さて、
ツアー1日目に続いて、8/31(日)ツアー2日目のレポートです。
この日も絶好のツアー日和。土曜日に続いて快晴でした。まず最初は、NF早来での展示から。この会場には出資馬はいませんので、ブラブラと歩いていると、多くの人の注目を集める馬を発見しました。
ワールドエース(牡ディープインパクト)
4月のマイラーズカップを1.31.4の時計で快勝したワールドエースです。いやー、素晴らしい馬ですね。皮膚感がシットリしていて、柔らかそうな馬体。いかにも芝で切れ味を発揮しそうな雰囲気で、さすが重賞ウィナーです。毎日王冠からの始動を目標に、北海道で調整中だそう。
レーヴミストラル(牡キングカメハメハ)
昨年の募集時にも非常に好馬体で印象に残っている良血馬レーヴミストラル(レーヴドスカーの12)です。ワールドエースとリルダヴァルとの間に挟まれて展示されていましたが、2歳馬らしからぬ落ち着きでした。雰囲気を持った馬です。
リルダヴァル(牡アグネスタキオン)
スッとキレイな立ち姿でポーズを取ってくれました。良い姿、そして良い顔をしています。馬の写真を撮る時、いつもこのポーズを狙っているのですが、なかなか馬は思い通りに静止してくれません。それにしても、さすが30戦以上を走り、6勝を挙げている歴戦の古馬。大勢の人に囲まれても全くの平常心でした。
スカイディグニティ(牡ブライアンズタイム)
ゴールドシップの菊花賞2着馬スカイディグニティです。屈腱炎を発症して長期休養中ですが、症状は改善したようで、年内には帰厩できるだろうとのことでした。復帰戦は年明け見込みですが、順調に回復している様子。ちょうど出資者の方がスタッフの方と話しているのを横で聞いていた内容です(笑)
ということで早来ファームへ移動。早来ファームで嬉しかったのは、多くのスタッフの方がイスラボニータのキャップを被っていたことです。皐月賞優勝記念で制作した、あのキャップです。牧場スタッフは、それぞれの牧場出身の活躍馬のグッズを身に付けており、例えば追分ファームであれば、フェノーメノの天皇賞連覇を記念したブルゾンを着ていますし、ノーザンファームのスタッフであればジェンティルドンナのジャンパーを着ていたり、といった感じ。これは素直に嬉しかったですね。以下の早来ファーム展示馬の写真、馬を曳いているスタッフの方々の帽子にも注目下さい(笑)
さて、早来ファームでは、他の牧場にはいない当歳馬の展示があります。今回展示されていたのは4頭。
キングカメハメハ×リトルアマポーラ(牡)
ハーツクライ×ウミラージ(牡)
クロフネ×レクレドール(牡)
ステイゴールド×ミスアナレオ(牝)
当歳馬とはいえ、既に280kg近くあるようです。現役馬展示で500kgを超えるようなムキムキの馬を見た後だと、当歳馬は本当に小さくて可愛くて持ち上げることができそうな感じですが、さすがに280kgじゃあ無理だな。それにしても、当歳馬なのに歩様までチェックして熱心に馬を見ている会員さん多数って、どんだけなのよ(笑)
さて、当歳馬の見学はオシマイ。そして何と言ってもこの会場で見学したかった、出資馬ラリーズンの13です。
現時点で478kg、募集時(431kg)から比べるとだいぶ大きくなりました。2月生まれを考慮すると、おそらくデビューする頃には500kgくらいでは?とのこと。夏を超えて体高が大きくなり、グッと成長したようです。ウォーキングマシン終わりに突然立ち止まることがあったりと、ちょっと煩いところを見せる時があるようですが、それほど気にするほどではないだろうとのこと。脚元や健康状態に不安はなく、毎日元気に放牧していますよ、ということでした。
たまたまこの時にラリーズンを見ていたY先生も、普段は辛口ですが、この馬のことはとても褒めていましたよ。「募集時からカタチが崩れていない。これは良いと思うよ。」、「これは正解だよ。良い馬を買ったな~。」と仰って頂けました。Y先生は、いつもズバズバとコメントするので聞いていて楽しいですね。そういえば、過去には出資馬についてネガティブなコメントを頂いたことがありました(ちなみにその馬は高馬ながら500万止まり、2勝して引退)。まあ、リップサービス込みだと思いますし、褒めて頂いたから走るという訳ではありませんが、素直に喜んでおくことにします(笑)
そうそう、この時にY先生から教えて頂いたのが、「き○たま」で気性を判別する方法。牡馬の場合、人間と同じように2つモノが付いていますが、これが下がっていない馬は臆病だそうです。「ほれ、見てごらん」ということで、その場でラリーズンの13の股間をマジマジと覗き込む。おお、2つともシッカリと下がっているぞ。Y先生も「これは大丈夫」とのお墨付き。うん、良かった良かった。ってこれ、マジに受け取っていいのか?単なる迷信なのか?どっちなんや!?いずれにせよ、これを機に、私の相馬のチェックポイントに「き○たま」が加わりました。この日も、これ以降は全馬股間を覗き込むようになったのは言うまでもありません。ちなみに、ラリーズンの13の股間アップの写真も撮ってきましたが、ブログに貼るのは自重することにします。あと、もう一つY先生から下ネタ系の馬の見方も教わりましたが、あまり意味がないので書くのは止めておきます(笑)
ということで、早来ファームを後にしてノーザンファーム牡馬ステージへ。
毎年、良血馬の宝庫のノーザンファーム牡馬陣。出資馬はいませんが、興味津々で展示場をウロウロしました。
【111】アンブロワーズの11(牡ハービンジャー)
一次募集で最後まで悩み抜いた馬です。募集時よりも迫力を増した馬体で、やはり良い馬だなと思いました。ハービンジャー×フレンチデピュティという配合の特徴が出ていますね。爪が大きくシッカリとしていて、このあたりもハービンジャー産駒の特徴を受け継いでいることが分かります。
【141】ナイトマジックの13(牡ディープインパクト)
【142】ポルトフィーノの13(牡ディープインパクト)
【143】ビワハイジの13(牡ディープインパクト)
【154】レーヴディソールの13(牡ハービンジャー)
このあたりの良血馬は、さすがに良く見えますね。中でも募集時DVDで一番インパクトある動きを見せていたレーヴディソールの13は、どんな競走馬に育っていくのか注目しています。DVDでの柔らかくしなやかで躍動感ある歩様は、本当に素晴らしかった。
この後はバックヤードグリルでランチタイム。そして午後は、NF空港での展示です。
ここは私の出資馬はいませんが、一緒に行った友人の出資馬がいましたので、見学しました。
シーズバウンティ(牡ハービンジャー)
ずっと興奮状態で、スタッフ2人で馬を曳いていました。見たことがない馬が周りにいること、そして大勢の人がいることでテンションが上がってしまったそうです。ずっと前掻きをして、地面を掘っていました。見学していた他の出資者の方も、さすがに苦笑い。パワフルな馬体でハービンジャーらしさを受け継いでいると思いますので、精神的に成長すれば楽しみは大きいと思います。
ソロル(牡シンボリクリスエス)
ソロルが展示されているというので、見学をしに厩舎群へ。今年のマーチSを制した重賞馬です。ダートのオープン馬でさすがの貫録。黒光りするクリスエス産駒らしい馬体は迫力十分です。新馬戦の1着入線→10着降着から始まり、現在ではすでに6勝。こういう馬を持つと、ドラマチックで楽しいでしょうね。
ということで見学は終了。今回のツアーでは、最後に千歳空港に出発するまでの間、ノーザンホースパークで1時間ちょっとフリータイムがありました。ヒマだったので、自転車をレンタルして場内をブラブラ。
放牧中の親子です。癒されますね。
ということで、以上で見学は終了。秋ツアー参加は2009年ぶりでしたが、のんびり楽しむことができました。そういえば、いつもツアー後に延泊して月曜は旅行に行くため、現地集合プランで参加していましたが、今回は初めて羽田発プランで参加しましたね。弾丸ツアーでしたが、楽しかったです。次に北海道に行くのは来年の春ツアーかな。