代替医療学会 The Society of Alternative Medicine from 1987

日本で初めて代替医療を登記(1987)。構造化微量要素、ヘリカル炭素、ホルミシスの特許、実施例掲載

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

不法に監禁されている法輪功学習者から­生きたまま臓器を摘出し、ヤミ取引

2013-06-27 18:32:05 | 臓器提供
臓器売買のヤミ取引が絶えない中国。最近は、"腎臓を一つ売って新しいiPadを買おう"とのキャッチフレーズで若者を誘惑する­闇業者さえ出現しました。世界保健機構WHOによると、世界では毎年1万例の不法腎臓移植が行われていますが、その主な取引市場は中国だそうです。イギリスの新聞"ガーディアン"の27日の報道によると、世界では毎年1万例以上のヤミの臓器移植が行われ、うち、最も多いのが腎臓移植。そのほとんどが­中国、インド、パキスタンなどで行われています。一方、中国衛生省の黄潔夫次官は今年3月、中国の臓器移植は死刑囚に依存していると発言。しかし、実際の臓器の出所は死刑囚だけではありません。

カナダの元国会議員デービッド・キルガー氏が行った独立調査によると、中国では刑務所、強制労働収容所および解放軍病院(要するに精神病院)が結託して、不法に監禁されている法輪功学習者から­生きたまま臓器を摘出し、ヤミ取引に使っています。生きたまま臓器を摘出され、殺害された法輪功学習者の正確な数は、まだわかっていません。

http://www.youtube.com/watch?v=5V7RLTLZQM4

中国「腎臓を売ってiPadを買おう」
【新唐人2012年5月30日付ニュース】臓器売買のヤミ取引が絶えない中国。最近は、"腎臓を一つ売って新しいiPadを買おう"とのキャッチフレーズで若者を誘惑する闇業者さえ出現しました。世界保健機構WHOによると、世界では毎年1万例の
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

猫=魚好き。でも、あげちゃいけないお魚があるって知ってる?

2013-06-24 13:27:01 | 健康
マイナビニュース 6月24日(月)13時10分配信

(写真:マイナビニュース)

日本では「猫のごちそう=魚」という認識が根付いていますが、実は猫に与えるのに注意が必要な魚もあるということをご存知ですか?かわいいからと言って、猫ちゃんにお魚をあげ続けていたら病気になってしまった…なんてことにならないためにも、猫にとってNGな魚をチェックしておきましょう。

■青魚はNG

サバ・アジ・イワシなど、ぴかぴかに輝く青魚。人間にとってはおいしい魚ですが、猫にはややNG。「やや」というのは、青魚が人間の体にいいと言われているように、実は少量なら猫の体にとってもいいものなのです。

青魚には不飽和脂肪酸が多く含まれていますが、猫にとってそれは栄養でもあり、慢性的にとり過ぎれば病気の原因ともなるものでもあります。不飽和脂肪酸をとり過ぎると「黄色脂肪症(イエローファット)」と言われる症状を引き起こします。不飽和脂肪酸によって体内の脂肪が酸化し、黄色く変色することからこう呼ばれていますが、イエローファットになると、おなかや胸などにしこりができ、痛みを伴います。触られるのを嫌がったり、歩行に支障が出ることもあるようです。

イエローファットになってしまったら、まずは食事を栄養バランスのよいものに変えて、場合によっては対処療法を取り入れながら、じっくりゆっくり治していきます。

■貝類・イカ・タコ・淡水魚

貝類・イカ・タコ・淡水魚などの食材には「チアミナーゼ」という酵素が含まれています。チアミナーゼはビタミンB1を分解する働きがあり、猫が摂取するとビタミンB1欠乏症になる恐れがあります。ビタミンB1欠乏症はおう吐や食欲不振、更に進むと痙攣(けいれん)や神経障害を起こす可能性があるので、やはり食べさせないのが一番ですね。

また、同じイカでも、スルメは絶対にNG!おなかの中で水分を吸って膨らみ、消化器官を詰まらせてしまうこともあります。危険なので誤って食べたりしないように注意しましょう。

■硬い魚の骨は危険

魚の骨の中でも、特に硬いタイなどの骨には注意が必要です。人間だって口の中に刺さったら痛いですよね。猫の場合も同様ですが、飲み込んでしまうと、硬い骨で消化器官を傷つける恐れがあります。もし食べさせるのなら、しっかり骨を除いてからにしましょう。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

産総研、乳酸菌が腸管免疫を活性化する新たなメカニズムを発見

2013-06-24 12:44:11 | 健康
マイナビニュース 6月24日(月)10時10分配信

(写真:マイナビニュース)

産業技術総合研究所(産総研)は6月21日、乳酸菌が腸管免疫を活性化する新たなメカニズムを発見したと発表した。

【拡大画像や他の画像】

成果は、産総研 バイオメディカル研究部門 分子複合医薬研究グループの辻典子主任研究員、キッコーマン研究開発本部の川島忠臣研究員らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間6月20日付けで米科学誌「Immunity」オンライン掲載に掲載された。

人体に有益な作用をもたらす微生物、およびそれを含む食品を「プロバイオティクス」という。そしてプロバイオティクスの代表格といえば、乳酸菌だ。誤解されやすいが、実は乳酸菌という1種の菌があるのではなく、代謝により糖から乳酸を生成する細菌の総称である。腸内に常在しているほか、ヨーグルトなどの発酵食品やさまざまな加工食品にも含まれているため、日常的に摂取されている、もしくは健康のために接種している人が多いのはご存じの通りだろう。

乳酸菌は健康維持・増進に効果があるだけでなく、安全性が高く、発酵食品にも応用しやすいといった観点から、食品・医薬品業界からの注目度は高い。特に免疫増強効果については多くの報告がなされており、さまざまな免疫疾患への効果が期待されているのが現状だ。乳酸菌は、ほかの細菌に比べて多量の「二重鎖RNA」(2本の相補的な配列を持つRNAがDNAのように二重鎖を組んだもの)を含んでいるという点などが特徴として挙げられる(画像1)。しかし、これまで乳酸菌特有の免疫活性化メカニズムやそれに関わる菌の成分については、実は明らかになっていなかったのである。

乳酸菌は、体内において、小腸まで達すると、そこで免疫細胞の1種であり抗原や微生物を認識して免疫応答を開始する「樹状細胞」に取り込まれる。そして、「エンドソーム」(細胞外の物質をファゴサイトーシス(食作用)により細胞内に取り込んだ際に形成される小胞)に発現する「トル様受容体3(TLR3)」(二重鎖RNAおよび二重鎖RNAウイルスを認識する)と呼ばれる免疫反応に関わるタンパク質を刺激。

さらに、細菌やDNAウイルスのDNAを認識する受容体「TLR9」(非メチル化DNA(DNAの炭素原子にメチル基がついていない配列部分)を認識)も協調して、樹状細胞によるタンパク質「インターフェロン-β」(ウイルスの増殖抑制や腫瘍細胞の増殖抑制、炎症の抑制などの作用を持つ)の産生を引き起こすことが判明。なおインターフェロン-βは抗ウイルス活性を持つことが知られているが、それと共に腸管の炎症を抑え、健康な腸を保つために重要な役割を果たすことも見出された。

そして小腸から分離した乳酸菌およびプロバイオティクス乳酸菌を調べたところ、菌株によって差異が見られるものの約7割という多数が乳酸菌に共通する性質として、免疫細胞から多量のインターフェロン-βを誘導することが確かめられたのである(画像2)。

続いて、プロバイオティクス乳酸菌の内、しょうゆもろみから分離した、二重鎖RNAを多く含有する「テトラジェノコッカス・ハロフィラスKK221株」をモデル株として用い、インターフェロン-βの腸管生理機能の解析が進められた。その結果、乳酸菌摂取により産生されるインターフェロン-βは強い抗炎症作用に関与し、動物試験により「DSS(Dextran sodium sulfate:デキストラン硫酸ナトリウム)誘発潰瘍性大腸炎」を効果的に予防することがわかったのである(画像3)。ただし乳酸菌を摂取しても、中和抗体でインターフェロン-βを不活性化すると、乳酸菌の効果が打ち消されることも確かめられた。また、乳酸菌による抗炎症作用は、腸内の常在細菌である乳酸菌と食物から摂取されるプロバイオティクス乳酸菌に共通して見られることも判明している。

研究チームは今後の予定として、消化管免疫細胞の機能を詳細にモニターする技術を開発するとした。また、腸内に常在する乳酸菌や、プロバイオティクス乳酸菌の機能を、より効果的に暮らしや臨床の場で実用化するための技術や社会基盤作りも進めて行く予定としている。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

15億年前の水を試飲、味を語る科学者

2013-06-24 11:24:03 | 日記
ギズモード・ジャパン 6月24日(月)11時5分配信

科学者は偉大。

科学者は偉大。

カナダの鉱山の岩盤の中から地球最古の15億年以上前の水が発見され先月大騒ぎになりましたけど、あれは不味くて不味くて飲めたもんじゃないと試飲した科学者が証言しております。

【関連リンク付き記事】

その核心の話に移る前に発見のときめきポイントをおさらい。

・水中の放射性原子の崩壊っぷりからは控え目に見積もって15億年、最長25億年も岩に閉じ込められていた可能性!
・岩から水素が豊富に溶け込んでるので、これ食って古代の微生物が脈々と生きながらえてきた可能性!
・地上の進化とは無縁の進化を辿った可能性!
・もしこんな隔離された環境で生きていけるなら、火星の岩ん中も似たようなのがウヨウヨいる可能性!
・「地球と火星の最初期の歴史を見ると、地表冷却後の最初の約10億年はものすごく似てる。地球に起こって火星に起こらない道理はないですからね」―NASA科学者キャロル・ストーカー氏


なんせ地球の年齢の半分近く古い原始スープですからロマンが膨らみっ放しなわけですが、ロマンはロマンとして味は糞不味いらしく、調査を率いたトロント大学のバーバラ・シャーウッド・ローラー(Barbara Sherwood Lollar)地球科学教授はLAタイムズのインタビューでこのように語ってます。


■とてもとても古い水ってどんな感じなんですか?

まず最初に驚くのは、しょっぱいことね。水と岩の化学反応のせいで、ものすごくしょっぱいの。水道水よりトロンと粘性があって、濃度はすごく薄いメープルシロップみたい。出てくる時は無色なのに酸素に触れた途端オレンジ色に変わります。これは水中のミネラル、特に鉄が形成し始めるせいですね。

■もしかして味見した?

白状すると、たま~にやっちゃいました。まずいです。海水よりずっとしょっぱい。絶対飲みたくない感じ。一番塩分が強い水は一番古い水ってことなので興味あるんです。どっちが一番しょっぱいか確かめるには汚いけど味見するのが一番早い方法なんですよ。学生にはやらせないけどね。


「たま~に」って1回じゃないのか...。しかもインタビューでは「また舌の上で転がさないといけないかも」と言ってます。独自の進化を辿った微生物が入っているやもしれない15億年だか25億年だか前の水となんの躊躇もなく舌の上で転がす科学者! 勝てる気がしません!


参考記事:http://articles.latimes.com/2013/jun/08/science/la-sci-ancient-water-qa-20130608 [LA Times]
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

<降圧剤論文>元研究仲間が予備調査 「捏造ない」結論

2013-06-02 22:42:12 | 産官学連携詐欺
DIOVAN/ノバルティス社-日本医薬関連産官学総体制・主体思想の下、総グルミ国保金奪取年1000億円

薬事法医療体制を悪用した鎖国封鎖の下、やりたいほうだい、国民の屍累々、北朝鮮を模倣




毎日新聞 6月2日(日)13時5分配信
 降圧剤「バルサルタン」の臨床試験問題で、京都府立医大が、調査対象の松原弘明・元教授(56)と共同研究をした経験がある教授らに予備調査をさせ、「臨床試験の論文に捏造(ねつぞう)はない」と1月末に結論付けていたことが分かった。大学側は「人選に問題はなかった」とするが、公正性を保つには利害関係がない人間による調査が不可欠だ。一連の問題は、日本の臨床試験の信頼性に関わる事態となっており、大学側の当初の甘い認識が問われそうだ。

 予備調査は昨年12月に始まった。日本循環器学会誌が同大チームの2論文を「データ解析に極めて多くの問題点がある」などの理由で撤回(取り消し)し、同学会が大学に調査を求めたためだ。

 大学は学内3教授に調査を指示。3教授は「単純ミス」と主張する松原元教授らへの聞き取りなどを基に、今年1月末に「捏造とは認められない」と報告した。しかし、学会から「公正で詳細な調査」を求められると、3月になって学外の有識者が参加した調査委員会を組織した。調査は今も続いている。

 大学は予備調査を実施した3教授の名前を明らかにしないが、毎日新聞は関係者への取材で3人を特定。このうち2教授に元教授との共著論文があった。

 この2教授のうち1人は、元教授の不正論文を検証する学内の別の調査委の委員に加わることになった際、初回の会合(昨年2月)で、元教授と共同研究した経験を理由に委員を外れていた。この調査委は今年4月、降圧剤とは別に元教授が関わった14論文の不正を認定し、公表している。

 予備調査の人選について、大学側は「一般論」とした上で「調査対象の論文に関与していなければよい。全ての共同研究をさかのぼって調べるのは困難だ」としている。【八田浩輔、河内敏康】

 【ことば】降圧剤臨床試験問題

 降圧剤「バルサルタン」(商品名ディオバン)が、脳卒中などを防ぐ効果が高いとする京都府立医大の臨床試験論文に、販売元のノバルティスファーマ社員が社名を伏せて関与していたことが発覚。ノ社から多額の寄付金も提供されていた。東京慈恵会医、滋賀医、千葉、名古屋の各大学の同種の試験にも同じ社員が関わっており、各大学が論文データが不正操作されていないかについて検証を始めている。


降圧剤論文:京都府立医大に不信 医学界「批判かわし」
毎日新聞 2013年06月01日 02時30分


記者会見する京都府立医大付属病院の北脇城・副院長(左)ら=京都市上京区で2013年5月23日午後7時39分、森園道子撮影
拡大写真
 降圧剤バルサルタンの臨床試験問題で、京都府立医大病院が「抗議するため」と製薬会社ノバルティスファーマとの取引を停止したところ、「当事者意識が足りない」「批判をかわすためでは」と、逆に大学側への批判を招いている。同大の臨床試験の論文は、ノ社の社員を関与させていたことが発覚して公平性が疑われ、まだ疑惑の渦中にあるためだ。

 「京都府立医大の無責任さに怒りを感じる。被害者のように振る舞い、製薬企業だけに問題があったような対応は当事者意識がなさすぎる」。5月28日の参院厚生労働委員会。この問題を取り上げた薬害エイズ被害者の川田龍平氏(みんなの党)は、語気を強めた。

 府立医大病院は同23日、「癒着を疑われかねず、抗議の意を示した」として、ノ社の医薬品を期限を定めず取引停止にすると発表。同病院の薬剤購入費は年間約40億円、そのうちノ社分は約3億円を占める。

 だが医学・医療界の視線は冷ややかだ。日本医学会の高久史麿(たかく・ふみまろ)会長は会見で「大学は社員の関与を知っていたのではないか。論文が撤回されたからと縁を切るのはおかしい。両方責任がある」と突き放した。日本医師会の今村聡・副会長も「自分たちには悪いところがないと思われるのは、いかがなものか」と苦言を呈した。

 「身内」の目も厳しい。ある府立医大職員は「最終的な顧客は患者であることに思いが至らないのだろうか」と首をかしげる。同大OBの医師は「責任転嫁して、大学から目をそらしてもらうための執行部のパフォーマンスだ」と嘆息する。【八田浩輔、河内敏康】

 【ことば】降圧剤臨床試験問題

 降圧剤「バルサルタン」(商品名ディオバン)が、脳卒中などを防ぐ効果が高いとする京都府立医大の臨床試験論文に、販売元のノバルティスファーマ社員が社名を伏せて関与していたことが発覚。ノ社から多額の寄付金も提供されていた。東京慈恵会医、滋賀医、千葉、名古屋の各大学の同種の試験にも同じ社員が関わっており、各大学が論文データが不正操作されていないかについて検証を始めている。


クローズアップ2013:降圧剤の臨床試験操作疑惑 会社ぐるみ?広がる波紋
毎日新聞 2013年05月25日 東京朝刊


記者会見をする高久史麿・日本医学会会長=2013年5月24日、西本勝撮影
拡大写真
 降圧剤「バルサルタン」(商品名ディオバン)の臨床試験に製薬会社「ノバルティスファーマ」が不透明な関与をしていた問題で、日本医学会は「産学連携は時代の流れなのに、これでは社会から信頼されなくなる」と、憤りを隠さない。医学界と製薬業界が近年神経をとがらせる「利益相反」上の問題だけでなく、「売り上げ増のために、企業が大学に働きかけて臨床試験の結果をねじ曲げたのではないか」という疑惑に発展しているからだ。関係した各大学や学会、ノ社のスイス本社が、それぞれ調査を始める異常事態だが、真相究明は可能なのか。【河内敏康、八田浩輔】

 ◇欧米有力誌も注目

 「日本の研究スキャンダルが第2の試験に広がった」。この問題は世界的な関心も呼んでいる。米有力経済誌「フォーブス」(電子版)が5月2日、東京慈恵会医大チームによる試験論文にも、ノ社の社員が名前を連ねていたことを報じた。「第1の試験」は京都府立医大での試験を指す。試験結果の信ぴょう性が疑われて昨年末に学術誌から撤回(取り消し)されたうえ、社員の関与も表面化している。

 英大手科学誌「ネイチャー」も、ブログで「京都府立医大の研究室に会社側が1億円を寄付していた」と報じた3月28日の毎日新聞を引用しながら、「大ヒット商品が撤回論文とつながっている」と紹介した。

 ノバルティス(スイス)は世界140カ国に展開。バルサルタンは約100カ国で承認されている。日本では年間1000億円以上売り上げるヒット商品となった。宣伝に利用されたのは、「脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などの予防効果もある点で、他の降圧剤より優れている」とした両大学チームの論文だった。だが、データの信頼性が揺らいでいる。

 疑惑を招いた要因は二つある。一つは「社員が試験の統計解析の責任者だった」という、研究の公平性と透明性を担保するために欠かせない重要な情報が、論文から隠されていた点だ。

 日本医学会の高久史麿会長は24日、「許し難い行為で明らかに誤りだ。日本は国からの支援が少なく産学連携は必要だが、これで日本の臨床試験が遅れれば大変なことになる。透明性を持って連携しないと、日本にとってもマイナスだ」と強調した。

 もう一つは、試験結果の信頼性そのものだ。昨年、京都大病院の由井芳樹医師が「京都や慈恵の論文は、統計的に考えにくい結果となっている」とする論文を発表した。実際に、日本循環器学会誌と欧州心臓病学会誌が「データに重大な問題がある」として京都の論文を撤回した。


クローズアップ2013:降圧剤の臨床試験操作疑惑 会社ぐるみ?広がる波紋
毎日新聞 2013年05月25日 東京朝刊

 NPO「臨床研究適正評価教育機構」の桑島巌理事長は「販売目的で会社がデータを不正に操作したと疑われても仕方がない側面がある。不正がはっきりすれば、会社が医療費をだまし取ったという構図になり、大問題だ」と指摘する。

 現場の医師たちの関心も高い。東京都内の男性医師(50)は「臨床試験は、どの薬を処方すべきかという判断材料になる大切な情報。その論文に科学的な問題や恣意(しい)的なデータ操作があれば許せない」と話す。


拡大写真
 ◇真相究明、遠く 任意調査、カネは追わず

 ノバルティスファーマは24日、「極めて重大な問題と認識している。さらに調査を進め、必要かつ適切な措置を講じる」とコメントした。だが、大学側への聞き取りや試験データの精査を行う予定はなく、真相究明にはほど遠い。試験をした5大学や関係学会も独自に調査しているが、試験に関係していない研究者らが本業の合間を縫って行う任意調査だ。しかも中心は論文のデータ検証で、カネの流れまでは追わない。

 ノ社からは各大学に奨学寄付金が支払われているが、寄付を所管する文部科学省の産業連携・地域支援課は「利益相反のルールは各大学で整理すること。個別の事例を調査する予定はない」と、関心は薄い。

 一方、医薬品行政を担う田村憲久厚生労働相は24日の閣議後会見で「(ノ社に)強く指導せざるを得ない」と述べた。発言を受けて動き出した厚労省経済課は「製薬業界の信頼を揺るがす事態。ノ社から事情を聴き、再発防止と調査の徹底を求めることになる」と言う。だが、問題が多岐にわたるうえ、「現在のところ、国が承認した(血圧を下げる)薬の効能・効果には影響がない」(審査管理課)ため、現状では抵触する法律がない。

 各大学で試験を実施した責任研究者らは、現場の医師に向けて、この薬には血圧を下げる以外にもさまざまな効果があると説き、売り上げに貢献してきた。だが、一連の問題を受け、ノ社はこうした論文を宣伝に使うことをやめた。過去の宣伝活動に問題はなかったのか。

 医薬品広告の不正表示を監視する同省の監視指導・麻薬対策課は「警察ではないので、立ち入りして実態を把握することもできない」。

 医療ガバナンスが専門の上(かみ)昌広・東京大医科学研究所特任教授は「真相究明には、臨床研究が始まった経緯や金銭の流れの解明も欠かせないはずだ。それぞれの当事者が説明しても疑惑が解消されなければ、強制捜査権を持つ司法の力も必要になるだろう」と話す。


クローズアップ2013:降圧剤の臨床試験操作疑惑 会社ぐるみ?広がる波紋
毎日新聞 2013年05月25日 東京朝刊

02年~     東京慈恵会医大チームが試験を開始

         京都府立医大、滋賀医大、千葉大、名古屋大の各チームも順次試験を始める

07~12年   慈恵を皮切りに5大学が論文を公表。バルサルタンのPRに利用される

12年4月~   英医学誌ランセットなどに名大を除く4大学の論文の結果を疑問視する意見が掲載される

13年2月 1日 欧州心臓病学会誌が京都の主論文を「重大な問題がある」として撤回

     12日 ノ社が社長会見で京都チームについて「会社としての関与はない」と見解

     28日 京都チームの責任教授が辞職

   3月28日 本紙が「京都チーム試験に社員が関与」と報道

   5月 2日 本紙が「全ての試験で社員関与」と報道

     22日 ノ社が社内調査を経て「不適切だった」と一転謝罪 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加