心が満ちる山歩き

美しい日本の自然と、山へ登れる健康な身体に感謝

利尻島を自転車で一周(1)

2017年08月13日 | 北海道の山


利尻山(1,721m)


 今年の夏休みは北海道の山めぐりでした。12年前、稚内空港へ着陸しようとする飛行機からかすかに見えた山に登ります。
 成田空港から(羽田ではありません)、新千歳空港で乗り継いで利尻空港へ着陸しました。


 利尻登山の前日に、島を自転車で一周しました。小さな島なら歩いてもいいですが、利尻島は周囲が約60kmあり、一日で歩くのはきつそうです。
 どんな離島でも、離島にいることを身体で感じるには、その島を自転車で一周するのが一番です。当たり前ですが、走り続けてスタートした場所に戻って来ることができれば、そこが離島であると分かるからです。
 しかし、これだけでは正しくない気がしてきました。例えば、琵琶湖を一周してもとの場所に戻ってきても、そこは当然離島ではありません。「水面が海である」という条件を加えれば完全でしょう。
 中学の時、読書感想文の課題図書で読んだ『二年間の休暇』(ジュール・ヴェルヌ著)のことを思い出しました。
 寄宿学校の生徒たちを乗せた船は、漂流のすえ陸地に辿り着きます。自分たちはどこにいるのか‥‥ 彼らは自ら調査し、自分たちのいる場所が大陸ではなく島であることを知ります。
 本の中には、漂着した「チェアマン島」の挿絵が出てきます。それは島の中に湖がある、という島です。


 無人島のポンモシリ島。島にはウミネコがびっしり住み着いていました。対岸にいても鳴き声がものすごいです。礼文島へ向かうフェリーも写っています。


 今日は、カモメのフンは見つかりませんでした。自転車を借りるとき、ウニが落ちていることがあるので気を付けてくださいと言われました。カモメがウニを食べた後のカスが落ちているのだそうです。トゲトゲしたウニの殻を踏むと、タイヤがパンクしてしまうとか。



 午後に入り晴れ間が広がってきました。利尻島の海岸はどこをとっても素晴らしく、海岸沿いのすべての集落には生命力があります。とても北海道らしいというか、北海道の他の場所に似ているところが多くありました。このあたりは西海岸の眺望にそっくりです。留萌から羽幌ゆきのバスから見た景色、廃止された「日本海るもい号」の車窓、思い出すものも多かったです。


 「仙法志御崎公園」からの利尻山。海と山を一緒に眺められる最高のポイントです。海からすっと稜線が立ち上がって、1,721mもの高みに達しています。いろいろな方角から利尻山を眺めましたが、ここが一番でした。御崎公園にはオスのアザラシ2頭が泳いでいましたが、これは野生ではなく、夏の間だけ稚内の「ノシャップ海流水族館」から貸し出される、とのことでした。

 (2017年8月上旬) (つづく)

ジャンル:
自転車
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