
画像は、ビンタン島アンサナ・リゾーツ・アンド・スパの朝食のバフェ。バートレット家のパーティもこんな感じでしょうか。
第15章その1
スペンサーは、マージャリー・バートレットが悲しみを乗り越える手伝いで大変です。マグワイアの死体が運び出され、ケイタリング屋が2メートル40センチのテーブル2つと、そのテーブルに乗せる食べ物を持ってきたからです。
ロジャーが6時頃に帰宅し、マグワイア殺害の話は後回しで、バーのセッティングに取り掛からされました。マージャリーは自分の身支度を始め、ロジャーが近所の店にソーダを取りに行くと、スペンサーはスーザン・シルヴァマンに電話をします。カクテル・パーティをデートの機会にしようという魂胆なのです。
スーザンが電話に出ると、スペンサーは、「ミセズ・シルヴァマン、『ジャッキー・スーザンそっくり賞』で優勝されことをお伝えします。 I’m calling you to tell you that you’ve won the Jackie Suzan look-like contest. 一等賞の賞品は、バートレット家の今夜のカクテル・パーティで、洗練された探偵と過ごす一夕です。 First prize is an evening with a sophisticated sleuth at the Bartletts’ cocktail party tonight.」と言います。
それに対するスーザンの応答は、「二等賞は二晩なのね And second prize is two evenings.」
スーザンうまい! この切り返しはなかなかのものです。
スペンサーはここで警備の仕事を引き受けていて、弾薬を運ぶのを手伝ってくれと言い、スーザンは承知します。
そしてさすがに女性なので、みんながどのようなものを着るのだろうかと質問します。スペンサーが、ケイタリング屋から料理を入れて、65人くらい来るドレスアップしたパーティだと答えると、スーザンは、そのような格好で行くと答えます。殺人事件があったので、持ち場を離れられないからピックアップには行けないが8時に来てくれというスペンサーに、スーザンは「ジャッキー・スーザンて言った?」と聞き、スペンサーが「ジャッキー・O(オー)だったかも」と言うと、「いずれにしてもジャッキー・クーガンよりましだわ」と言って、スーザンは電話を切ります。
■■ ジャッキー・スーザン(Jacqueline Susann)は、1918年生まれ、1974年9月になくなったアメリカのベストセラー作家です。
『Valley of the Dolls 日本語タイトル:人形の谷』は、それまでのベストセラー記録を破り、『哀愁の花びら』という日本語タイトルで映画化されています。他に、『Once is Not Enough いくたびか美しく燃え』などの著書があります。
バイセクシャルのうわさの絶えない人で、デザイナーのココ・シャネルとも関係があったとされていますが、ジャクリーンの友人達は否定しています。
■■ ジャッキー・Oとは、ジャクリーン・オナシス(Jacqueline Lee Bouvier Kennedy Onassis)のことです。
コネティカットのミスポーターズスクールからヴァッサーに進み、在学中にソルボンヌでフランス語をブラッシュアップし、帰国後はジョージ・ワシントン大学を卒業しています。
典型的なアメリカ上流階級の婦女子というところです。
ワシントン・ポスト紙でカメラマンとして働いていたときに、JFKと出会ったということです。
1968年、ジャクリーンはギリシャの海運王オナシスと再婚するのですが、オナシスははジャクリーンと結婚するためオペラ歌手ののディーバやマリア・カラスとの関係を清算したのだそうです。
■■ ジャッキー・クーガン(Jackie Coogan)は、ボードヴィル子役から演技のキャリアをスタート。1921年にチャップリンの映画「キッド」で起用され、1920年代の子役スターNo.1の座を射止めるも、父親が亡くなった時に、自分が稼ぎ出したギャラは両親によってすべてが使い果たされたことが発覚する。親との訴訟問題を引き起こし、これがきっかけとなってクーガン法(Coogan Act: 未成年者の稼ぐ収益から、本人の生活、教育、訓練等のための費用、ならびに学校教育のための時間や就労時間の制限を規定する法律)が1939年に制定されました。
スペンサーは、ロジャーにスーザン・シルヴァマンをカクテル・パーティに招待したことを告げ、4分でシャワーを浴び、5分で身支度を整えます。金ラメのタキシードではなく、ウェストを絞ったダークブルーのトゥー・ボタン・スーツにブルーと白のチェックのシャツ、青と黒の縞の入った赤い幅広のタイ、靴は黒のブーツです。銃を入れるヒップ・ホルスターが茶色なので服装の色と合わず(my hip holster was brown, and it didn’t go with my outfit.)、今夜は銃を使う状況にならないように、と祈っています。
第15章その1
スペンサーは、マージャリー・バートレットが悲しみを乗り越える手伝いで大変です。マグワイアの死体が運び出され、ケイタリング屋が2メートル40センチのテーブル2つと、そのテーブルに乗せる食べ物を持ってきたからです。
ロジャーが6時頃に帰宅し、マグワイア殺害の話は後回しで、バーのセッティングに取り掛からされました。マージャリーは自分の身支度を始め、ロジャーが近所の店にソーダを取りに行くと、スペンサーはスーザン・シルヴァマンに電話をします。カクテル・パーティをデートの機会にしようという魂胆なのです。
スーザンが電話に出ると、スペンサーは、「ミセズ・シルヴァマン、『ジャッキー・スーザンそっくり賞』で優勝されことをお伝えします。 I’m calling you to tell you that you’ve won the Jackie Suzan look-like contest. 一等賞の賞品は、バートレット家の今夜のカクテル・パーティで、洗練された探偵と過ごす一夕です。 First prize is an evening with a sophisticated sleuth at the Bartletts’ cocktail party tonight.」と言います。
それに対するスーザンの応答は、「二等賞は二晩なのね And second prize is two evenings.」
スーザンうまい! この切り返しはなかなかのものです。
スペンサーはここで警備の仕事を引き受けていて、弾薬を運ぶのを手伝ってくれと言い、スーザンは承知します。
そしてさすがに女性なので、みんながどのようなものを着るのだろうかと質問します。スペンサーが、ケイタリング屋から料理を入れて、65人くらい来るドレスアップしたパーティだと答えると、スーザンは、そのような格好で行くと答えます。殺人事件があったので、持ち場を離れられないからピックアップには行けないが8時に来てくれというスペンサーに、スーザンは「ジャッキー・スーザンて言った?」と聞き、スペンサーが「ジャッキー・O(オー)だったかも」と言うと、「いずれにしてもジャッキー・クーガンよりましだわ」と言って、スーザンは電話を切ります。
■■ ジャッキー・スーザン(Jacqueline Susann)は、1918年生まれ、1974年9月になくなったアメリカのベストセラー作家です。
『Valley of the Dolls 日本語タイトル:人形の谷』は、それまでのベストセラー記録を破り、『哀愁の花びら』という日本語タイトルで映画化されています。他に、『Once is Not Enough いくたびか美しく燃え』などの著書があります。
バイセクシャルのうわさの絶えない人で、デザイナーのココ・シャネルとも関係があったとされていますが、ジャクリーンの友人達は否定しています。
■■ ジャッキー・Oとは、ジャクリーン・オナシス(Jacqueline Lee Bouvier Kennedy Onassis)のことです。
コネティカットのミスポーターズスクールからヴァッサーに進み、在学中にソルボンヌでフランス語をブラッシュアップし、帰国後はジョージ・ワシントン大学を卒業しています。
典型的なアメリカ上流階級の婦女子というところです。
ワシントン・ポスト紙でカメラマンとして働いていたときに、JFKと出会ったということです。
1968年、ジャクリーンはギリシャの海運王オナシスと再婚するのですが、オナシスははジャクリーンと結婚するためオペラ歌手ののディーバやマリア・カラスとの関係を清算したのだそうです。
■■ ジャッキー・クーガン(Jackie Coogan)は、ボードヴィル子役から演技のキャリアをスタート。1921年にチャップリンの映画「キッド」で起用され、1920年代の子役スターNo.1の座を射止めるも、父親が亡くなった時に、自分が稼ぎ出したギャラは両親によってすべてが使い果たされたことが発覚する。親との訴訟問題を引き起こし、これがきっかけとなってクーガン法(Coogan Act: 未成年者の稼ぐ収益から、本人の生活、教育、訓練等のための費用、ならびに学校教育のための時間や就労時間の制限を規定する法律)が1939年に制定されました。
スペンサーは、ロジャーにスーザン・シルヴァマンをカクテル・パーティに招待したことを告げ、4分でシャワーを浴び、5分で身支度を整えます。金ラメのタキシードではなく、ウェストを絞ったダークブルーのトゥー・ボタン・スーツにブルーと白のチェックのシャツ、青と黒の縞の入った赤い幅広のタイ、靴は黒のブーツです。銃を入れるヒップ・ホルスターが茶色なので服装の色と合わず(my hip holster was brown, and it didn’t go with my outfit.)、今夜は銃を使う状況にならないように、と祈っています。










