ジョン・ランディス監督作品(1977年・米)
TV番組・CM・映画などをパロディ化した22編のエピソードを描いた映画。私の好きな『ブルース・ブラザーズ』の監督の初期作品です。
「笑い」というのは同じ文化や社会、そして時代に身を置かないと伝わらないケースが多いと思うのですが、特にパロディは伝わりにくいと思います。そういう意味ではやや欲求不満なところはあったかもしれません。例えば、罰として「デトロイトに送れ」→「デトロイトだけはやめてくれ」というくだりがあるのですが、私の知っている知識は「デトロイト=自動車産業で有名」くらいだったので、その意味はよくわからなかったです。ただ、DVDのチャプターメニューのところに解説がついていたので便利でした。この意味は当時、日本の自動車産業の隆盛によりデトロイトの失業者が急増したからということだそうです。
22のエピソードの中で一番おもしろかったのは、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』と『オズの魔法使い』のパロディでした。すごい偶然だったのですが、2日前に『オズの魔法使い』観てたんですよ。こういうこともあるんですね。ちなみにブルース・リーもどき役が大仁田厚先生に似てます(笑)。あと、別のエピソードでドナルド・サザーランドが少しだけ出てました。あのダンディなお方がコケてケーキに顔ごと突っ込むなんて。
世界共通で通用する「笑い」のネタって結局、身体に基礎を置くもの、すなわち身体的特徴(毛とかアゴとか身長とかいろいろ)・生理的なもの(ウンチ、オシッコ等)・性的なものだと思います。身近すぎるのでコンプレックスと背中合わせですが。そういう意味で私のお気に入りの『オースティン・パワーズ』シリーズはアメリカ以外でも受け入れられやすいのかなと思いました。おバカ映画すぎて嫌われるというのはありますけどね。
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