ニューヨーク/世界発〜徒然草〜

ニューヨーク在住の筆者(M)と世界中を飛び回る筆者(T)が綴る、自由気ままな日記帳

アメリカにおける医療費

2011年02月18日 | Weblog
アメリカにおける医療費は、患者の負担額が膨大である。当然の如く、全国民が保険に加入しているわけではない。保険に入れずにいる人の数も多い。勤務先の会社を通じて加入するのが一番安く、また条件もいいようだ。

先日、うちの大黒柱さんが肩を脱臼した。8年前にもジムのウェイトリフティング中に脱臼し、病院に担ぎこまれたとか。今回は階段で足を踏み外し、滑り落ちる体を支える為に手すりに掴まったところ、再び脱臼。ちょうどその日は、手に痺れを感じるほどの空腹状態で帰路に向かっていた。アパートの入り口まで来ると、なんだか慌しい様子。しかも、うちの大黒柱さんが片腕を上げた変な格好で立っているではありませんか?「えっ?なに?」と思いながら駆け寄ると、「救急車が来る、いまから病院に向かう」とのこと。急患として担ぎ込まれ、途中男性のお医者さん4人ぐらいに押さえつけられたり、引っ張ったられたりと、痛々しい姿。肩を元に戻そうと試行錯誤していたけど、不成功。白目をむき出して全身痙攣している時は、どうなるかと不安になりました。肩の回りの筋肉が硬いとかで、部分麻酔では足りず、全身麻酔に変更。結局、夜の7時から夜中の12時くらいまでかかったかな。それから薬局に行き、帰宅してホッ一息ついた時は、既に午前1時半ごろだった。

可哀想だったのは、1歳になったばかりの急須ちゃん。運良く(?)抱っこ紐の状態で、救急車に乗り込み、一緒に病院へ。特に騒ぐことなく、いい子にしてくれました。さすがにお腹ぺこぺこになった時には「まん、まむまむ。めむ、めむ。」と訴えていました。とはいえ、自動販売機にあるのは、糖分油分の多いジャンクばかり。とりあえず飲料水とクラッカーを買って、その場しのぎ。よく我慢してくれました。
その夜、緊急治療室で支払った金額は100ドル。その後に、次から次への医療費の波が押し寄せてくるのです。フォローアップという名で、診察やMRIが行われ。またまた請求書。結局のところ、ちかいうちに肩関節を固定(安定化)する手術を受ける必要があるとのこと。不必要な手術を回避する為にも、セカンド・オピニオンをもらいに専門医のもとへ。あいにく保険のネットワーク外とのことで、初診の相談のみで400ドル。一部は保険会社が支払ってくれるようだが、先に自腹で払わなくちゃいけないのが辛い。次に手術代の見積もりはというと、恐らく負担額3000ドルから4000ドルは免れることがないようだ。これは、痛すぎる出費だ。日本の旅費が楽々補える金額だ。そんな大金どこにあるんだあああああ。手術する医師代、麻酔科医師代、病院施設費など、もろもろが請求されるわけで。。。ああ、考えただけでもぞっとする。

それにしても、この国の医療費請求システムならびに規定は分かりづらい。先日の歯医者さんの分は、請求額1000ドル。私が加入している保険会社ならびに患者が医師に支払う総額は、550ドルと決められている。保険会社によって支払い額に差があるからとの理由からとはいえ、請求金額と実際の支払い金額に差があるのは理解し難い。何らかの理由で保険が使えないとなった場合、医師はその1000ドル患者に請求できるのである。仕組みを理解していない人(過去の私)だったら、交渉することもなく、突き付けられた1000ドルの医療費を全額支払うである。医師側が保険会社に提出する書類不備のために、医療費がカバーされないとか、不必要に患者に請求書が行ったり。納得できないことばかり。。。知らずに、不必要に払っていた分があったと分かった時はショックだった。。

んん、健康第一がいちばん。特にアメリカでは、医者知らずでいたいものです。



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セカンド・オピニオン 自動販売機 お医者さん リフティング
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