心が満ちる山歩き

美しい日本の自然と、山へ登れる健康な身体に感謝

秋田県・森吉山(1)

2016年12月24日 | 東北の山


森吉山(1,454m) (つづき)

 前日は三ツ石山の稜線で紅葉を堪能し、この日は栗駒山、姫神山、焼石岳など登ってみたい山はたくさんありましたが、せっかく東北まで来たのだからやはり登ったことのない山に登りたいと思い、予定通り森吉山へ向かいました。盛岡駅5:20発の始発電車で角館まで、そこから秋田内陸縦貫鉄道で阿仁合へ、さらに乗り合いタクシーを乗り継いで、登山口のこめつが山荘へ行きました。5:20の次は7:58の秋田行き新幹線までありませんから、寝坊しないようにと思っていたらほとんど寝られませんでした。


 秋田県内には、旧国鉄・JRから転換した三セク鉄道が2社あります。どちらの経営にも厳しいものがあるようです。秋田内陸縦貫鉄道の沿線は、山深い風景や阿仁川の渓谷を渡る鉄橋など車窓が魅力的で、1人でも多くの観光客に利用してほしいと思います。きっぷは、駅員さんから「ホリデーフリーきっぷBタイプ」をすすめてもらい、ちょうど1,000円でした。角館駅~阿仁合駅は片道でも1,280円ですからずいぶん得な切符です。さらに、通常運賃の1,280円にしても、距離が61.2kmもある割には安く、これより高い鉄道は日本中にたくさんあります。存廃論議が出るくらいなら、もう少し運賃を値上げした方がいい気がしますがどうでしょうか。



 こめつが山荘はなかなか立派な木造の小屋ですが、宿泊は不可とのことで、事務室と思わしき部屋には、年代物のテレビがわざわざ壁に画面を向けて置かれていました。「森吉山 登山記念」と記された温度計は13度を指していました。


 最初は森吉スキー場のゲレンデ跡を歩き、途中から樹林帯に入りました。ゲレンデ跡には、ススキだけでなく若い木もあり、少しずつ自然の姿に戻ろうとしているようでした。樹林帯には東北らしく立派なブナの樹もありました。


 途中の小ピーク「一ノ腰」まで上がると展望が開け、目指す森吉山が初めて眺められました。何ともいえない安堵感がありました。これ以上はできないほど緩やかに伸びる稜線に広い斜面。しかし山頂ははっきり分かります。そこで寛ぐ人たちの喜びが、ここまで伝わってくるようでした。


 (登頂:2016年10月上旬) (つづく)

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見たことのない景色を眺めに、毎年1つでも多くの山に登りたいと思います。

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