<弘恵ベイリーからお知らせ>
和食料理のミサ先生が和風ラタトゥーユのレシピを公開!うまいっす。NY1page.com
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なつかしのハーレム日記を更新中。
ホームレスパフォーマーに関する話題。
<ブログはここから>
セントラルパークで最後のレイの夏休みの日、家族で過ごそうと行った。
車をハーレムに停め子供たちをつれてバスに乗った。
マンハッタンの景色が流れる中、さすが都会だから見ていても楽しい。
金髪のモデルみたいなお姉ちゃんが乗ってくると、デニスは振り返ってみていた。
さすが男の子だな。
彼女のすれ違いざまに、パフュームのいい香がした。
こんないろいろな人がいる、
マンハッタンって、
何か絶対にアクシデントが起こるんだよね〜って思っていた。
途中で、電動の車みたいな車椅子に座る相撲取りみたいな白人女性が乗ってきた。
専属ナースも一緒だった。ナースが走り出すバスの中、忘れていたのか立ち上がり、
車椅子のシートベルトをしていた。太っているから大変そうだった。
シートベルトをキチンとしめる彼女たちの行為を、
マンハッタンでは絶対に必要ね!と、温かく見守っていた。
1ドル札を小銭にしてほしいオジさんに、クォーターと取り替えてあげたり。
この短い間に、
ちょっとした人とのふれあいもある。
そしてある地点へきたとたん、バスが急停車。
前にいたタクシーが急に停車したため、ぶつかりかけたのだ。
どこからか、悲鳴があがった。
バスの中では、後ろから黒人女性が飛び出してきた。
その先を見ると、
斜め前に座っていた車椅子の女性が、車椅子ごと前傾姿勢で倒れていた。
すぐに皆で起こした。
「大丈夫よ。シートベルトが幸いして、床に転げなくてよかった」と彼女は笑った。
私は、やっぱりマンハッタンって、何かこういう事件が必ず起こるんだよねぇ〜と、
内心思っていた。
セントラルパークへ着いたら、穏やかな空気が流れていて、
パフォーマーを見たり、草の上でハワイアンダンスを練習する女性二人を眺めたり。
池でボートを楽しむ人を見たり。
子供たちも郊外では見ることのない風景に、喜んでいた。
これでもうバスの中のような事件からは開放されたなと安心する。
「やっぱりよかった。セントラルパークに来て。近所の公園には、こういう
パフォーマーとかもいないしね」とレイに楽しい思いを伝えた。
再度、3人の人が騎馬になった状態の上を飛び越えるアクロバットを見た。
セントラルパーク中央にある池のほとりの広場で、階段のあるところに人々が座って見ていた。
ちょうど劇場みたいな状態。
私たちは階段からちょっと離れた坂道を登っていた。
途中でレイが立ち止まってアクロバットを見始めた。
デニスとアヤも私の前に立った。
エリカは、レイと先に歩いていたので、ちょっと上のほうで見ているのだと
思っていた。
しばらくして、
エリカは?と、周りを見ると姿が見えない。
穏やかな空気が、一瞬にして地獄の火鉢の中にいる気分へ。
「エリカ」と呼びながら、探して回るがどこにもいない。
迷子になっていれば泣いてるだろうが、泣き声も聞こえない。
人だらけで、広い公園。そんなに遠くまで歩いていってるはずはないのだが。
階段のあたりを探しても、パフォーマーの周りをレイが探しても、
どこにもいなかった。
迷子になっていれば、泣いてるエリカを
誰かが保護してくれているはずだ。
しかし、もしや泣き声がしなかったってことは、自転車かなんかで
誰かに連れ去られたのでは?
子供を一瞬のうちに誘拐されたり、居所がわからなくなった親の悲しみや痛みが、
私にも襲ってきた。
セントラルパークなんだから、絶対に迷子になってる子を見つけたら、
誰かが見つけて警察につれてってくれてるわ。と
思う一方で、
子供の顔写真の下に
MISSINGって書かれたチラシや広告ハガキが脳裏に浮かぶ。
エリカも、もしかしたら、もう帰ってこないのでは?
いや、そんなはずがない、私たちは貧乏人だから、誰も金目当てに
エリカを誘拐するわけがない。プロの誘拐だったら、金持ちの家を狙うだろうし。
金持ちはNYには、いっぱいいるんだ。
しかし幼児マニアとかにつれていかれていたら。
変な奴らもNYにはいっぱいいるのだ。
それとも、貧乏な国に売りとばされたりしたら。
あぁ〜、セントラルパークになんて来なけりゃよかった。
この一瞬に、こんないろいろなことを考えた。
レイは、反対側の広場も走って探す。
ホットドッグを売ってるオヤジたちに「女の子見なかった?」と聞くが、
英語が通じない。
ジョギング中の兄さんが、「大丈夫?」と血相を変えてる私に聞いてきた。
「女の子を見なかった?」
「さぁ。。。」
「エリカ〜」叫ぶが、どこにも返事はない。
パフォーマンスしている見学者の中を探すが、どこにもいない。
「警察に電話するしかないよ」と、自転車タクシーのお兄さんが言った。
携帯で911して、警察に場所を説明する。
「セントラルパークで池の近く」と言うが、どこの池だ?と聞かれ、
また自転車タクシーの兄さんに、「ここの場所ってなんてとこ?」聞くと、
「メドォ〜なんたら。。。」とアクセントのキツい英語で言われ、まったく聞き取れない。
そうこうしているうちに、レイが戻ってきた。
レイに電話を代わり、私は再びデニスとアヤをつれてパフォーマンスの周りへ戻った。
もはや事態の深刻さに気づいてた7歳のデニスは、すでに心配で声も出さずに泣いていた。
事態の深刻さにまったく気づいていないアヤは、「エリカどこに行ったのかなぁ〜」と
家の中でいなくなったような感じでしかとらえていない。
そうこうしているうちに、
パフォーマンスが終わり、人がぞろぞろと退散しているところに、エリカの姿。
エリカは何もなかったように戻ってきた。
「どこに行ってたの!ものすごく心配したんだよ。勝手にどこかに行かないで」
「階段に座って見てたの」
「階段?」何度も階段を探したが、エリカは小さいので、
人ごみに隠れて見えなかったのだ。
「エリカがいたよ」レイに警察に知らせるよう伝えた。
しばらくは夫婦で無言だった。
エリカには、しつこく説教した。
レイが「もう帰ろう」と言った。
私も今回はさすがに、レイが帰りたい気分になるのは仕方ないと思った。
いやはや、アメリカで子供がいなくなるってことが、こんなに恐怖なことだとは。。。
日本だと、ここまで心配することはない。子供たちは自分たちだけで学校へ行ったりするし、
迷子になっても、誘拐されたなんて思うことはない。
やはり、日本は安全でいい国だ。
時折、豊かな国なんだから、外国の人をもっと受け入れるべきだと思ったりするが、
そうすれば日本の安全を維持するのは、もっと難しくなるだろう。
安全な国にいるからこそ、皆のんきでいられる。
平和ボケなんて言う人もいるけど、ボケていられるくらいに
日本は平和でいい国なのだと、今回のエリカ見失い事件で思い知った。
http://ny1page.comにて、
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世の中には、ボランティアでいろいろなことをやってくれる人がいるのだと、
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私たちは階段からちょっと離れた坂道を登っていた。
途中でレイが立ち止まってアクロバットを見始めた。
デニスとアヤも私の前に立った。
エリカは、レイと先に歩いていたので、ちょっと上のほうで見ているのだと
思っていた。
しばらくして、
エリカは?と、周りを見ると姿が見えない。
穏やかな空気が、一瞬にして地獄の火鉢の中にいる気分へ。
「エリカ」と呼びながら、探して回るがどこにもいない。
迷子になっていれば泣いてるだろうが、泣き声も聞こえない。
人だらけで、広い公園。そんなに遠くまで歩いていってるはずはないのだが。
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どこにもいなかった。
迷子になっていれば、泣いてるエリカを
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エリカは何もなかったように戻ってきた。
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