心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

知床半島・斜里岳(2)

2017年12月19日 | 北海道の山
斜里岳(1,547m) (つづき) 斜里岳は、斜里町・清里町・標津町、3つの町にまたがっており、登山口は清里町にあります。まるで八ヶ岳の麓、山梨県の有名な観光地のような名前です。町のホームページを見ると、「清らかな里」と、「小清水村」・「斜里町」から分村した歴史からきたものとあります。主要農産物はじゃがいも、ビート、小麦です。日本全体のじゃがいも生産量は2,406,000t(2015年)でしたが、 . . . 本文を読む

高尾山・陣馬山 紅葉写真集

2017年12月18日 | 奥多摩・高尾・陣馬
高尾山(599m)・陣馬山(851m) 高尾山は間違いなく東京の紅葉の名所です。真紅の紅葉もあれば黄色の紅葉もあり、地味な紅葉、シックな雰囲気の紅葉、控え目な紅葉、鮮やかな紅葉、大きな樹にかくれた紅葉、たくさんの種類があります。1日歩くだけでそのすべてを見ることができるのが高尾・陣馬のいいところです。 . . . 本文を読む

知床半島・斜里岳(1)

2017年12月17日 | 北海道の山
前置きが長くなりましたが、知床の百名山二座・斜里岳と羅臼岳に登ります。斜里岳は歩くのが難しそうなものの、羅臼岳の方が高低差が大きく体力を使いそうなので、1日目に斜里、2日目に羅臼と決めました。斜里岳は大変そうで、登るのを躊躇して、ずっと後回しにしていた山です。なぜなら沢の渡渉が何回も出てくると聞いていたからです。 . . . 本文を読む

礼文島(2)

2017年12月11日 | 北海道の山
(つづき) 礼文島の面積は81.33㎢、利尻島の半分よりやや小さい大きさです。外周上に町が点在している利尻島と比べると、礼文島は島を一周できる道路はなく、海岸線に向かって急な崖になっている場所が多く、より原始的な風景が多いと思います。驚異的なのは海が澄んでいることです。同じ北海道でも、神威岬の「積丹ブルー」はエメラルドのような色でしたが、礼文の海は吸い込まれそうなほど青かったです。 島の東側の道路 . . . 本文を読む

礼文島(1)

2017年12月11日 | 北海道の山
 (前日のつづき) 利尻山登頂の翌日はフェリーで稚内へ移動する日でしたが、日帰りで礼文島に立ち寄りました。 礼文岳に登ることも考えましたが、前日の登山で筋肉痛がきてとても無理でした。レンタサイクル、それも電動アシスト付きを借りて、桃岩猫台・地蔵岩・桃岩展望台などをめぐりました。 自分たちにとって、礼文島に来るのは12年ぶりでした。その時は天気はもう一つで、稚内からのフェリーはよく揺れました。今日は . . . 本文を読む

北緯45度の島の頂点へ 利尻山(3)

2017年12月10日 | 北海道の山
利尻山は個性的な山で、北海道の、いや日本中のほかのどの山にもない雰囲気を持っていますが、唯一比肩し得るとすればそれは屋久島の山々でしょう。日本百名山は、利尻島の利尻山から始まり、屋久島の宮之浦岳で終わるのです。百名山の中ではこの二座以外に、離島にそびえる山はありません。 . . . 本文を読む