Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『リディック』

2004年08月16日 17時07分38秒 | 映画
2004年8月15日、成田HUMAXにて、
10時10分の回で観賞しました。

前作『ピッチブラック』は観賞してませんでしたが、
特にその繋がりというのは気にしなくて平気だと思います。

感想を一言で言うと、
とんでもない規模で撮られた、超B級映画です。
テレビ東京の木曜21時に放映するような、
出てくる男がみな暑苦しく、女っ気もなく、
ひたすら筋肉隆々揃いの、いつ撮られたか不明なSF作品を、
21世紀を迎えて4年も経つ今、とてつもない規模で劇場で観られることは、
もしかしたらとても幸せかもしれません。

今、私はとても誉めてます。

わかってる男が見るべき、男の映画です。
軟弱者が見ると、拒否反応でしょう。

これは、テレ東印のB級映画なんですね、と観ると、
大いに楽しめると思います。

すると、押さえてるなぁ、って展開が、
多く登場して、にこにこ出来ると思います。

リディックも完全な悪というより、
一匹狼気質なだけ、なところもまた。

それでいて、その手の作品にありがちな、
予算かかけてるだけにCGもセットもちゃっちさがないですし、
いちいち、ここ広いんだぜ、って、
荒野を走る最中、星全体まで画面を引きますからね、
劇場で観るべきカット割満載なのもいいです。

フラッシュ入れたり、手ぶれさせたりして、
アクションが観づらいのが難点ですけどね。。。

お話の展開は、敵のCASHERRNそっくりさんが、
どでかい艦隊組んで、ものすごい大勢で攻めてくるので、
ジェダイ的なヒーローっぷりが感じられない、
筋肉と暗視だけのリディックさんというちっぽけな存在では、
そんなに敵を大きくしたら破綻しちゃうんじゃないかな、
と思ったのですが、なかなかお話を上手く展開させ、
そんなにも不自然なく物語を終結していました。

印象が男っぽいのでバカっぽく感じられそうですが、
そういう意味ではインテリな上手い作品です。

3部作予定で作成されたらしいので、
続編が出来るくらいにはヒットしていて欲しいものです。

今回の繋がりから、
ものすごく笑えるシチュエーションコメディを撮れそうなので、
出来るなら、それを撮ってほしいです。

なんにしてもリディックに、
もうちょっと特殊能力があればヒーローっぽくなって、
誰でも楽しめるようになれそうなんだけどな。。。

惜しい。

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