すべての山に登れ

日々のできごとと山の思い出

久しぶりの二上山

2016-12-13 13:45:21 | 山登り
12月13日(火)

 ブログを開設して1か月以上が過ぎた。開設にあたっては仕事の先輩で親しい友人でもあるN氏に大変お世話になった。それなのに、開設すると安心して何もせずにいたところ、メールが届いていたのがわかって驚いた。そして、急に書き始めた。そう、悪いことをしていて見つかり、はっと目が覚めるという幼い頃の反省と同じ気分である。

 昨日、膝を痛めてここ数年山に登っていない友人に、「今日は天気もいいし、二上山にでも登ってみないか。」と声をかけると、二つ返事で、登ることになった。麓の駐車場に車を置いて、鹿谷寺(ろくたんじ)コースで登ることにする。木道をゆっくり登っていく。凝灰岩の石切り場跡にあった鹿谷寺跡に到着。広場にある十三重石塔が以前の記憶より全体に丸みを帯びたような感じがする。広場の端にあるヤマモモの木がずいぶん大きくなっている。何年も前の初夏に妻と二人で来たときのこと。ヤマモモがなっていて、取ろうとしたが木に上るのが難しく、取れなかったこと、それを妻が私以上に残念がったことを思い出した。私が子どもの頃、田舎で一抱えもある木に登ってヤマモモをとった話をよくしていたので、妻は私の気持ちに寄り添ってくれたのだ。また、子どもが小さい頃、ここの白い岩の壁に登って無邪気に遊んでいたことを思い出す。あの頃は夢があった。あの頃は夢があった。と言うとまた妻に叱られる。何言うてんの。今でも夢あるやないの。そうそう、今でも夢はあるぞ。二上山は家族でよく来た山で、私の好きな山の一つである。

 白くごつごつした凝灰岩の岩場を登っていくと、すぐ展望が開ける。小休止。、大阪平野の向こうに、大阪湾、六甲山が見える。関西空港は見えにくいが位置はわかる。淡路島は雲がかかって見えない。友人に大丈夫かと声をかける。膝は何ともない、いけるという明るい返事。

 岩屋寺からの道に合流して桜の並木を横に、広い道を雌岳と雄岳の鞍部に向かう。どうする?雄岳に行くか。行くというので、登っていく。何人もの登山者と会う。互いに挨拶を交わす。みんな明るい。紅葉は終わりかけているが、スギ、ヒノキの人工林の間に見える広葉樹の紅葉はまだまだ味わいがある。本当に気持ちがいい。直接雄岳に向かわず、巻き道に入ると、雑木林の中に案外知られていない小さな展望台がある。そこでまた小休止。男一人女二人の三人グループの先客がいる。大和葛城山、岩湧山が見える。いつまでも座っていたいでしょう。そうですね、いい眺めですね。
 
二上神社口からのルートに合流。大津皇子の墓に立ち寄り、頂上へ。大阪平野が見える。巻き道を通らず鞍部に出て、今度は雌岳へ。何組もの人が大和平野を見ながら、食事中。その中の登山者から大和三山を尋ねられた友人が、あれが耳成山、畝傍、遠くに見えるのが香久山と説明をする。聞かれていない石舞台から談山神社へのルートも指で示して説明。「三輪山はどれですか。登ったことはありますか。」と尋ねられ少しの間その話。みんな会話が弾む。ああ、何か食べるものを持ってくればよかった。

 下山は鞍部から大阪側に下りて山すそを回って少し登り、屯鶴峯からのルート(ダイヤモンドトレール)を横切り、大日池(釣池)へ出て駐車場へ。ゆっくり歩き、休憩もしばしばとったので、ほぼ2時間。のんびりした山行だった。「おっちゃん、自信がついた。また行けるわ。」とおっちゃんが言う。お互いにおっちゃんと呼び合っているのだ。友人とは一緒に槍ヶ岳も登った。金剛山はあらゆるルートを登り尽くした。少しでも登ることができるようになれば、嬉しい。









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2 コメント

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いい文章ですね。 (鬼井江)
2016-12-13 16:55:49
 「山好きKさん」(しばらくの間ブログ上では、こう呼ばせていただきます)へ
 実質ブログを始めましたね。いきなり、いい文章なので、魅かれて読んでしまいました。昔の思い出とからめたり、奥様が間接的に登場したり、友人への気遣いの心や山でのハイカーとのちょっとした出会いの様子など、いろいろなものが含んでいましたね。
 私が少年だった頃、自宅近くの公園にあった太いポプラの木(少年たちはまだだれも登っていなかった木だった)を私一人が登って見せた日の思い出(鼻高々だった思い出)を蘇らせてくれたブログになりました。
 ブログって、いいものですよ。公開日記ですが、人の心と心を結び付けてくれますから。
 2016年12月13日、那覇のホテルにて、コメントを入れました。(鬼井江)

 *19日まで、那覇周辺を散歩したり、本屋で時間をつぶしたり、郷土料理をいただいたりして過ごす予定です。 
 御礼が遅くなりましたが、柿すべて、おいしくいただきました。ありがとうございました。大きな柿ばかりでしたね。
登れたよ (おっちゃん)
2016-12-13 20:35:48
不安を抱いた数年ぶりの山登りでしたが、思い切って登ってみると昔の登山を思い出すことができました。
ああ、北アルプスを思い出せました(笑い)
また、いつでも誘って下さいヨ。

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