さらし姿の裸男たちが激しくぶつかり合う「古川祭」(国指定重要無形民俗文化財)の「起(おこ)し太鼓」が19日夜、岐阜県飛騨市古川町で2年ぶりにあった. 昨年は東日本大震災の影響で中止された. 飛騨古川の人たちは、起し太鼓で遅い春の訪れを実感する. 販売店 午後9時半ごろ、やぐら上の直径約80センチの大太鼓に背中合わせでまたがった太鼓打ちが、威勢良くばちを振り下ろして市中心部の「まつり広場」を出発. sandgardgranter 約4~5メートルの棒に小太鼓を結わえた「付け太鼓」を担いだ若者らが次々にやぐらに突進して激しくもみ合い、待ちわびた祭りにエネルギーを爆発させていた. 古川祭は20日もあり、屋台曳(ひ)き揃(そろ)えやからくり奉納などが予定されている.