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ハナオフ 花組四獣(スーショウ)『ワンダーガーデン』

2009年08月26日 | flowers
@下北沢シアター711

作・演出:わかぎゑふ(リリパットアーミーII)
出演:四獣
桂 憲一:長女・千草/毛利修平
八代進一:次女・薫子/石巻竜司
大井靖彦:三女・葉月/大村洋次郎
植本 潤:桜/杉山孝明

中脇樹人(友情出演): 薫子ペンフレンド(名前を失念

美術:佐々木記貴  照明:高山晴彦(PAC)  照明操作:千原悦子(PAC)
音響:大野裕明  衣裳:尾崎由佳子  小道具:石井みほ
舞台監督:赤坂有紀子  宣伝美術:東學

ハナオフ 四獣「ワンダーガーデン」

幸せな夏をありがとう!ステキなお兄様たち

この四人
実に魅力的な役者さん達。

なんと言っても、全員が男女演じちゃうというスーパーワンダフルな皆様

どこの劇団に、こんな事ができる役者さん達がこんなにもいるでしょうか!
そこがやはり花組芝居の素晴らしさなんですよね!

そして、今回は、敢えて(?)なのかな?
加納さんではなく、わかぎさんによって料理された四獣たち。

あ。
書き遅れましたが、今回は彼らが入座20周年という事でこの『四獣(スーショウ)』が立ち上がりました。

わかぎさんの書かれた、明治から大正と移り行く20年の、三姉妹と義妹、そして、それぞれのパートナー達の物語。

これを四人が演じるんですね。くるくると男女入れ替わるのは、基本的に男性を演ずるのは、ジャケットを着る。そして、女性を演じるのは、シフォンのスカート(巻きスカートなのかな?)を着る(パンツの上からね)。
でもね~。鬘を被るわけでも無く、お化粧するわけでもないのに、『女性』になっちゃうのは、さすがなんだよな~~~~~。
そして、それぞれ演じられる男性の魅力的な事!
軍人から王子様(?)まで。。。

ご贔屓の間では、自分は4姉妹、どのキャラクターに近い?とか、
男性、だれがタイプ?でかなり盛り上がった様子。

ちなみに、私は次女の薫子さんは、他人とは思えなかったし。
毛利さんは「絶対、この人に惚れるわ」と思いました

「はしたない」という言葉をこの姉妹は、口にするのですが。
大切にしなければならない言葉だよな~~~。

母と旅行した時、電線が入ってしまったストッキングを「こんなものを捨てたら(ホテルのゴミ箱)はしたないかしら」と母が申しまして。
「紙に包んで捨てたら?」と言いながら、自分は普通に丸めて捨ててた、、、と大反省して以来、『はしたない』という言葉が常に胸にあったのですが、今回もこの言葉が響きました。

私、地下鉄のポスターの『○○でやろう』シリーズが大好きなんですが、これって、すべて「はしたない」の一言で済むよね。

わかぎさんの作品は、今失われつつある、古き日本人の気質や、たしなみ、を思い出させてくれる・・・というか、「忘れちゃいけないんだ」と感じさせてくれて、大好きなんです。

やっぱり、美しく凛として生きて行きたいですよね

桂さん演じられた千草さん、長女として正しく、真面目に生きていかれる長女の見本的存在。桂さんの女形、可愛らしいんです長女って、しっかりしなくちゃならないと思いながらも、最初の子供だから、どこかオットリしてるところがあるじゃないですか。そこが桂さん、ぴったりでした!又、毛利さん。あの時代では現代的な部分のある、ちょっと調子の良い男。もう!ステキすぎて、クラクラでした。ノックアウト

八代さん。前述のように薫子さん、おっとりしたお姉さまの下のせいでしょうか。一番しっかりして、なんでも自分でやってしまう。甘える事が苦手な女性。甘えるの苦手なんです。私。だから、もう、この薫子さん、気持ち、わかりすぎました。又、八代さんがねぇ。この女性を実に繊細に演じられるんです。やはり彼はマーバラスすぎる女形さんです!そして、一転、ありえない男、詩人の石巻竜司 (笑)いやね。詩人ですし。心優しいし、子供の面倒見てくれるし、一人の女を守り抜いてくれる男性なわけですが、私個人的にはダメです。あ。八代さんの事は愛してます。(聞いてない?)ただ、もう、これまた、八代さんったらお上手で!!!本公演では、絶対に演じられないキャラクターだと思うので、堪能させていただきました。

大井さん。三女・葉月ちゃん。美しく、賢く、現代的でオキャンなお嬢様。大井さんにピッタリねすいすいすい~~と世の中渡って行っちゃう女子っているのよね!一番、私と遠いタイプでしょうか。ミーハーなところは共鳴しますかね。というより、今回は、なんてったって、大村さんですよね!王子様のような美しさ、そして所作。「すてきぃ~~~!」これまた、本公演では決して拝見できない大井さんでしょう。キラキラした瞳、実は(?)王子キャラなんだな~。としみじみ。良いもの見せていただきました!

植本さん。桜ちゃんは、鬘を被ってらっしゃらないから、素のまま=スキンヘッドなので、17歳の少女として登場する最初のシーンには笑いが起きますが、やっぱりね。潤ちゃんはキュートですそんな可愛い女性なのに、女優の道を歩んでからは、色々な運動にも参加、逮捕されるは、イギリスに渡るは、激しい人生を歩まれるのよね。可愛いいけれど、芯は誰よりもしっかりしている女性は、潤ちゃんには、填まりますね。そして、杉山少尉。これは意外な配役!あの時代の典型的な真面目な軍人ですからね。でもね、意外と言っては失礼なのかもしれませんが、これも填まってらっしゃいました。さすがは、潤ちゃん。なんでも器用に演じられるのですね!


そして。薫子が長年女性と思って文通していた、台湾人の○○○さん。(只今失念中(NG))姉妹が暫くバラバラになる前、庭にやってくるのだけれど、実は男性で。。。
これが、最初薫子以外の誰でもない声で。。。。
でも、聞き覚えのある声。
6年前に花組を退団なさった、彼らのもう一人の同期、中脇さんなんです!
これは、素晴らしいサプライズ!
この事は、ネタバレ防止、、、、と終演後にお願いされていて、多分、良い子の皆、守ってたんじゃないかな?

じわ~~っときちゃいました。

なんて、ステキな演出なんでしょう!

こんな素晴らしい舞台を造られるなんて、四獣の皆様はもちろんの事、ますますわかぎさんのファンになっちゃいました!


これから、花組芝居の中で、大黒柱的な存在になって行かれる四獣の皆様。
すばらしい公演をありがとうございました。
ずっとずっと着いていきます。追いかけます

どうぞどうぞ、更に更に大きく羽ばたいてくださいませ!

・・・・・・

同じ言葉を繰り返してはいか~~~~~ん!!!!!(ば~い杉山少尉)











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