Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

進撃の巨人 第61話「終幕」 3

2014-09-13 00:14:33 | 進撃の巨人

進撃の巨人「悔いなき選択」予告、凄いですねー。
久しぶりの立体機動!!
巨人アニメの何が気持ちいいって、やっぱり立体機動だと思います。
実際やったら、腰と首をグキッとやりそうですが(笑)
ああなるには相当な筋肉と訓練が必要で、リヴァイはともかくただのゴロツキでしかない
ファーランとイザベルが使いこなしてるってのが凄いわ。
そこらへんは原作じゃ描かれてないけど。
リヴァイVSエルヴィンの戦いはなかなか素敵でした。早く見たいじょー!!

進撃の巨人 第61話「終幕」 3

「なん…だと?」

ピクシスの言葉に絶句する貴族達。
まんまと嵌められた事に気づく。

「ワシら一部の兵士はここで命を賭けることにしたのじゃ。
 あなた方の意思次第では、ここに至る反逆行為を白状し全員で首を差し出す覚悟じゃった。
 しかし…あなた方が自らの資産を残り半数の人類より重いと捉えておいでならば…、
 我々は大人しく殺されとる場合じゃありますまい。

 たとえ我々が…巨人の力やこの世界の成り立ちに関し無知であろうと、
 人類を生かす気の無い者を頭にしとくより、いくらか、ましでしょう」

その後ろで「中央憲兵の制圧完了」を報告する副官と頷くザックレー。
中央憲兵一言で終了(笑)
もっとも主力はレイス卿の元か何処かに出張中なので、居残り部隊だけ。
ただ、クリスタを奪還し、女王に据えれば、幾らでも逆賊扱い出来るので表向きは楽。
レイス卿は一応、ただの地方貴族だからね。
今さら、本物だよ~んて出てこられても、もう民衆の支持は得られんだろ。
それでも逆転出来るとすれば、余程「座標」の威光は効果抜群なのだが、それはエレンの終了も示してるので
多分、盗られないと思う。
それに、王政は座標を自分達の為にしか使う気なさそう。
民衆の半分が死んでもいいやだしね。

レイス卿からこの世界の真実を聞き出せば、中の事は一応片付くので、クリスタ女王にして、
さっさと壁の外に話を移して欲しい。
猿巨人やユミルやライナーやアニの事が気になって仕方ない。

「……!!
 ばッ…馬鹿なことを!!
 我々を銃で脅した程度で民衆が貴様ら兵士に従うと思っているのか!?
 民衆は王にのみかしずくのだぞ!!
 
 王都を制圧したから何だというのだ!!
 地方の貴族共が黙っておらんぞ!!
 貴様らの愚行がこれからのこの壁に混乱と悲劇と破滅をもたらすのだ!!」

「それはどうでしょうな。
 見たまえ、エルヴィン」
「…これは!?」

ザックレーはサラリと躱し、エルヴィンにある紙を渡す。

「今、巷を賑わせているベルク社の号外だ。
 記事にはリーブス商会の殺害現場から生き延びた会長の子息フレーゲルの
 証言が記載されている。
 それによると中央憲兵にリーブス商会が脅された事実とその工作によって
 調査兵団に民間人殺害の罪が被せられたことがトロスト区の公衆の面前で
 明らかにされたのだ」

前月号のあらすじ乙(笑)

「同時に王政の圧力にすべての情報機関が従っている現状の告発。
 果てはフリッツ王は偽の王であり本物の王はとある地方貴族として
 世を忍んでいるとの話も王政の中枢に携わる中央憲兵の証言と共に掲載されている」
「グッ!!」

何せ、中央憲兵はお喋りだから(^▽^;)
忠誠心は厚いが、おつむがねぇ。
今まで無抵抗な者を暗殺したり、虐殺したりばっかで、数はそこそこいそうだが戦力になるのか?
まともなのはアッカーマン部隊だけだし。
まぁ、ここだけは侮れないが。

「クソッ!!
 起きろ、おいぼれ!!」

貴族は八つ当たりで、王座を思い切り蹴飛ばす。

「ほッ!!
 何じゃ…!? 飯か!?」
「この役立たずが!!」

肘ついて寝ぼけてた偽の王は驚いて目を覚ます。
こういう扱いを見ると、下級貴族出身か王縁故の者どころか、下町の役者風情ってとこかな。
それでも、長きに渡っていい暮らしありがとう、だったんだから、役に飽きてたとはいえ寝てたのはまずかったね。
この場では証言ばかりで証拠をすぐ出せないので、せめて、王らしく振舞ってれば、
まだ王の忠誠を誓う者が揺れたりしたかもしれないのに。
この状況下で居眠りしてたせいで、王の威信も台無し。
貴族がキレるのも仕方ない(笑)

この状況を呆れて見てるナイル。
傍らでやっと手錠から開放されたエルヴィンに笑いかける。

「エルヴィン…お前の勝ちのようだな」

が、エルヴィンの浮かない顔に眉をひそめた。

「嬉しくないのか?」

エルヴィンは向き直った。

「ナイル…。
 人類はより険しい道を歩まざるをえなくなったぞ…」

王や貴族達はすべて拘束された。
が、真の王や残党と戦わねばならない。
また巨人に対する知識も得られるかどうか。
保身に拘る貴族が命乞いで巨人の知識ある程度ベラベラ吐きそうだけどね。
下っ端のニックは壁の秘密を守るため、命をかけたが、上の方はどーかねぇ。
多分、十分腐ってると思う。

王政に慣れた住民が王政の腐敗を知ったとしても、すぐクリスタ女王に従うかな。
王政から旨みを得ていた人間も多いだろうし、当分ゴタゴタしそう。
王や中央憲兵と戦ってる余裕なんか、本当はない。
まぁ、そういう時の為の巨人の襲来なんですけどね(笑)
人類が団結するもよし。中央憲兵が入れ食いされるもよし(^▽^;)

食料の備蓄もないし、正直人類はドン詰まりだ。
結束に時間をかけてるヒマはないので、かなり強引な展開になるだろうな。
壁の外に戦いに行くにも、兵糧や兵員数だってアヤシイ事になっちゃってるし。
エレンの能力がもう少し安定すれば、希望があるんだけどね。

エレンが捕らえられて、また取り返すだけじゃ何の成長もないので、
多分、レイス卿は巨人について詳しい事だし、エレンがレイス卿をいっそ食ってしまえば、
知識や記憶も頂けるんじゃないの?(笑)
アホ巨人が巨人化能力を備えた人間を食べると、知性が戻るらしいが、
じゃあ、知性を持つ巨人が巨人化能力を持つ人間を食べるとどうなるかはまだ描かれてない。
でも、クリスタの前でそれやったら、エライ事になるしなぁ(^▽^;)


さて、これらの顛末をエルヴィンの報告書で読むリヴァイと新リヴァイ班。
敵に囲まれたぜーと思ったら、王都から駆けつけたハンジとマルロとヒッチでした(笑)
ハンジがどーやってこの場所が解ったんだろうと思ったが、マルロ達が教えたんか。
中央憲兵ってマジ弱ぇ。
報告書を覗き込む皆の顔が(特にサシャ(笑)が物凄い。

「というわけで。
 調査兵団の冤罪は晴れ、君達は正当防衛。
 王都も行政区もザックレー総統が仮押さえ中だ。
 今の所、反乱の反乱は起きてない。
 我々は自由の身だ」

やったあああああああああああ!!とリヴァイ以外は飛び上がって大喜び。
サシャはミカサやヒッチに手当たり次第に抱きつきまくり。
ジャンもガッツポーズを決めた後、マルロと拳を合わせて合図。
コニーもマルロの腰に抱きつく。

そりゃあ、反逆者扱いで捕まったら処刑だわ、憲兵団に追い掛け回され殺されかかるわ。
皆、まだ10代だし怖かったろうな。
殺されるのも罪人扱いされるのも。
理不尽な戦いばっかだったし。
クーデターが成功しなかったら、ハンジでなくて確実に憲兵団がこんばんはだったんだし。

「そんな…バカな…」

憲兵団の隊長は呆然。
今後は自分が反逆者。まさか、こうなるとは思ってもみなかったろう。

「お前ら一体…どんな手を使った?」

一人冷静に報告書を読むリヴァイの問いにハンジは答えた。

「変えたのは私達じゃないよ」

ハンジはピュレの熱さを思い出した。
渋るロイを胸倉掴んで説き伏せたのは、ピュレの若さと正義感だった。

「まだわからないんですか!?
 王政の連中は民衆を救う気がまったく無いんですよ?!
 今度巨人に襲撃されたら、もう何も残りませんよ!?
 会社も!! 家族も!!」

ハンジの説得より、彼の熱さがロイを動かした。
ハンジは喜び合う新兵たちを見回す。
コニーとサシャは安堵で泣いていた。

街を守ろうとしたリーブスの会長。
目覚めて、男になったフレーゲル。
ピュレにどやされて、必死に新聞を刷るベルク社の面々。
戦う決意をしたピクシス、ザックレー、そしてナイル。

「一人一人の選択が、この世界を変えたんだ」

リヴァイは辛そうに呟いた。

「ハンジ…すまない。
 お前から預かった3人を…死なせてしまった」

リヴァイは本当に優しい男じゃのぉ(´;ω;`)
常に部下思い。
異常な環境に身を置いてるのに、こんな痛みをいつも抱えていては辛かろう。
ハンジは優しく言った。

「…でも、仇の鉄砲共はさっき君らで無力化したんだろ?」
「いや。全部じゃねぇ」

リヴァイ達は憲兵団の隊長を取り囲んで見下ろした。

「その親玉辺りとエレン、ヒストリアはまだ別の場所にいる。
 早いとこ見つけねぇと、この革命も頓挫しちまう…」
「…ッ」

痛くされるかも…と震える隊長。
が、ハンジは手紙の封筒を取り出した。
何処からか情報を得たらしい。

「エレンとヒストリアの居場所だが…心当たりがある。
 確証を持つまでには至らないが、どうやらこれに賭けるしか無さそうだね」

手紙を見て、顔を引き締める面々。
特にミカサとアルミン。
王も追い詰められてるから時間がないのが分かっている。

「この戦いはそこで終わりにしよう」

そして、その何処か。
鍾乳洞を改造したらしい祭壇。
階段の上の祭壇に上半身裸でエレンは拘束されている。

かなり祭壇の位置が高く、ちょうど巨人が立ってパックンするのにいい高さ(^▽^;)
その祭壇の下でレイス卿は娘に微笑んでいる。
ゆったりめの服に着替えたヒストリアは父親を見上げている。

そして、ナイフを研いで。リヴァイの訪れを待つアッカーマン隊長。

次回、エレン奪回作戦。

さて、レイスパパが娘にエレンお食べって言ってるのか?
まだ注射を打たれてはないよーだが。
パパは巨人化出来るのかな?
自分でエレン食ってしまえばいいのに、ヒストリアを伴うのは、
自分では座標は手に入れられない理由があるのか?

それとも、他にアホ巨人がいて、そいつにエレンを食わせるのを見学なのかな。
よーわからん。

で、ヒストリアだが、愛に飢えてる子だが、かといってパパはママを見殺しにした訳だし、
でも、自分だけは助けてはくれたし。
ただし、死亡率の超高い調査兵団に入るのをダメとは言わなかったようだな。

クリスタは当時いい子ぶって死にたがってたので、むしろいっそ死なないかなという
周囲の雰囲気に押されて入団したと考えられる。

となると、今更今までごめんねと言われても、何だこいつとしか思えないんじゃないか。
虫が良すぎると思うわ、俺なら。
国王なら、ナンボでもクリスタを幸せに出来たのに、愛情でなく、何か目的があって急に
擦り寄ってきたように思うわ。下心が透けて見える。

もっと以前にクリスタを引き取っていれば、また変わったろうけどさ。
ちょっと遅すぎたよな。
ただ、パパが何考えてるか解らんし、今んとこ従うしかないのでそう振舞ってるだけじゃないかな。

で、エレンだけど、そろそろ主人公らしく復活しようぜ。
ここ半年、ずーーっとピーチ姫が続いている(笑)

エルヴィンはホントに人が悪いよね。
別に何処から鎧の巨人が攻めてきたっていいのに、わざわざ「東区」を指定するなんて、
ナイルに何か恨みでもあるんですか(笑)
若い頃、ずーーーっと何かにつけ、ナイルをいじめて反応をじーーーっと見ていそう。
何度もされた癖に、ナイルは友達やめてないんだよな。
マリーさんの選択は正しかったよ。ナイルはいい奴だ。エルヴィンはゲスい(笑)

次回はいよいよ今度こそレイス卿が巨人のことやらこの世の真実について語って…
いや、プチ語るとか、片鱗を見せてくれるとかしてくれるよね?
もういい加減ちょっと教えて下さい。お願いします。
助けに来て、エレンのとこに辿り着く前にアッカーマンとドンパチかもしれないが、
ちょっと位教えて下さいよ、諫山先生~。



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