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タイの大ヒットティーンドラマ「ホルモンズ」~中国で「Dao×Koi 百合CPファンミ」開催

2016年11月20日 | タイドラマ
中国でドラマ俳優のファンミーティングが開かれるのは珍しいことではありませんが、今年の6月、ちょっと変わったファンミーティングがありました。
タイドラマ「ホルモンズ」出演者の中国ファンミーティングです。

タイドラマ「ホルモンズ」は2013年5月に放送開始し、TVシリーズはシーズン3まで制作され、映画版も作られました。

「ホルモンズ」はタイで大ヒットしたものすごく有名なドラマです。

ホルモンズ(HORMONES) Season1 2013年5月~GTH ON AIR(現GMM ONE)などで放送。全13話
ホルモンズ Season2 2014年7月~全13話
  

「ホルモンズ」はバンコクの裕福な家庭の子女が通う高校を舞台にしたティーンドラマです。
実際にドラマ撮影時、多くの出演者がまだ10代でした。明らかに発展途上のルックスと演技なのですが、高校生の恋愛、いじめ、セックス、暴力、スクールカースト、同性愛、親子の確執などが大胆に描かれるドラマです。
テンポが速く、様々な人間関係が同時進行し、飽きさせません。また、シビアな内容を描きながらも、富裕層の家庭の子どもたちしか登場せず、おしゃれな設計の豪邸に住み、母親が運転する高級車で通学し、自室は趣味の道具で飾られているファッショナブルなドラマです。
教室内での暴力、子ども同士のセックス、喫煙など過激な描写は多いのですが、出演者が非常に透明感のあるビジュアルなので、バンコクの強い日差しの輝きのせいもあり、爽やかな作風が貫かれています。



このドラマをきっかけにたくさんの人気若手スターが生まれました。

成長中の10代の少年少女をキャスティングしているので、実際に成長している姿をテレビを通じて見ることができます。
特にシーズン1は、女の子は化粧っ気もなく、ストレートの黒髪を後で束ねた真っ白な肌の子ばかりで、最初は平凡に見えても、見ているうちにどんどんかわいく見えてきます。
ただ、つくづくタイのドラマや映画は韓国芸能の影響を受けているなと感じます。
特に女優はソンヘギョの影響が強く、ソンヘギョを連想させる仕草や表情が随所にみられます。



メインキャストの学生たちだけでも、男6人+女6人とキャラが多く、友情、恋愛、憧れ、嫉妬など様々な人間関係が交錯します。
恋愛関係も、男女のNLから、BL、GL(百合)と多種多様です。

数多いキャストの中で、中国で特に人気が高かったのは、シーズン2から出番が増えたDaoとKoiです。
DaoとKoiは同じクラスで、仲良しグループのメンバーなのですが、徐々に二人だけが親密になっていき、同性愛的な関係に発展していきます。



その百合カップルが中国ファンの間で大人気になり、カップリングファンミーティングが開かれました。

中国杭州 タイドラマホルモンズ 「タイで最も人気の百合カップルDao×Koi」~Fon&Belle ファンミーティング 日時:2016年6月19日


これは、Fon&Belleの私設中国ファンクラブが企画したものでしたが、だんだん規模が大きくなって主催会社もつき、400人以上のファンが集まったと報道されています。

6月11日には、上海映画祭の時期に合わせて「ホルモンズ」でPhai役を演じた俳優Torのファンミーティングも行われました。

Torのファンミーティングはタイ王国在上海総領事館で開かれました。

ふつう領事館で若手イケメン俳優のファンミやるか・・・?と思いますが、タイならありえます。

Tor Thanapob(通称Tor)1994年2月14日 身長185cm 現在大学に在学しながら俳優活動を行う。
出演作:「ホルモンズ」シリーズ(Phai役)、映画「May Who」(電撃少女)など。



ホルモンズ出演者の中で一番売れたのがこのTorなのでは。ドラマの中では坊主頭がトレードマークでした。
劇中では、大人びた少女とのベッドシーンもありました。相手は早熟な美少女ですが、誰が見てもおいおいと言いたくなるようなビッチの設定です。Torはそんな彼女に純粋な思いを寄せる不良グループに属する少年役を好演しました。
Kazz Awards 2014 最優秀新人俳優賞「ホルモンズ」出演をきっかけに数々の賞を受賞しました。



中国メーカーOPPO携帯のタイ広告。OPPOは中国国内でのシェアはそれほど高くありませんが、カメラ・音楽などの機能には定評がありタイ市場に力を入れています。 



映画「May Who」(電撃少女) 2016年上海映画祭上映作品。
主演の女の子 punpun sutatta(通称Punpun)も「ホルモンズ」出身です。
「ホルモンズ」では、思いやりがあり母性的な魅力で男子から思いを寄せられるToei役を演じ、一躍人気女優になりました。


「ホルモンズ」は本当に面白いし、タイでものすごい人気だったドラマです。

タイは東南アジア最大のエンタメ発源地で、イケメン俳優がいっぱいいます
中国には、少なからぬ「タイ芸能ファン」が存在します。タイのイケメンスターの多くは欧米系の血が入っているか、色白のいわゆる中華系タイ人です。
タイの俳優は馴染みやすく、また、BL描写が多いのもタイドラマの特徴の一つです。
普通のドラマの中に普通に男同士のカップルが出てくるので、BLドラマファンとタイドラマファンはかなりかぶっているといえます。
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2 コメント

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面白い (青い雨)
2016-11-20 03:16:33
タイドラマ、私は見たことがないのですが、日本でも大好きな方がたくさんのいるので存在は知っていました。でも失礼ながらタイのドラマがこんなにオシャレとは…知らなかったです。しかも中国でも人気でFMが開かれるまでとは!
タイの方達も中国BLファンがたくさんいて、私設ファンクラブなのにFMが開かれるぐらい熱くて凄いな〜と思っていましたが、自国でこんなドラマをやっているんですね。
タイ、中国、日本のBLに対する感覚の違いが少し解ったような気がします。

阿姐さんのブログを読むと、中国のことが色々わかって本当に面白いです。これからも楽しみにしています!
青い雨さん (上海阿姐)
2016-11-20 23:53:32
こんにちは~!コメントありがとうございます~
ホルモンズは「GTH」という制作会社が作ったドラマですが、「GTH」(現在はGMM)が作ったドラマや映画は洗練されてて面白い作品がたくさんあります。タイドラマの中の登場人物は、タイ独特の礼節を重んじる上品な仕草が染み付いているのに、過激で直情的な人間模様が繰り広げられて、そのギャップが面白いです。
LGBTが社会に浸透しているので、ドラマの中にも普通に同性愛カップルが出てきます。実写BL表現は演出面でも演技面でも進んでいると思います。
「逆襲」や「上癮」はタイBLの影響を受けていると思いますよ。
中国、韓国、タイなどは私設ファンクラブの運営ノウハウがすごく蓄積されているので、私設ファンクラブの写真・動画の撮影技術、編集技術、組織力がすごいです^^;

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