるだけ元気に長生きしてほしいものです。

メイセイオペラの冥福を祈って、記念馬券コレクションより、アブクマポーロとのワンツー決着となった1998年東京大賞典の単勝馬券を。地方競馬の馬券は騎手の名前が入るので、人馬コンビの記念馬券として良いですね。