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建設CALS、電子納品についての私的評論等

CS-GV

2011-08-10 10:09:57 | ソフトウェア評
 ある人からCS-GVのエラー相談を受ける。

 内容的には、道路施設基本データのフォルダ(SYOGENとかD010とかDRAW)について、XMLに記載のないフォルダがあるという事だった。当然、電子納品チェックシステムも道路完成図等チェックシステムも通っているデータ。

 工事完成図書の電子納品要領にはOTHRSはORGxxxレベルまでの管理で、それ以下は管理対象外と遠い昔から書いてある。
 目の前で見た分けではないが、おそらく欠陥仕様と思われる。

 そもそも、チェックシステムの要求仕様を出していない国交省(まあ、データの定義・要領はあるからSEの欠陥だが)もろくでもないが、勝手に解釈して作られた、いちメーカーの製品が、さも水戸黄門の葵の御紋のごとく扱われていることに非常に危機感を覚える。ルール外の修正を強いられる土木業者に対して、契約上の立場を利用して修正作業を強要するわけだからだ。
 契約上、電子納品要領に従う必要はあるが、それ以上、あるいは正式な手続きを経て除外になっている項目の修正の作業は不当だと言わざるを得ない。寧ろ、要領の内容さえ知らないのだろう、役人は。


 だとすれば、今回初めて受け取った分けではないのだろうが、今までの業者の成果品はどうしたのだろう。そもそも電子納品に基本データを組み込んで無いのだろうか?だとすれば仕様上おかしい。
 それとも、XMLに情報を書くことでエラーを回避したのだろうか? まあ、DTDごと書き換えないといけないのだから、そんな苦労というか、メモ帳作業をわざわざするとは思えない。逆にエラーが出る。
 まったく理解ができない。


 人間、身の丈に合わない道具は使わない方がいいと改めて思う。
 道具は所詮道具。結果には扱う人間の人間性が反映するだけだ。道具を使うことが目的と化している本末転倒ぶりを見るに付け、滑稽を通り越して哀れですらある。笑止千万、片腹痛い。
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