自分にはいったい何が天職なんだろう？

という問いを持ったことは誰しもあるだろう。
就職した時に興味を持っていた分野の企業に就職出来ても
それとは全く関係のない部署に配属されてルーティンワークに
慣れてしまっている人。
または、家庭のためにそれに甘んじなければいけない人。
うん、いっぱいいるよね。
おいらも就職してから１４年くらいそういう１人だった。
あることを切っ掛けに離職して３年以上経つけど今だわかりません。
幸いなことに(不幸なことか)、おいらには家庭がないから
色々チャレンジしてきた。
その中で親父の闘病→死という事を経験した中で、こういう事を
やってあげれれば良かったと思ったのは、整体セラピーだった。
フットバスで足をマッサージしてあげたのだが、その時
技術があればもっと苦痛を緩和してあげられたかも知れないのに。

そういった思いから昨日嵐の中、セラピストスクールの
体験会に行ってきた。
その時説明してくださった講師の方の
「病気なら病院へ行った方が早く治る。
でも未病の人や病気の苦痛で苦しんでいる人の健康や精神を
癒せるのはこの仕事の誇りです。
ただ施術するのではなく、癒される空間を提供するというのも
大事な仕事なのですよ。
人が何万も掛けてハワイを筆頭に海外とか温泉地に
出掛けるかというと癒される空間を求めてですよね。」
離職した後暫く１人でホノルルでぼーっと海を眺めていた
おいらには凄く腑に落ちた。

結局そうなのだ。
日常生活で固まってしまった筋肉をほぐすことと、
日常生活には存在しないアロマの効いたフレンドリーな(Aloha!な)
空間での一時を提供するということは１セットなのだろう。

なかなか奥が深い仕事とも言えるね。
やって当たり前の仕事じゃないし。
５月新緑の季節からスクールに通って体得しようと思ってます。